2018年5月15日 (火)

プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より10の小品/ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』/松田華音

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/post-bd25.html に続く。

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Matsuda

プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より10の小品
ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
松田華音(ピアノ)
2017年録音


・プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より10の小品
よく知らない作品なので、ノーコメント。

・ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
最初は、平板な演奏に聞こえたが、松田華音さん(まつだ かのん。1996年生まれ)は、秀でた技巧を聴かせるし、没個性ではない。

彼女は、組曲『展覧会の絵』(すなわち多様な性格を持つ難曲の集合体)から特異なイメージをリファインし、各楽曲のイメージ・解釈をリスナーの想像力にゆだねる。

全曲を通して浮ついた譜読みとは真逆の演奏。過度なデフォルメがない。そして、彼女は若い体力を生かし、ある意味、全力疾走する。

だが、彼女は、音楽の流れを、澄んだ技巧をもって、淀むことなくストレートに、かつ、明快・明晰にたどり、そして「キエフの大門」の力強いクライマクス(轟音)に至る・・・ちょっと褒め過ぎか?

私の嗜好では「サミュエル・ゴールデンベルクとシュミュイレ」「カタコンブ」は重苦しさが足りず・・・「死者と共に死者の言葉を以て」は静謐が足りない・・・。よって、私の評価は星4.5。

それにしても、最近、『展覧会の絵/ラヴェル編曲』より『展覧会の絵/ピアノ版』の録音が多いような気がする。


【収録情報】
● プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より10の小品 op.75
● ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』

松田華音(ピアノ)

録音時期:2017年2月22-24日
録音場所:長野県、軽井沢大賀ホール

(HMV.co.jp より)

2018年5月 9日 (水)

(C) Apple Music 「ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、R. シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ/小林美樹」および「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、ワックスマン:カルメン幻想曲/服部百音」および「ムソルグスキー:展覧会の絵、プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より10の小品/松田華音」

Kobayashi
(C) Apple Music 検索キーワード:小林美樹

この人も上手い。でも、節約しなければならないので、いまは、買わない。


【収録情報】
・ブルッフ:ヴァイオリン協奏曲第1番ト短調 op.26
小林美樹(ヴァイオリン)
東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
宮本文昭(指揮)

録音時期:2012年5月26日
録音場所:東京、ティアラこうとう
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)

・R.シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調 op.18
小林美樹(ヴァイオリン)
松本和将(ピアノ)

録音時期:2012年12月12-13日
録音場所:東京、稲城iプラザ
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

SACD Hybrid
2ch HQ (CD STEREO/ SACD STEREO)

(HMV.co.jp より)





Hattori
(C) Apple Music 検索キーワード:服部百音

この人も上手いね。


【収録情報】
● ワックスマン:カルメン幻想曲
● ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番イ短調 op.77

服部百音(ヴァイオリン)
ベルリン・ドイツ交響楽団
アラン・ブリバエフ(指揮)

録音時期:2016年5月31日〜6月2日
録音場所:ベルリン、テルデックス・スタジオ

(HMV.co.jp より)





Matsuda
(C) Apple Music 検索キーワード:松田華音

最初は、平板な演奏に聞こえたが、むしろそれが気に入った。上手いと思う。


【収録情報】
● プロコフィエフ:『ロメオとジュリエット』より10の小品 op.75
● ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』

松田華音(ピアノ)

録音時期:2017年2月22-24日
録音場所:長野県、軽井沢大賀ホール

(HMV.co.jp より)

2018年5月 2日 (水)

プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第2番/アレクサンドラ・コヌノヴァ、ミヒャエル・リフィッツ

Conunova

Prokofiev
Violin Sonata Nos.1, 2
Alexandra Conunova, violin
Michail Lifits, piano
2017年録音
apartemusic.com


アレクサンドラ・コヌノヴァの演奏は、最初、スタンドプレイに聴こえたが、よく聴くと抑制されている(最後には温かささえ感じさせる)。第1ソナタの第2、4楽章はピアニストとの掛け合いが、あたかもジャズのインタープレイのようだ。同第4楽章のフーガは若干弱いが「傷」ではない。

私は、プロコフィエフの「ヴァイオリンソナタ第1、2番」の良い演奏は、(ネット上で聴いた)オイストラフ盤以外に出会ったことはない。クレーメル&アルゲリッチ盤も良くなかった。しかし、アレクサンドラ・コヌノヴァ&ミヒャエル・リフィッツのプロコフィエフは私にとって大ヒットである。よく歌い、よくはじけている。動と静のバランスがよい。

大音量で聴いても全然疲れない。

1735年サント=セラフィン製、ヴェネツィアを弾いている。


Sergei Prokofiev (1891-1953)

Sonata for Violin and Piano no.1 in F minor, op.80
Sonate pour violon et piano no 1 en fa mineur, op. 80
1. Andante
2. Allegro brusco
3. Andante
4. Allegrissimo

Sonata for Violin and Piano no.2 in D major, op.94a
Sonate pour violon et piano no 2 en ré majeur, op. 94a
5. Andantino
6. Scherzo : Allegro
7. Andante
8. Allegro con brio

Total : 51’23


【収録情報】
プロコフィエフ:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 op.80
● ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 op.94a

 アレクサンドラ・コヌノヴァ(ヴァイオリン/1735年サント=セラフィン製、ヴェネツィア)
 ミヒャエル・リフィッツ(ピアノ)

 録音時期:2017年3月15-18日
 録音場所:ドイツ、ブレーメン
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)


【譜例】

Prokofiev_vn_sonata_1_1_9
プロコフィエフ:ヴァイオリン・ソナタ 第1番 へ短調 作品80 第4楽章の終わり(midi

2018年4月30日 (月)

(C) Apple Music リスト:ピアノ協奏曲第1番、第2番、死の舞踏/ベアトリス・ベリュ、ジュリアン・マスモンデ&チェコ・ナショナル交響楽団、および、プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第4番、トッカータ、10の小品、ラヴェル:クープランの墓/ナターリア・ミルステイン

Beatrice_berrut
(C) Apple Music 検索キーワード:Beatrice Berrut

(下記と同じく)これまた、私の苦手なリストの「ピアノ協奏曲」なので、上手いのかどうか分からないが、ちょっと試聴したところ、これは独奏も指揮も大味だと思った。
買わない。Apple Music で聴けば十分。


【収録情報】
リスト:
● 死の舞踏 S.126
● ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 S.124
● ピアノ協奏曲第2番イ長調 S.125

 ベアトリス・ベリュ(ピアノ)
 チェコ・ナショナル交響楽団
 ジュリアン・マスモンデ(指揮)

 録音時期:2017年12月12-15日
 録音場所:プラハ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)



Nathalia_milstein
(C) Apple Music 検索キーワード:Nathalia Milstein

私の苦手なプロコフィエフとラヴェルの作品集なので、上手いのかどうかは分からないが、心惹かれる演奏である。入手しても損はしないと思われるが、いかんせん、アマゾンJP では値段が高い(¥3,131 / 2018年4月29日現在)


【収録情報】
● プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第4番ハ短調 Op.29 (1917)
● プロコフィエフ:10の小品 Op.12 (1906-13)
● プロコフィエフ:トッカータ Op.11 (1916)
● ラヴェル:クープランの墓 (1914-7)

 ナターリア・ミルステイン(ピアノ)

 録音時期:2016年9月1-3日
 録音場所:ハノーファー、ベートーヴェン・ザール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)


2018年2月24日 (土)

Visions of Prokofiev Lisa Batiashvili Chamber Orchestra of Europe Yannick Nézet-Séguin

Batiashvili

Visions of Prokofiev
Lisa Batiashvili, violin
Chamber Orchestra of Europe
Yannick Nézet-Séguin, conductor
2017年録音

私はバティアシュヴィリというヴァイオリニスト(グルジア出身)を特に好きではない。彼女のヴァイオリンの音が細めだからだ。だがこのプロコフィエフは気に入った。彼女の(タッチにおける)細かい「左手指の滑り」やアクセントや技巧、(解釈における)テンポ・音色の変化、リズム感、適切なデュナーミクは私の感覚をピクッとさせる。鮮やかと言うより精緻(←オケも含めて)。繰り返すがこのアルバムは音のディテールがよく聞こえる。ヤニク・ネゼ=セガンの指揮が上手いからか...。

バティアシュヴィリのプロコフィエフは若干大胆ではあるが流れが良い。ある意味、雄弁に作品の個性・歌・ある種の民族性を現す。このアルバムはこれまで私が聴いたプロコフィエフの中ではベストかも知れない(ただしヴェンゲーロフ&ロストロポーヴィチ盤を除く)。

私は、いつも「第2協奏曲の第3楽章(←この楽章は繰り返しが多くしつこい)」に退屈する。しかしバティアシュヴィリの同第3楽章は面白いと思った。若干グロテスクな同第3楽章に対するバティアシュヴィリの解釈は個性的で濃厚ではあるが、他のヴァイオリニストの演奏より短く聞こえた。ということは、ある意味、彼女の同第3楽章への微妙でユニークなアプローチは、他のヴァイオリニストより、もしかしたらあっさりしているのかも知れない。なぜなら、彼女の同第3楽章は、そろそろ退屈して来たら終わる。
このアルバムは幻(Visions)であると同時に、私には精緻で明快な音の遊戯に聞こえた。
録音は良いと思う。

【私のオーディオ環境】TANNOY Stirling HW, LUXMAN L-560, marantz sa-7s1


【収録情報】
プロコフィエフ:
1. 騎士たちの踊り(『ロメオとジュリエット』から)
2. ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 op.19
3. グラン・ワルツ(『シンデレラ』から)
4. ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 op.63
5. 行進曲(『3つのオレンジへの恋』から)
 ヴァイオリンとオーケストラのための編曲:タマーシュ・バティアシュヴィリ(1,3,5)

 リサ・バティアシュヴィリ(ヴァイオリン)
 ヨーロッパ室内管弦楽団
 ヤニク・ネゼ=セガン(指揮)

 録音時期:2015年7月(2)、2017年2月(1,3,4,5)
 録音場所:バーデン=バーデン(2)、トゥールーズ(1,3,4,5)
 録音方式:ステレオ(デジタル)

(HMV.co.jp より)

2018年2月 8日 (木)

(C) Apple Music プロコフィエフ:ヴァイオリン協奏曲第1番、第2番 リサ・バティアシュヴィリ、ヤニク・ネゼ=セガン&ヨーロッパ室内管弦楽団

Batiashvili_2

Batiashvili

同商品「iTunes スタッフメモ」の拡大画像

(C) Apple Music 検索キーワード:Batiashvili

これは買いだな。

【収録情報】
プロコフィエフ:
1. 騎士たちの踊り(『ロメオとジュリエット』から)
2. ヴァイオリン協奏曲第1番ニ長調 op.19
3. グラン・ワルツ(『シンデレラ』から)
4. ヴァイオリン協奏曲第2番ト短調 op.63
5. 行進曲(『3つのオレンジへの恋』から)
 ヴァイオリンとオーケストラのための編曲:タマーシュ・バティアシュヴィリ(1,3,5)

 リサ・バティアシュヴィリ(ヴァイオリン)
 ヨーロッパ室内管弦楽団
 ヤニク・ネゼ=セガン(指揮)

 録音時期:2015年7月(2)、2017年2月(1,3,4,5)
 録音場所:バーデン=バーデン(2)、トゥールーズ(1,3,4,5)
 録音方式:ステレオ(デジタル)

(HMV.co.jp へのリンク)

2017年10月27日 (金)

Prokofiev: Violin Sonatas Franziska Pietsch Detlev Eisinger

Prokofiev

Prokofiev: Violin Sonatas
Franziska Pietsch
Detlev Eisinger
2015年録音

やはり、オイストラフの演奏に匹敵するものは、なかなか、見つからない。
クレーメル&アルゲリッチ盤でさえ、表現に物足りなさを感じる。


【収録情報】
プロコフィエフ:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80 [29:24]
● ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94b [25:11]
● 5つのメロディ Op.35b [14:03]

 フランチスカ・ピーチ(ヴァイオリン/1751年製テストーレ)
 デトレフ・アイシンガー(ピアノ/シュタイングレーバー)

 録音時期:2015年11月23-25日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2017年10月 3日 (火)

(C) Apple Music でオイストラフの名演「プロコフィエフ:ソナタ1番」が聞ける

Oistrakh
(C) Apple Music

検索キーワード:Prokofiev Sonata No.1 Oistrakh

2017年9月18日 (月)

(C) Apple Music Prokofiev: Works for Violin & Piano Franziska Pietsch (violin), Detlev Eisinger (piano)

Franziska_pietsch
(C) Apple Music 検索キーワード:Franziska Pietsch

注文してしまった(汗;;)。

ドイツ出身のヴァイオリニスト、フランチスカ・ピーチ。
(C) Apple Music で聴く限り、正直言って、この人は上手いのかどうか分からない。
夜の歌を聴かせるかと思うと、昼の光に照らされた技巧を聞かせる・・・。
しかし少なくとも、彼女の演奏には、プロコフィエフ的でないと、言われたくないというモチベーションを感じる。


【収録情報】
プロコフィエフ:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ヘ短調 Op.80 [29:24]
● ヴァイオリン・ソナタ第2番ニ長調 Op.94b [25:11]
● 5つのメロディ Op.35b [14:03]

 フランチスカ・ピーチ(ヴァイオリン/1751年製テストーレ)
 デトレフ・アイシンガー(ピアノ/シュタイングレーバー)

 録音時期:2015年11月23-25日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2017年1月22日 (日)

Rachmaninov & Prokofiev: Cello Sonatas with two smaller pieces by Tchaikovsky, Nina Kotova Fabio Bidini

Kotova

Rachmaninov & Prokofiev: Cello Sonatas
Nina Kotova, cello
Fabio Bidini, piano
2014年録音
WARNER CLASSICS

Sergei Rachmaninov (1873-1943)
Sonata for cello and piano in G minor, Op. 19 [34:56]
1 Lento - Allegro moderato [12:29]
2 Allegro scherzando [6:26]
3 Andante [5:36]
4 Allegro mosso [10:24]

Sergei Prokofiev (1891-1953)
Sonata for cello and piano in C Major, Op. 119 [23:37]
5 Andante grave [11:06]
6 Moderato [4:38]
7 Allegro, ma non troppo [7:52]

Pyotr Ilyich Tchaikovsky (1840-1893)
8 Romance (No.5: Andante cantabile from 6 pieces, Op. 51) [5:21]
9 Meditation (No.5 from 18 pieces, Op. 72) [3:57]

Total Timing: 67:52


【収録情報】
● ラフマニノフ:チェロ・ソナタ ト短調 Op.19
● プロコフィエフ:チェロ・ソナタ ハ長調 Op.119
● チャイコフスキー:ロマンス Op.51-5
● チャイコフスキー:瞑想曲Op.72-5,

 ニーナ・コトワ(チェロ)
 ファビオ・ビディーニ(ピアノ)

 録音時期:2014年12月
 録音場所:ダラス、カルース・ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)


ニーナ・コトワ、大作(ラフマニノフ:チェロ・ソナタ)、傑作(プロコフィエフ:チェロ・ソナタ)に挑む。

私の評価:Stars4


私は、ラフマニノフ、プロコフィエフ、この2人の作曲家は苦手。だから、下記レビューは、引用部分を除いては、あまり参考にならないと思う。しかしながら、私は、ニーナ・コトワのこのアルバムを気に入りました。なぜなら、コトワというチェリストは(主観的で抽象的表現だが)リスナーに向いて演奏している(=リスナーにやさしい。フレンドリー)と感じるからです。彼女の演奏はソフトなのが良い。


楽曲についての大まかな説明は、ウィキペディアが参考になる。「ウィキペディア英語版(Cello Sonata (Rachmaninoff)より)」。それによると「ラフマニノフは(この作品19を)チェロ・ソナタと呼ぶのを嫌った。なぜなら、彼はこの作品においてチェロとピアノは対等であると思ったからである。Rachmaninoff disliked calling it a cello sonata because he thought the two instruments were equal.」また、同ページに「多くの主題は、ピアノにより開始され、それらは、チェロ・パートによって装飾・拡張される。Most of the themes are introduced by the piano, while they are embellished and expanded in the cello's part.」とある。

ピアノ・パートの重要性については、プロコフィエフのチェロ・ソナタについても同じことが言えると思う。なにしろ、プロコフィエフのチェロ・ソナタは、ロストロポーヴィチとスヴャトスラフ・リヒテルによる初演だからである(ウィキペディア日本語版(チェロソナタ (プロコフィエフ))より)

ただし、それぞれの作品(ラフマニノフとプロコフィエフのチェロ・ソナタ)の形式についての説明は、英語のリーフレット(輸入盤)にも書いてないようだ・・・どこかに書いてないかな・・・と思いつつ、グーグルで検索してみたら、下記ページを発見しました(←これは非常に参考になります)(←そして、当該ブログ開設者様へ、リンク快諾、有難うございます)。

eflatのチェロ講座/20世紀ロシア3大チェロソナタリサイタル楽曲解説(2012年11月9日)

上記ページによると「(ラフマニノフのチェロ・ソナタは)全楽章をとおして、厳格なソナタの形式を踏まえ、最後(第4楽章)もそれを踏襲している」「(プロコフィエフのチェロ・ソナタ、第1楽章の)一見、気まぐれに見えるこの楽章は、変則的なソナタ形式とみなすことができます」とのこと。

ラフマニノフのチェロ・ソナタもプロコフィエフのそれも、形式的にソナタ形式を踏襲しているということだが、それらは、ユニークにして難解なので、正直言って私には、それらのソナタ形式をつかめない(汗;;。

コトワのラフマニノフをアリサ・ウェイラーズテイン(ワイラースタイン)盤と比較すると、ウェイラーズテイン盤の方が、コトワのそれより力強くメリハリあり輪郭がはっきりしているので、前者の演奏の方が「聴き応えある」と思う人も多いと思う。

「コトワ盤」は、ビディーニのピアノ伴奏の音量が大きい。が、それは、ビディーニが、コトワを、よくサポートしているのか、それとも、よくサポートしていないのか・・・意見が分かれると思う。上記ラフマニノフのチェロ・ソナタも、プロコフィエフのそれもピアノ伴奏が重要だが、このビディーニの伴奏は、全曲の楽想の中で、適宜、控えめに弾いたり、または、エキサイトして弾いたりしていると思う。ただし、この2人のアンサンブルは、絶妙とまでは言えないと思う。


【最後に】

とは言え、コトワのラフマニノフは、第4楽章「アレグロ・モッソ」が鮮やか。コトワのプロコフィエフは、第1楽章の技巧が気持ち良い(9分40秒〜)。

 
 
Kotova
(C) Apple Music

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