2018年10月12日 (金)

Hilary Hahn plays Bach: Violin Sonatas Nos. 1 & 2; Partita No. 1

Hahn

Hilary Hahn plays Bach: Violin Sonatas Nos. 1 & 2; Partita No. 1
2012 / 2017年録音


私の評価は、星1つ。良いところがないから。ごめんな。Stars1

グレン・グールドの《ゴルトベルク》再録音の場合とは違って、ヒラリー・ハーンの《無伴奏》再録音の場合は、旧盤が良くてこの新盤はダメ(!)。グールドの《ゴルトベルク》旧盤はアクロバティックなだけでなく各変奏曲の「性格」を伝えていた…新盤はその延長線上にあった。ハーンの《無伴奏》新盤にはそれがない。嘘だと思うなら、旧盤のパルティータ3、2番と新盤のパルティータ1番を聴き比べてみれば良い。旧盤のパルティータ3、2番は、たとえ未完成で若くても、自然体であり、しつこい表現だが…雲一つない紺碧の空にくっきり見える稜線のように《鮮やかさ過ぎる鮮やかさを持って》…と言っては言葉が変だが…要するに明る過ぎるぐらい明るく迷いなく天真爛漫に貪欲に雄弁にストレートに流れていたではないか(←言い過ぎか)。繰り返すが16才のハーンはまだ未完成だったかも知れない…が、旧盤のパフォーマンスはおおらかで屈託がなく、肩に力が入ってなく、組曲とソナタの中で各楽章(舞曲、緩急)が生きていた。旧盤パルティータ2番の(シャコンヌを含む)遅めのテンポは、物悲しささえ感じさせた。それに対し、新盤は、全曲に渡って「いまどこ弾いてるの?」と思わせられる。なぜなら、上に書いた各楽章(舞曲、緩急)の特徴が印象的でない…キレがない…しつこい…うるさい…重い…肩に力が入り過ぎ…ソナタ2番のアンダンテは技巧的には超正確だが私はのめり込めない…そう…全曲うるさく、しつこい…要するに単調で退屈…彼女の衰えか?…彼女はこれからどこへ行くのだろう?

2018年10月 9日 (火)

(C) Apple Music で試聴/4つの幻想曲〜ベートーヴェン(月光ソナタ)、ショパン、シューマン、スクリャービン/アンナ・フェドロヴァ、および、『ミラーズ〜オペラ・アリア集』/エルザ・ドライジグ、ミカエル・ショーンヴァント&モンペリエ国立管弦楽団

Schumann_anna_fedorova
(C) Apple Music 検索キーワード:Schumann Anna Fedorova

痛い。買わない。

【収録情報】
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番(幻想曲風ソナタ)嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
● ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
● シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
● スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番(幻想ソナタ)嬰ト短調 Op.19

 アンナ・フェドロヴァ(ピアノ)

(HMV.co.jp より)





Elsa_dreisig
(C) Apple Music 検索キーワード:Elsa Dreisig

または

https://itunes.apple.com/us/album/miroirs/1431888369

お上品だが、圧倒的ではないので、買わない。ただし《サロメ》は上手い。

【収録情報】
1. グノー:歌劇『ファウスト』より「何と美しいこの姿(宝石の歌)」
2. マスネ:歌劇『タイス』より「ああ、やっと一人になれた」
3. プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「柔らかなレースに包まれて」
4. マスネ:歌劇『マノン』より「さようなら、私たちの小さなテーブル」
5. シュタイベルト:歌劇『ロメオとジュリエット』より「もはや自然の法則などかまうものですか」
6. グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「冷たい不安が血管を流れて」
7. ロッシーニ:歌劇『セヴィリャの理髪師』より「今の歌声は」
8. モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「愛の神よ」
9. マスネ:歌劇『エロディアード』より「彼は優しい人」
10. R.シュトラウス:『サロメ』より「ああ、お前はこの口に 接吻をさせなかった」(フランス語歌唱)

エルザ・ドライジグ(ソプラノ)
モンペリエ・オクシタニー・ピレネー=メディテラネ国立管弦楽団
ミカエル・ショーンヴァント(指揮)

録音時期:2018年4月16-21日
録音場所:モンペリエ、ル・コルム
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2018年10月 6日 (土)

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61/シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47/庄司紗矢香/サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団/ユーリ・テミルカーノフ

Shoji


【収録情報】
1. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(カデンツァ:庄司紗矢香)
2. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47

庄司紗矢香(ヴァイオリン)
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)

録音時期:2017年10月
録音場所:サンクト・ペテルブルク
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション:1、ライヴ:2)

(以上、HMV.co.jp より)


私の評価:期待はずれ。ベートーヴェンは魅力なし。私の評価3.5:Stars3

● ベートーヴェン:Vn 協奏曲
庄司の弾く「ベートーヴェン:Vn 協奏曲/第1楽章の或る意味めまぐるしく変わる調性、すなわち転調」が、上手く行っているのかどうか…残念ながら、私には絶対音感がないから分からない。ベートーヴェン:作品61「ニ長調」はヴァイオリンが良く鳴る調名なので、彼女がそれを生かしているのか、これまた私には相対音感もないから分からない。ただし、一つ言えるのは、犬のマークのレコード屋さんの商品説明『絶大なスタミナと何事にもひるまない精神』は、裏目に出ていると思う…分かりやすく言ってこの演奏は少しうるさい。このベートーヴェンには余韻がない(第1楽章カデンツァの後など)。また、庄司の他(ほか)の演奏に聴かれる「やっぱり庄司は外さない(!)」と思わせる瞬間がない(!)。「絶大なスタミナ」というならヒラリー・ハーンが18才の時に「『普通の』スタミナ」で演奏した録音…42.195キロを『自然体』で走り抜けたヒラリー・ハーンのベートーヴェンの方が、その流れの良さ、ストレートさ、若さ(さらに言えば解釈)において勝っていると思う…ハーンの方が、ずっと分かり易い演奏だと思う。

● シベリウス:Vn 協奏曲の方が、そのユニークさ、ロマン性において、庄司には合っていると思う…庄司によるベートーヴェンよりシベリウスの方がベターな演奏。

【追記】 庄司が弾く「1729年製ストラディヴァリウス“レカミエ(Recamier)”」も特に美しくない。

2018年9月29日 (土)

(C) Apple Music にて試聴/マーラー:《大地の歌》サイモン・ラトル&バイエルン放送交響楽団、マグダレーナ・コジェナー、スチュアート・スケルトン

Mahler
(C) Apple Music 検索キーワード:Das Lied von der Erde Rattle

または

https://itunes.apple.com/jp/album/mahler-das-lied-von-der-erde-live/1421388799

==

グダレーナ・コジェナーのファンには悪いのだが、残念ながら、このアルバムにおいて、彼女が何を言いたいのか、私には分からなかった。
買わない。


【収録情報】
● マーラー:大地の歌

 マグダレーナ・コジェナー(メゾ・ソプラノ)
 スチュアート・スケルトン(テノール)
 バイエルン放送交響楽団
 サイモン・ラトル(指揮)

 録音時期:2018年1月25-27日
 録音場所:ミュンヘン、ヘルクレスザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

(HMV.co.jp より)

2018年9月16日 (日)

Mirror in Mirror Anne Akiko Meyers, violin Akira Eguchi, piano Philharmonia Orchestra Kristjan Järvi, conductor

Meyers

Mirror in Mirror
Anne Akiko Meyers, violin
Akira Eguchi, piano
Philharmonia Orchestra
Kristjan Järvi, conductor
2016/18年録音

01 Philip Glass: Metamorphosis II (1988) Arr. for Violin and Piano [7:15]
02 Arvo Pärt: Fratres (1977) [10:44]
03 Arvo Pärt: Spiegel im Spiegel (1978) [7:17]
04 Maurice Ravel: Tzigane (1924) original luthéal versin [9:46]
05 John Corigliano: Lullaby for Natalie (2010) [4:51]
06 Jakub Ciupinski: Edo Lullaby (2009) violin/electronics [6:21]
07 Jakub Ciupinski: Wreck of the Umbria (2009) [10:46]
08 Morten Lauridsen: O magnum mysterium (1994) [6:43]
Philharmonia Orchetra / Kristjan Järvi


私の評価:Stars3

このアルバムにおける「エレクトロニクス・サウンド」は要らなかったのじゃないだろうか? このアルバムは、アコースティックだけで演奏しても良かったのじゃないかな? なぜなら、アン・アキコ・マイヤースのヴィオリン演奏は灰汁が強い…それだけでも聴き応えがあるからだ…したがって「エレクトロニクス」は邪魔だろう(ヴァイオリンとエレクトロニクスのコラボ、上手いってないよ)。だが、それでも、このアルバムにおいて、彼女の魅力は生きていると思う。ただし(褒めてすぐ貶すのは私の悪い癖だが)このアルバムのさらなる欠点は、そのコンセプトが分からないこと…。繰り返すが聴き応えはある。よって、私の評価:星3.5。


【収録情報】
1. グラス:メタモルフォーシスII(1988)
2. ペルト:フラトレス(1977)
3. ペルト:鏡の中の鏡(1978)
4. ラヴェル:ツィガーヌ(1924/オリジナル・リュテアル版)
5. コリリアーノ:ナタリーのための子守歌(2010)
6. ヤクブ・チュピンスキ:エド・ララバイ(2018)(ヴァイオリン/エレクトロニクス)
7. チュピンスキ:海の底のウンブリア号(2009)(ヴァイオリン/エレクトロニクス)
8. ローリゼン:おお、大いなる神秘(1994)

アン・アキコ・マイヤース(ヴァイオリン)
江口 玲(ピアノ:1,2,3,5)
エリザベス・プリジェン(キーボード:4)
ヤクブ・チュピンスキ(リュテアル・リプロダクション:4)
クリスチャン・ヤルヴィ指揮、フィルハーモニア管弦楽団(8)

録音時期:2018年5月3日(1,2,3,5)、2016年5月31日(4,6,7)、2016年5月9日(8)
録音場所:ニューヨーク(1-7) ロンドン(8)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
世界初録音 or このバージョンによる世界初録音(1,5,6,7,8)

(HMV.co.jp より)


【追記1】
M2. アルヴォ・ペルト:ヴァイオリンとピアノのための『フラトレス』 (1977/1980) をジジョン・ワンの同曲演奏と、聴き比べてみたが、その聴き比べは、あまり面白くなかった。この作品を面白く演奏するのは難しいのかな?

【追記2】
M3. ペルト:鏡の中の鏡(1978)はピアノ・アルペジオ(3連符?)の合間に入る低音が、作品を引き締めていると思う。

2018年9月10日 (月)

(C) Apple Music にて試聴/Philip Glass: Mishima/滑川真希(ピアノ)、および、モーツァルト:『ドン・ジョヴァンニ』全曲/ネゼ=セガン&マーラー・チェンバー・オーケストラ、ダルカンジェロ、ディドナート、ヴィラゾン、ダムラウ、他、および、バラード全曲、夜想曲集/レイフ・オヴェ・アンスネス

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(C) Apple Music Philip Glass: Mishima/滑川真希(ピアノ)

グラスが手掛けた映画音楽を、作曲者と親交を持つピアニスト滑川真希が演奏。(iTunes スタッフメモ/iTunes.apple.com より)

もっと怖い音楽を期待したが…。買わない。







Don_giovanni_nezetseguin
(C) Apple Music 検索キーワード:Don Giovanni Nézet-Séguin

または

https://itunes.apple.com/gb/album/mozart-don-giovanni/540377552

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ヤニック・ネゼ=セガンは、小編成オケで、きびきび、演奏している。
表現は細かい…というか、しつこいか(?)。
迫力に欠ける。
HMV.co.jp の「商品説明」には「現在望みうる最高のキャストを揃えて贈る声の饗宴!」と書いてあるが、このアルバムの歌手陣に昔の歌手たちの個性や存在感は無いかも知れない。それに、このジャケット怖い。買わない。


【収録情報】
・モーツァルト:歌劇『ドン・ジョヴァンニ』全曲

 イルデブランド・ダルカンジェロ(バリトン:ドン・ジョヴァンニ)
 ロランド・ヴィラゾン(テノール:ドン・オッターヴィオ)
 ルカ・ピサローニ(バリトン:レポレッロ)
 ディアナ・ダムラウ(ソプラノ:ドンナ・アンナ)
 ジョイス・ディドナート(メゾ・ソプラノ:ドンナ・エルヴィラ)
 モイカ・エルトマン(ソプラノ:ツェルリーナ)
 ヴィタリー・コワリョフ(バス:騎士長)
 コンスタンティン・ヴォルフ(バス:マゼット)
 ヴォーカル・アンサンブル・ラシュタット
 マーラー・チェンバー・オーケストラ
 ヤニック・ネゼ=セガン(指揮)

 録音時期:2011年7月13-24日
 録音場所:バーデン・バーデン、祝祭劇場
 録音方式:ステレオ(デジタル)

(HMV.co.jp より)





Chopin_leif_ove_andsnes
(C) Apple Music 検索キーワード:Chopin Leif Ove Andsnes

または

https://itunes.apple.com/us/album/chopin-ballades-nocturnes/1415646677

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「バラード第1番」が、ソナタ形式で書かれていること、第1主題がイ短調に転調すること、第2主題の繰り返しに「仕掛け」があること(すなわち展開部で fff、再現部で第1主題を誘導)

バラード第4番はベートーヴェンの交響曲の第1楽章のような堂々たる形式を持っていること

アンスネスの演奏からは、上記の形式的美しさが伝わらない。すなわち、私が聴きたいのは、バラード第1、4番の形式美なのだ。
この演奏は凡庸。男性ピアニストはダメだね。買わない。


【収録情報】
ショパン:
1. バラード 第1番ト短調 Op.23
2. 夜想曲 第4番ヘ長調 Op.15-1
3. バラード 第2番へ長調 Op.38
4. 夜想曲 第13番ハ短調 Op.48-1
5. バラード 第3番変イ長調 Op.47
6. 夜想曲 第17番ホ長調 Op.61-1
7. バラード 第4番ヘ短調 Op.52

レイフ・オヴェ・アンスネス(ピアノ)

録音時期:2018年1月7-12日
録音場所:ブレーメン放送、ゼンデザール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2018年9月 2日 (日)

Alessandro Stradella: Lagrime E Sospiri / Chantal Santon Jeffery / Galilei Consort / Benjamin Chénier

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/c-apple-music-d.html の続き

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Chantal_santon_jeffery

Alessandro Stradella (1639-1682):
Lagrime E Sospiri
Chantal Santon Jeffery, soprano
Galilei Consort
Benjamin Chénier, violin & direction
2017年録音
ALPHA 297

Alessandro Stradella:
Moro per amore
01 I. Ouverture 02:22
02 II. A che tardi a morir, misero core (Eurinda) 04:06
03 III. Furie terribili (Eurinda) 02:53
04 IV. Col mio sangue comprarei… Per pietà (Eurinda) 05:28

San Giovanni Battista, G.3.3
05 I. Ouverture 01:57
06 II. Deh che più tardi… queste lagrime e sospiri (Erodiade Figlia) 06:50

Le gare dell'amore eroico
07 I. Ouverture 01:13

La forza dell’amor paterno, G.2.1/3
08 II. O morire o libertà (Antioco) 03:00
09 III. Ferma, regina, ascolta… Morirò (Antioco) 02:03
10 IV. P resto, corri ad armarti !... Non vedi che Giove (Antioco ) 01:26
11 V. La sso che feci (Antioco) 04:31

Santa Pelagia
12 I. Ouverture 03:58
13 II. Strugge l’alma (Pelagia) 05:23
14 III. Quanto mi alletta… Sono i crini aurati stami (Pelagia) 03:39

La Susanna
15 I. Ouverture 02:05
16 II. Da chi spero aita, o Cieli 07:08

Total Time: 58:05


・このアルバムは、アレッサンドロ・ストラデッラ(ウィキペディア参照のこと)作曲の6つのオペラ・オラトリオから、その序曲・アリアを収めたアルバムである。内容はよく分からないけど、これはフランチェスカ・アスプロモンテのアルバムと同様、シャンタル・サントン=ジェフリーの歌唱に聴き応えあり…。

・サントン=ジェフリーの歌唱はアスプロモンテより清楚だが、彼女の歌唱力は抜群と言っても良いかも知れない…オケも指揮も上手い…買って良かった。

・「Lagrime E Sospiri」は「涙とため息」という意味。M6 の歌詞による。←このアリアは割と有名のようだ。

【追記】 シャンタル・サントン=ジェフリーという歌手が、どういう人なのか、ネットで調べたが、分からない。

2018年8月27日 (月)

Nightfall Alice Sara Ott

【これは ASIN: B07D58Y2RV へのレビューです】

Sara_ott

Nightfall
Alice Sara Ott, piano
2018年録音

私は、ドビュッシーと、サティのことはよく分からないが、私の主観では、彼女の弾くサティが美しい。
彼女は、その美しさをラヴェルの超絶技巧曲《夜のガスパール》の第1、2曲に、上手くつなげていると思う。よって、彼女の弾く同第3曲「スカルボ」の技巧が上手いか下手かは、この際、どうでも良いと思う。
やっぱり、アリス=紗良・オットは本物だね。

・前言撤回

これは、ラヴェル(夜のガスパール)のみが悪くないようだ。私の評価:Stars4



【収録情報】
ドビュッシー:
● 夢想
● ベルガマスク組曲(前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ)

サティ:
● グノシエンヌ第1番
● ジムノペディ第1番
● グノシエンヌ第3番

ラヴェル:
● 夜のガスパール(オンディーヌ/絞首台/スカルボ)
● 亡き王女のためのパヴァーヌ

 アリス=紗良・オット(ピアノ)

 録音時期:2018年3月
 録音場所:ベルリン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2018年8月26日 (日)

Hommage à Penderecki Anne-Sophie Mutter, violin Roman Patkaló, double bass Lambert Orkis, piano London Symphony Orchestra Krzysztof Penderecki, conductor

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/post-42bd.html の続き

==

Hommage_a_penderecki

Hommage à Penderecki
Anne-Sophie Mutter, violin
Roman Patkaló, double bass
Lambert Orkis, piano
London Symphony Orchestra
Krzysztof Penderecki, conductor
1997 / 2017年録音


CD 1
1. ヴァイオリン・ソロのためのラ・フォリア(2013)(無伴奏ヴァイオリン変奏曲)は、ムターによって委嘱され、彼女に献呈された作品。2. ヴァイオリンとコントラバスのための協奏的二重奏曲(2010)は、ムター財団による委嘱、および、彼女に献呈された作品。3. ヴァイオリン・ソナタ第2番(1999)は、ムターによる委嘱、彼女に献呈された作品。

CD 2
ヴァイオリン協奏曲第2番『メタモルフォーゼン』(1992-95)彼女に献呈された作品。


このアルバムは、ペンデレツキの名曲を、アンネ=ゾフィー・ムターの「作品に忠実な演奏」で、まとめて聴くことができる。
どの演奏も、分かりやすい演奏であり、モチベーション・テンションは低くない…が、退屈する。ムターの集中力・技巧は衰えていない…が、聴き応えない。
例えば、ヴァイオリン・ソナタ第2番(1999)は、ピョントコフスカ=ノヴィツカ(ヴァイオリン)チェルヴィンスカ=シムラ(ピアノ)による演奏の方がシャープで良いではないか(←しかしこれも粗い演奏であり退屈するか?)。
ただし、CD 2 に収録されたヴァイオリン協奏曲第2番『メタモルフォーゼン』(1992-95)だけは、ムターと作曲者との共演によって…すなわち、指揮するのが上手いペンデレツキ(指揮)のサポートによって、少し聴き応えあり。


【収録情報】
CD 1
ペンデレツキ:
1. ヴァイオリン・ソロのためのラ・フォリア (2013)
2. ヴァイオリンとコントラバスのための協奏的二重奏曲 (2010)
3. ヴァイオリン・ソナタ第2番 (1999)

CD 2
4. ヴァイオリン協奏曲第2番『メタモルフォーゼン』 (1992-95)

 アンネ=ゾフィー・ムター(ヴァイオリン)
 ロマン・パトコロ(コントラバス:2)
 ランバート・オーキス(ピアノ:3)
 クシシュトフ・ペンデレツキ指揮、ロンドン交響楽団(4)

 録音:2014年1月ミュンヘン(1)、2011年4月ミュンヘン(2)、2017年1月ドイツ(3)、1997年1月ワトフォード(4)

 初録音(3)

(HMV.co.jp より)

(C) Apple Music にて試聴 『オルフェウス神話〜モンテヴェルディ、ロッシ、サルトリオ』 フィリップ・ジャルスキー、ディエゴ・ファソリス&イ・バロッキスティ、エメーケ・バラート、および、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第10番、第5番『春』/ロレンツォ・ガット/ジュリアン・リベール

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(C) Apple Music 検索キーワード:Philippe Jaroussky

または https://itunes.apple.com/us/album/la-storia-di-orfeo/1207343481

オルフェウス神話に基づく様々な作曲家の作品から。

このカウンターテナーは秀でていると思うが、私の好みの声ではなかった。買わない。


【収録情報】
1. Sartorio: Orfeo Sinfonia
2. Sartorio: Cara e amabile catena (Euridice, Orfeo)
3. Monteverdi: Vieni, Imeneo... Lasciate i monti
4. Monteverdi: Rosa del Ciel (Orfeo, Euridice)
5. Rossi: Mio ben, teco il tormento (Euridice)
6. Rossi: Che dolcezza e la certezza (Euridice, Orfeo)
7. Rossi: Deh, piu lucente (Coro)
8. Monteverdi: Vi ricorda, o boschi ombrosi (Orfeo)
9. Monteverdi: Vieni, Imeneo (Coro)
10. Rossi: M' ami tu?... Se cosi dunque Amor fa (Euridice, Orfeo)/ Deh, pieta! (Coro)
11. A l' imperio d' Amore (Euridice, Coro)
12. Sartorio: Ahime, Numi, son morta (Euridice, Orfeo)
13. Rossi: Ah, piangete! (Coro)
14. Lagrime, dove sete? (Orfeo)
15. Sartorio: E morta Euridice (Orfeo)
16. Rossi: Dormite, begl' occhi, dormite (Coro)
17. Sartorio: Orfeo tu dormi? (Euridice)
18. Sartorio: Se desti pieta (Euridice)
19. Sartorio: Risvegliati, su (Euridice, Orfeo)
20. Monteverdi: Possente spirto (Orfeo)
21. Monteverdi: Pietade oggi e Amore (Coro)
22. Sartorio: Numi, che veggio... Non ti volger (Euridice, Orfeo)
23. Sartorio: Chiuso, ahime, di Cocito... Rendetemi Euridice (Orfeo)
24. Rossi: Lasciate Averno (Orfeo)
25. Rossi: Amor vero e salda fe (Coro)

フィリップ・ジャルスキー(オルフェオ:カウンターテナー)
エメーケ・バラート(エウリディーチェ:ソプラノ)
ルガーノ・スイス・イタリア語放送合唱団
イ・バロッキスティ
ディエゴ・ファソリス(指揮)

録音時期:2016年9月
録音場所:スイス、ルガーノ、Auditorio Stelio Molo RSI
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)





Beethoven_lorenzo_gatto
(C) Apple Music 検索キーワード:Beethoven Lorenzo Gatto

または https://itunes.apple.com/jp/album/beethoven-violin-sonatas-no-1-10-5-spring/1414296859

良い演奏…なのに、私はこれを購入する気力がない。なんと、私、最近、ベートーヴェンを聴かなくなった(ただし、弦楽四重奏曲を除く)。

クラシック音楽の愛好者が、ベートーヴェンを聴かなくなったら、オシマイなのに(!) どうなってしまったのだろうか、この私(?)


【収録情報】
ベートーヴェン:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
● ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
● ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』

 ロレンツォ・ガット(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「ヨアヒム」1698年製)
 ジュリアン・リベール(ピアノ/平行弦ピアノconcert grand piano (cm017003) 2017年製)

 録音時期:2017年12月3-5日
 録音場所:ヒルフェルスュム、ファン・デ・オンループ音楽会館第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

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