SACD の利点
「ヒューイットの平均律新盤」で書いたように、当該CDや、ディナースタインのゴルトベルク第29変奏で、私のSACDプレーヤはノイズを拾う。そのノイズは同じ性質のものであり、原因は音盤にあると思う。同様のノイズは、バーンスタインのマーラー全集旧盤輸入盤(NYP)でも聞かれた。
ようやく気がついたことは、SACD盤では、その手のノイズにお目にかかったことはないということ。そしていま、SACD の利点はそこにあると感じる。
ちなみに、私の環境では、SACD Hybrid 盤を「marantz sa - 11s1」および「sa - 7s1」の「SACDモード」と「CDモード」とで聴き比べた場合、その差異を私は認識できない(ヘッドフォンアンプ 東京サウンド Valve X SE、AKG K-501)。その理由は、私の耳が悪いためなのか、環境のせいなのか、わからないが、論理的に言って、もし、SACD Hybrid 盤の「SACDモード」と「CDモード」の音質に差異がないと前提すれば、SACD盤を、SACD プレーヤで聴く利点はなにかと考えた時、その利点は、さしあたって上記ノイズがない音を聴けることだと思う。
繰り返すが、SACD 層には、固有の音質の優秀性が存在するなら、SACD Hybrid 盤において「SACDモード」と「CDモード」の差異が明らかなはず。ところが、私にはそれが分からない。もともと、SACD Hybrid 盤に記録されている音は、録音自体が優秀なのではないかと思う(original DSD Recording)。そして、その音盤を、SACDプレーヤではない(普通の)CDプレーヤで聴いたとしても、その音は(余程耳が良い人でないとわからないほど)SACDプレーヤ再生音並に良いのではないかと思う。
よって、ノイズの有無が、SACD の利点。
【まとめ】
下記2点を前提すれば、
1. SACD Hybrid 盤を「SACDモード」と「CDモード」で聴き比べて差異がない。
2. SACD Hybrid 盤を、SACDプレーヤの「CDモード」で聴くことと(普通の)CDプレーヤで聴くのは同じことである。
下記のことが言えると思う。
「SACD Hybrid 盤をSACDプレーヤで聴く利点」は無し。(つまり、SACD Hybrid 盤は普通のCDプレーヤで聴いても音質は劣らない。ただし、5.1チャンネルについてはノーコメント)
【追記】
SACD 盤に「ヒューイットの平均律新盤」のようなノイズが発生するものがあれば、話は別だが....。
そういう音盤を発見したときはまた報告します。
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