2018年8月27日 (月)

Nightfall Alice Sara Ott

【これは ASIN: B07D58Y2RV へのレビューです】

Sara_ott

Nightfall
Alice Sara Ott, piano
2018年録音

私は、ドビュッシーと、サティのことはよく分からないが、私の主観では、彼女の弾くサティが美しい。
彼女は、その美しさをラヴェルの超絶技巧曲《夜のガスパール》の第1、2曲に、上手くつなげていると思う。よって、彼女の弾く同第3曲「スカルボ」の技巧が上手いか下手かは、この際、どうでも良いと思う。
やっぱり、アリス=紗良・オットは本物だね。

・前言撤回

これは、ラヴェル(夜のガスパール)のみが悪くないようだ。私の評価:Stars4



【収録情報】
ドビュッシー:
● 夢想
● ベルガマスク組曲(前奏曲/メヌエット/月の光/パスピエ)

サティ:
● グノシエンヌ第1番
● ジムノペディ第1番
● グノシエンヌ第3番

ラヴェル:
● 夜のガスパール(オンディーヌ/絞首台/スカルボ)
● 亡き王女のためのパヴァーヌ

 アリス=紗良・オット(ピアノ)

 録音時期:2018年3月
 録音場所:ベルリン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2018年8月10日 (金)

(C) Apple Music にて試聴/ドビュッシー:映像 第1集、前奏曲集、ケージ:ソナタとインターリュードより、武満 徹:遮られない休息、ピアノ・ディスタンス/シェイラ・アーノルド、および、バーンスタイン:交響曲全集/アントニオ・パッパーノ&聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団、および、ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ、11のコラール前奏曲より(ブゾーニ編)、幻想曲集/アニカ・トロイトラー

Sheila_arnold
(C) Apple Music 検索キーワード:Sheila Arnold

この人は、ユニークで上手いのだけれど、ショパンのバラードを聴くと、私の好みからすれば、微妙に外している。
コンテンポラリーは、高橋アキさんに負ける。
買わない。


【収録情報】
1. ドビュッシー:映像 第1集(全3曲)
2. 武満 徹:ピアノ・ディスタンス
3. ドビュッシー:前奏曲集第2巻より第4曲「妖精たちはあでやかな踊り子」
4. ケージ:『ソナタとインターリュード』よりソナタ8,2,6,7,5
5. 武満 徹:『遮られない休息』より第2曲「静かに、残酷な響きで」
6. ドビュッシー:前奏曲集第1巻より第1曲「デルフィの舞姫」/第2曲「帆」/第 曲「野を渡る風」
7. 武満 徹:『遮られない休息』より 第1曲「ゆっくりと悲しげに、語りかけるように」
8. ドビュッシー:前奏曲集第1巻より 第7曲「西風の見たもの」
9. ドビュッシー:前奏曲集第2巻より 第10曲「カノープ」
10. 武満 徹:『遮られない休息』より第3曲「愛の歌」
11. ケージ:『ソナタとインターリュード』より第3インターリュード
12. ドビュッシー:前奏曲集第2巻より第12曲「花火」

 シェイラ・アーノルド(ピアノ)

 録音時期:2008年10月(1)、2017年9月(2,3,5-10,12)、2018年1月(4,11)
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)





Bernstein_antonio_pappano
(C) Apple Music 検索キーワード:Bernstein Antonio Pappano

上手いのかどうか分からないけど、まあまあ熱演している。買おうかな。


【収録情報】
レナード・バーンスタイン:
1. 交響曲第1番『エレミア』
2. 交響曲第2番『不安の時代』
3. 交響曲第3番『カディッシュ』
4. プレリュード、フーガとリフ

マリー=ニコル・ルミュー(メゾ・ソプラノ:1)
ベアトリーチェ・ラナ(ピアノ:2)
ネイディーン・シエラ(ソプラノ:3)
ジョゼフィン・バーストウ(語り:3)
アレッサンドロ・カルボナーレ(クラリネット:4)
ローマ聖チェチーリア国立音楽院管弦楽団&合唱団
アントニオ・パッパーノ(指揮)

録音時期:2018年2月13-17, 20-24日
録音場所:ローマ、オーディトリウム・パルコ・デ・ラ・ムジカ
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

仕様:Casebound deluxe 装丁

(HMV.co.jp より)





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(C) Apple Music 検索キーワード:Annika Treutler

良い演奏だけど、私は、ブラームスが苦手なので、このアルバムを聴く体力がない。残念ながら買わない。


【収録情報】
● ブラームス/ブゾーニ編:『心より喜びに満ちて』〜11のコラール前奏曲 Op.122より
● ブラームス/ブゾーニ編:『装え、おお、愛する魂よ』〜11のコラール前奏曲 Op.122より
● ブラームス:ヘンデルの主題による変奏曲とフーガ Op.24
● ブラームス/ブゾーニ編:『一輪の薔薇が咲いて』〜11のコラール前奏曲 Op.122より
● ブラームス:幻想曲集 Op.116
● ブラームス/ブゾーニ編:『わが心の切なる願い』〜11のコラール前奏曲 Op.122より
● ブラームス/ブゾーニ編:『おおこの世よ、私はさらねばならない』〜11のコラール前奏曲 Op.122より

アニカ・トロイトラー(ピアノ/Steinway & Sons D-604 201)

録音時期:2017年9月15-17日
録音場所:ヴッパータール、インマヌエル教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2018年7月 5日 (木)

ドビュッシー:前奏曲集第1集/ベルガマスク組曲/ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼル

Mosell

Debussy: 12 Preludes Book I / Suite Bergamasque
Vanessa Benelli Mosell
2017年録音



私の評価:Stars4

米国アマゾンのレビューには「Probably her least satisfying release to date.(おそらく、いままで発表されたモーゼルのアルバム中、最もリスナーを満足させないアルバムだろう)」と書いてある。

私は、ドビュッシーのピアノ独奏曲が苦手・・・というより、ドビュッシーという作曲家自体が苦手。

よって「ドビュッシーのピアノ独奏曲は、どのように弾かれなければならないか」は、どうでも良い。

ヴァネッサ・ベネッリ・モーゼルは、技巧だけで、ドビュッシーを弾いている。よって、そういう演奏を嫌う人は、この商品を買わない方が良い。

ベネッリ・モーゼルは、もともと、私の好きなピアニストだし、このアルバムにおける彼女の技巧は見事なので、私はこのアルバムが、たいそう気に入った。

テンポが速い曲は、何となく、ジャズっぽく聴こえる。

このアルバムへの私の評価は、私の中では星5つなのだが、このドビュッシーを好きになれるかどうかは、リスナーの嗜好に依存すると思うので、星4つ。




ベネッリ・モーゼルは、今年、31才。彼女、痩せて妖艶になりましたね。

2018年5月30日 (水)

『クラシカル・バーブラ Classical Barbra/バーブラ・ストライサンド(1976年)』へのアマゾンJP レビューのコピー

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クラシカル・バーブラ Classical Barbra/バーブラ・ストライサンド (1976年)


【これは ASIN: B0000268DS へのレビューです】

クラシック音楽の解釈は理屈で始まり理屈に終わる。しかしポップスやジャズのアーティストは、その「嗅覚」のみで作品を解釈する。このアルバムにおけるバーブラの呼吸はまったくもって自然体。フォーレの「夢のあとで(Après un rêve)」をフォルテ(強勢)で歌うクラシックの歌手が居る。しかし、バーブラの呼吸はあえてその作品を「強烈なクレッシェンド」で歌わずに、より自然体なクレッシェンド、より自然体な呼吸で歌う。その結果、彼女はクラシック音楽の歌手が気づかなかった作品の良さを自然に表現できた。

このアルバムに収められている楽曲は、クラシック音楽の歌手たちによって幾度も歌われた。新しい歌手たちが新しい解釈でそれらを歌うのは難しいことだと思う。なぜなら、過去において、クラシック音楽のマイスターたちが、それらの楽曲を歌った・・・すなわちそれらマイスターたち(名歌手たち)の「名唱」が存在するからである。ところが、ポップスの歌手が、このアルバムに収められている楽曲を歌った例はない。

バーブラの歌唱は解釈が新しいのではなく、そもそもポップスの歌手がクラシック音楽を歌うという前例のないことにチャレンジしたことによって、繰り返すが彼女はクラシックの歌手たちが気づかなかった作品の良さを自然に表現できた・・・それは「名唱」である。クラシック音楽の愛好者である私は、彼女に敬意を表したい。なお、吉田秀和先生がこのアルバムを褒めていたと、私は記憶する。



Track listing

01. "Beau Soir" (Claude Debussy) – 2:42
02. "Brezairola - Berceuse" from 'Songs of the Auvergne' (Joseph Canteloube) – 3:47
03. "Verschwiegene Liebe" (Hugo Wolf) – 2:57
04. "Pavane (Vocalise)" (Gabriel Fauré) – 5:29
05. "Après un rêve" (Gabriel Fauré) – 3:24
06. "In trutina" from 'Carmina Burana' (Carl Orff) – 2:11
07. "Lascia ch'io pianga" from 'Rinaldo' (George Frideric Handel) – 3:37
08. "Mondnacht" (Robert Schumann) – 3:56
09. "Dank sei Dir, Herr" (Unconfirmed composer; Handel or Siegfried Ochs) – 3:42
10. "I Loved You" (Claus Ogerman) – 2:18



【参考】

Classical_barbra
(C) Apple Music 検索キーワード:Classical Barbra



【下記はおそらく国内盤】

2018年1月25日 (木)

Irina Mejoueva plays Bösendorfer

Mejoueva

Irina Mejoueva plays Bösendorfer
2017年セッション録音


私の評価:このアルバムは音響的に成功している:Stars5


【前書き】

<---引用ここから--->
ベーゼンドルファーなどのヨーロッパの名門メーカーは、ピアノをチェンバロの発展形として、音響的に残響豊かな宮廷で使用する前提でピアノを造っていた。これに対しスタインウェイは、産業革命により豊かになったアメリカ市民が利用していた、数千人を収用できる音響的に貧弱な多目的ホールでの使用を念頭においていた。そのために、今では常識となっている音響工学を設計に初めて取り入れた。結果、スタインウェイは構造にいくつか特色がある。(ウィキペディア、スタインウェイ・アンド・サンズの項より)
<---引用ここまで--->

【本文】

『ベーゼンドルファーはチェンバロの発展形(上記参照)』。筆者が思うにベーゼンドルファーは、或る意味、打楽器的ではない(!)。そして、1000人収容のコンサートホールにおいて「ベーゼンドルファー・インペリアル」で「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲《皇帝》」を弾くときなどは、ピアニストには、バックハウス並みの豪快さ、名人芸的技巧が要求されるだろう。

さて、同アルバムにて、メジューエワが弾いているのは「ベーゼンドルファー モデル 290 インペリアル(97鍵)」ではなく「ベーゼンドルファー モデル 275(1991年頃製造、92鍵)」だ。だが、後者の低音の迫力は前者に劣らぬ。されば、その音を如何に録音するか? (ベーゼンドルファーという楽器は録音が難しい楽器・・・らしい)

昔、私の知り合いの或る学者さんが(=チェンバロのエキスパートさんが)

チェンバロは、その胴体の中に、頭を突っ込んで聴くと一番良い音が聴ける

と冗談を仰ってましたが「ベーゼンドルファー」もまた《胴体の中に、頭を突っ込んで》=《オンマイクで》録音するのが良いか? はたまた、その響きをやや遠方から拾えば良いのか? 


その難題を、同アルバムは解決していると思う。すなわち:


1.同録音の「特徴」は、ベーゼンドルファーの「特徴」であるところの《こもった音》・・・その《こもった音》の《うなり》が良く録れていること。それは、楽器とマイクとの距離が適度であることを物語っていると思う。

2.他方、メジューエワの怪演・・・その怪演の際、その《こもった音》の中、彼女の打鍵がノイズなく聴ける。

上記、1.2を快く聴かせる音盤を私は他に知らない。

という訳で・・・たまにこういう演奏・録音を聴かせるメジューエワ・・・彼女からは目を離せない(!)。

「うなり」についてはウィキペディア参照のこと。

【参考】 私のオーディオ環境:TANNOY Stirling HW, LUXMAN L-560, marantz sa-11s1


【収録情報】

イリーナ・メジューエワ・プレイズ・ベーゼンドルファー〜ベートーヴェン:テンペスト、ワーグナー/リスト編:イゾルデの愛の死、ドビュッシー:沈める寺、他

● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 op.31-2『テンペスト』
● シューベルト:即興曲 変イ長調 op.142-2
● シューベルト/リスト編:連祷
● リスト:エステ荘の噴水
● ワーグナー/リスト編:イゾルデの愛の死
● ドビュッシー:沈める寺
● ラフマニノフ:プレリュード op.32-12

 イリーナ・メジューエワ(ピアノ/ベーゼンドルファー Model 275)

 録音時期:2017年4月23日
 録音場所:神奈川県、相模湖交流センター
 録音方式:ステレオ(デジタル96kHz-24Bit/セッション)

(HMV.co.jp より)

2018年1月 4日 (木)

Debussy: La mer - Dutilleux: L'Arbre des songes - Ravel: La valse (Live) Dmitry Sitkovestky (violin), Royal Concertgebouw Orchestra, Mariss Jansons

Jansons

Debussy: La mer
Dutilleux: L'Arbre des songes
Ravel: La valse
Dmitry Sitkovestky, violin
Royal Concertgebouw Orchestra
Mariss Jansons
2007年ライブ録音


私の評価:Stars2


【収録情報】

1. ドビュッシー:交響詩『海』
2. デュティユー:ヴァイオリン協奏曲『夢の樹』
3. ラヴェル:ラ・ヴァルス

ドミトリー・シトコヴェツキー(ヴァイオリン, 2)
ロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団
マリス・ヤンソンス(指揮)
録音時期:2007年2月1、2、4日(1, 3 ライブ録音)、2007年6月7、8日(2 ライヴ録音)
録音場所:アムステルダム、コンセルトへボウ

私は、マリス・ヤンソンスという指揮者を好きではない。←人畜無害の指揮をするオジサンだと思っているから。

同商品も手放そうかと思って聴いてみたら、1 は普通の名演。
2 は何を言いたいのか分からない。
3 は怪演。

【結論】 お目当のデュティユーは良くなかったが、ラ・ヴァルスが良かったので、これを手放すのをやめた。

2017年12月23日 (土)

Debussy & Szymanowski Cathy Krier

Krier

Debussy & Szymanowski
Cathy Krier
2016年録音
(P) & (C) 2017 Avi-Service for music

Tracklisting

Claude Debussy (1862-19018) :

Images Book I L. 110 (1904/05)
01 I. Reflets dans l’eau 05:43
02 II. Hommage à Rameau 07:00
03 III. Mouvement 03:25

Images Book II L. 111 (1907)
04 I. Cloches à travers les feuilles 04:02
05 II. Et la lune descend sur le temple qui fût 05:20
06 III. Poissons d’or 03:30

07 Masques L. 105 (1890) 04:39

Karol Szymanowski (1882-1937)

Masques Op. 34 (1915)
08 I. Shéhérazade 10:21
09 II. Tantris le Bouffon 05:53
10 III. Sérénade de Don Juan 05:48

Total Time 55:33


【収録情報】
● ドビュッシー:映像 第1集(水に映る影/ラモー賛歌/動き)
● ドビュッシー:映像 第2集(葉ずえを渡る鐘/荒れた寺にかかる月/金色の魚)
● ドビュッシー:仮面
● シマノフスキ:マスク(仮面劇) Op.34(シェエラザード/道化のタントリス/ドン・ファンのセレナード)

 キャシー・クリエ(ピアノ)

 録音時期:2016年11月
 録音場所:フィルハーモニー・ルクセンブルク、室内楽ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)


私の評価:才女キャシー・クリエの失敗作。期待はずれ:Stars1


残念ながら全体的に音がこもっている。
このアルバムの演奏は技巧的には申し分ない。

・第1曲「水に映る影」
最初は比較的リラックスして始まりジャズで言えばキース・ジャレットを思わせ、中間部は動的にオスカー・ピーターソンを思わせる。

・第7曲「仮面」
ドビュッシーにしては激しい。

その他の曲に特筆すべきものはない。
このアルバムは退屈する。
キャシー・クリエは、ドビュッシーの音楽を捕らえきっていないのか。ベールがかかったような演奏をしている。コンセプトが見えない。そして、このアルバムは彼女の過去3つアルバムに比して奇抜さが足りない。面白くない。大いに期待はずれ。

2016年4月 8日 (金)

1917: Works for Violin and Piano Debussy, Respighi, Sibelius, Elgar Tamsin Waley-Cohen, violin Huw Watkins, piano

Waleycohen

1917: Works for Violin and Piano
Debussy, Respighi, Sibelius, Elgar
Tamsin Waley-Cohen, violin
Huw Watkins, piano
2013年録音

www.signumrecords.com ←クリックすると「Signum Records」のオフィシャルホームページに飛びます。

--

【収録情報】
・ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調 L.140
・レスピーギ:ヴァイオリン・ソナタ ロ短調 P.110
・シベリウス:5つの小品 Op.81
・エルガー:ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 Op.82

 タムシン・ウェーリー=コーエン(ヴァイオリン)
 ヒュー・ワトキンス(ピアノ)

 録音時期:2013年11月25-27日
 録音場所:イギリス、ブリストル、ブランドン・ヒル、セント・ジョージ教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

--

1917年前後に書かれた作品集。

私は、多くのヴァイオリニストの演奏を、CD, SACD で聴いたが、「演奏者による解釈や表現」ではなく「演奏者が弾くヴァイオリンの音そのもの」に酔わされた記憶は、あまりない。SOLI Works for Solo Violin by Bartók, Penderecki, Benjamin, Carter and Kurtág Tamsin Waley-Cohenで、書いた通り、タムシン・ウェーリー=コーエンが弾く、1721年製のストラディヴァリウス「ex-Fenyves」は美しい。
私は、ストラディヴァリウスという楽器を生演奏で聴いたことない(アンネ=ゾフィー・ムターのストラディヴァリを聴くために、彼女の演奏会に行こうとしたら、東日本大震災のために中止になった・・・ちなみに、私は、アルゲリッチが弾くスタインウェイを聴いたことあるが、演奏は超名演だったが、「音」は大したことなかったと記憶している)。

この2枚組(トータル85分11秒)には、「私が嫌いな作曲家、あるいは、どうでもいい作曲家たち」の作品が収められてある:すなわち、ドビュッシー、レスピーギ、シベリウス、エルガー。したがって、それらの作曲家の作品に対するコーエンの解釈のうまさを、客観的にも主観的にも、私は、レビューできない・・・が、しつこいが、いま、コーエンが弾く1721年製のストラディヴァリウス「ex-Fenyves」を聴きながら、この文章を書いていると、私は、彼女の指使い(fingering)とボーイング(bowing)に酔わされる。
そして、ヒュー・ワトキンス(ピアノ)は、うまいと思う。

【Apple Music】 検索キーワード:Tamsin Waley-Cohen

【注意】 この商品は、アマゾンJPで、価格が高くなったり安くなったりしている(2千5百円台〜3千円台)ので、安い時に買いましょう!

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