2018年11月13日 (火)

(C) Apple Music で節約 ティル・フェルナー〜イン・コンサート/ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番、リスト:『巡礼の年』第1年『スイス』

Beethoven_till_fellner
(C) Apple Music 検索キーワード:Beethoven Till Fellner

または

https://itunes.apple.com/jp/album/in-concert-live/1436307863


↑何を言いたいのか分からない。買わない。


【収録情報】
1. リスト:巡礼の年 第1年『スイス』
 ウィリアム・テルの聖堂
 ヴァレンシュタットの湖で
 パストラール
 泉のほとりで
 嵐
 オーベルマンの谷
 牧歌
 郷愁
 ジュネーヴの鐘

2. ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111

 ティル・フェルナー(ピアノ)

 録音時期:2002年7月10日(1) 2010年10月9日(2)
 録音場所:ウィーン、ムジークフェラインザール(1) アメリカ、バーモント州ミドルバリー、マハーニー・センター・フォー・ジ・アーツ(2)
 録音場所:ステレオ(デジタル/ライヴ)

(HMV.co.jp より)

2018年10月 9日 (火)

(C) Apple Music にて試聴/4つの幻想曲〜ベートーヴェン(月光ソナタ)、ショパン、シューマン、スクリャービン/アンナ・フェドロヴァ、および、『ミラーズ〜オペラ・アリア集』/エルザ・ドライジグ、ミカエル・ショーンヴァント&モンペリエ国立管弦楽団

Schumann_anna_fedorova
(C) Apple Music 検索キーワード:Schumann Anna Fedorova

痛い。買わない。

【収録情報】
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番(幻想曲風ソナタ)嬰ハ短調 Op.27-2『月光』
● ショパン:幻想曲 ヘ短調 Op.49
● シューマン:幻想曲 ハ長調 Op.17
● スクリャービン:ピアノ・ソナタ第2番(幻想ソナタ)嬰ト短調 Op.19

 アンナ・フェドロヴァ(ピアノ)

(HMV.co.jp より)





Elsa_dreisig
(C) Apple Music 検索キーワード:Elsa Dreisig

または

https://itunes.apple.com/us/album/miroirs/1431888369

お上品だが、圧倒的ではないので、買わない。ただし《サロメ》は上手い。

【収録情報】
1. グノー:歌劇『ファウスト』より「何と美しいこの姿(宝石の歌)」
2. マスネ:歌劇『タイス』より「ああ、やっと一人になれた」
3. プッチーニ:歌劇『マノン・レスコー』より「柔らかなレースに包まれて」
4. マスネ:歌劇『マノン』より「さようなら、私たちの小さなテーブル」
5. シュタイベルト:歌劇『ロメオとジュリエット』より「もはや自然の法則などかまうものですか」
6. グノー:歌劇『ロメオとジュリエット』より「冷たい不安が血管を流れて」
7. ロッシーニ:歌劇『セヴィリャの理髪師』より「今の歌声は」
8. モーツァルト:歌劇『フィガロの結婚』より「愛の神よ」
9. マスネ:歌劇『エロディアード』より「彼は優しい人」
10. R.シュトラウス:『サロメ』より「ああ、お前はこの口に 接吻をさせなかった」(フランス語歌唱)

エルザ・ドライジグ(ソプラノ)
モンペリエ・オクシタニー・ピレネー=メディテラネ国立管弦楽団
ミカエル・ショーンヴァント(指揮)

録音時期:2018年4月16-21日
録音場所:モンペリエ、ル・コルム
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2018年10月 6日 (土)

ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61/シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47/庄司紗矢香/サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団/ユーリ・テミルカーノフ

Shoji


【収録情報】
1. ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ニ長調 Op.61(カデンツァ:庄司紗矢香)
2. シベリウス:ヴァイオリン協奏曲ニ短調 Op.47

庄司紗矢香(ヴァイオリン)
サンクト・ペテルブルク・フィルハーモニー交響楽団
ユーリ・テミルカーノフ(指揮)

録音時期:2017年10月
録音場所:サンクト・ペテルブルク
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション:1、ライヴ:2)

(以上、HMV.co.jp より)


私の評価:期待はずれ。ベートーヴェンは魅力なし。私の評価3.5:Stars3

● ベートーヴェン:Vn 協奏曲
庄司の弾く「ベートーヴェン:Vn 協奏曲/第1楽章の或る意味めまぐるしく変わる調性、すなわち転調」が、上手く行っているのかどうか…残念ながら、私には絶対音感がないから、それが分からない。ベートーヴェン:作品61「ニ長調」はヴァイオリンが良く鳴る調名なので、彼女がそれを生かしているのか、これまた私には相対音感もないから分からない。ただし、一つ言えるのは、犬のマークのレコード屋さんの商品説明『絶大なスタミナと何事にもひるまない精神』は、裏目に出ていると思う…分かりやすく言ってこの演奏は少しうるさい。このベートーヴェンには余韻がない(第1楽章カデンツァの後など)。また、庄司の他(ほか)の演奏に聴かれる「やっぱり庄司は外さない(!)」と思わせる瞬間がない(!)。「絶大なスタミナ」というならヒラリー・ハーンが18才の時に「『普通の』スタミナ」で演奏した録音…42.195キロを『自然体』で走り抜けたヒラリー・ハーンのベートーヴェンの方が、その流れの良さ、ストレートさ、若さ(さらに言えば解釈)において勝っていると思う…ハーンの方が、ずっと分かり易い演奏だと思う。

● シベリウス:Vn 協奏曲の方が、そのユニークさ、ロマン性において、庄司には合っていると思う…庄司によるベートーヴェンよりシベリウスの方がベターな演奏。

【追記】 庄司が弾く「1729年製ストラディヴァリウス“レカミエ(Recamier)”」も特に美しくない。

2018年8月26日 (日)

(C) Apple Music にて試聴 『オルフェウス神話〜モンテヴェルディ、ロッシ、サルトリオ』 フィリップ・ジャルスキー、ディエゴ・ファソリス&イ・バロッキスティ、エメーケ・バラート、および、ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第1番、第10番、第5番『春』/ロレンツォ・ガット/ジュリアン・リベール

Philippe_jaroussky
(C) Apple Music 検索キーワード:Philippe Jaroussky

または https://itunes.apple.com/us/album/la-storia-di-orfeo/1207343481

オルフェウス神話に基づく様々な作曲家の作品から。

このカウンターテナーは秀でていると思うが、私の好みの声ではなかった。買わない。


【収録情報】
1. Sartorio: Orfeo Sinfonia
2. Sartorio: Cara e amabile catena (Euridice, Orfeo)
3. Monteverdi: Vieni, Imeneo... Lasciate i monti
4. Monteverdi: Rosa del Ciel (Orfeo, Euridice)
5. Rossi: Mio ben, teco il tormento (Euridice)
6. Rossi: Che dolcezza e la certezza (Euridice, Orfeo)
7. Rossi: Deh, piu lucente (Coro)
8. Monteverdi: Vi ricorda, o boschi ombrosi (Orfeo)
9. Monteverdi: Vieni, Imeneo (Coro)
10. Rossi: M' ami tu?... Se cosi dunque Amor fa (Euridice, Orfeo)/ Deh, pieta! (Coro)
11. A l' imperio d' Amore (Euridice, Coro)
12. Sartorio: Ahime, Numi, son morta (Euridice, Orfeo)
13. Rossi: Ah, piangete! (Coro)
14. Lagrime, dove sete? (Orfeo)
15. Sartorio: E morta Euridice (Orfeo)
16. Rossi: Dormite, begl' occhi, dormite (Coro)
17. Sartorio: Orfeo tu dormi? (Euridice)
18. Sartorio: Se desti pieta (Euridice)
19. Sartorio: Risvegliati, su (Euridice, Orfeo)
20. Monteverdi: Possente spirto (Orfeo)
21. Monteverdi: Pietade oggi e Amore (Coro)
22. Sartorio: Numi, che veggio... Non ti volger (Euridice, Orfeo)
23. Sartorio: Chiuso, ahime, di Cocito... Rendetemi Euridice (Orfeo)
24. Rossi: Lasciate Averno (Orfeo)
25. Rossi: Amor vero e salda fe (Coro)

フィリップ・ジャルスキー(オルフェオ:カウンターテナー)
エメーケ・バラート(エウリディーチェ:ソプラノ)
ルガーノ・スイス・イタリア語放送合唱団
イ・バロッキスティ
ディエゴ・ファソリス(指揮)

録音時期:2016年9月
録音場所:スイス、ルガーノ、Auditorio Stelio Molo RSI
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)





Beethoven_lorenzo_gatto
(C) Apple Music 検索キーワード:Beethoven Lorenzo Gatto

または https://itunes.apple.com/jp/album/beethoven-violin-sonatas-no-1-10-5-spring/1414296859

良い演奏…なのに、私はこれを購入する気力がない。なんと、私、最近、ベートーヴェンを聴かなくなった(ただし、弦楽四重奏曲を除く)。

クラシック音楽の愛好者が、ベートーヴェンを聴かなくなったら、オシマイなのに(!) どうなってしまったのだろうか、この私(?)


【収録情報】
ベートーヴェン:
● ヴァイオリン・ソナタ第1番ニ長調 Op.12-1
● ヴァイオリン・ソナタ第10番ト長調 Op.96
● ヴァイオリン・ソナタ第5番ヘ長調 Op.24『春』

 ロレンツォ・ガット(ヴァイオリン/ストラディヴァリウス「ヨアヒム」1698年製)
 ジュリアン・リベール(ピアノ/平行弦ピアノconcert grand piano (cm017003) 2017年製)

 録音時期:2017年12月3-5日
 録音場所:ヒルフェルスュム、ファン・デ・オンループ音楽会館第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2018年7月21日 (土)

(C) Apple Music にて試聴/ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集/クレモナ四重奏団(8SACD)/【私が所有するCD盤】ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集/バルトーク四重奏団(HCD 41004/1969-72年録音)/Ludwig van Beethoven: Complete String Quartets Quatuor Végh (V 4871/1972-1974年録音)←私はこういうCD盤を持っているのだ。聴かないと勿体無い

Beethoven_cremona
(C) Apple Music 検索キーワード:Beethoven Cremona

悪くない演奏なので、安ければ買うのにな・・・。HMV.co.jp で¥7,311。
買わない。

追記)私は、ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集を、多数、持っているのに本格的に、それらを聴いていない。勿体無い。


【収録情報】
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集

Disc1(67:52)
01. 弦楽四重奏曲第6番変ロ長調 Op.18-6(24:08)
02. 弦楽四重奏曲第11番ヘ短調 Op.95『セリオーソ』(20:01)
03. 弦楽四重奏曲第16番ヘ長調 Op.135(23:35)

Disc2(69:42)
04. 弦楽四重奏曲第8番ホ短調 Op.59-2『ラズモフスキー第2番』(34:23)
05. 弦楽四重奏曲第12番変ホ長調 Op.127(35:14)

Disc3(78:39)
06. 弦楽四重奏曲第4番ハ短調 Op.18-4(24:05)
07. 大フーガ 変ロ長調 Op.133(15:13)
08. 弦楽四重奏曲第7番ヘ長調 Op.59-1『ラズモフスキー第1番』(39:13)

Disc4(67:45)
09. 弦楽四重奏曲第1番ヘ長調 Op.18-1(28:48)
10. 弦楽四重奏曲第14番嬰ハ短調 Op.131(38:55)

Disc5(80:47)
11. 弦楽五重奏曲ハ長調 Op.29(35:06)
12. 弦楽四重奏曲第15番イ短調 Op.132(45:24)

Disc6(70:44)
13. 弦楽四重奏第5番イ長調 Op.18-5(27:44)
14. 弦楽四重奏曲第13番変ロ長調 Op.130(42:57)

Disc7(56:05)
15. 弦楽四重奏第2番ト長調 Op.18-2(24:34)
16. 弦楽四重奏曲第9番ハ長調 Op.59-3『ラズモフスキー第3番』(31:28)

Disc8(56:27)
17. 弦楽四重奏第3番ニ長調 Op.18-3(25:41)
18. 弦楽四重奏曲第10番変ホ長調 Op.74『ハープ』(30:41)

クレモナ四重奏団
クリスティアーノ・グアルコ(第1ヴァイオリン 1-8:グァルネリ・デル・ジェス 1733/9-12,15-18:ニコロ・アマティ 1640/13,14:ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ 1776)
パオロ・アンドレオーニ(第2ヴァイオリン 1-5,7:ジョヴァンニ・バティスタ・グァダニーニ 1752/6,8:サルヴァトーレ・スカリア 2012/9-18:アントニオ・テストーレ 1750)
シモーネ・グラマーリャ(ヴィオラ/1-3:製作者不詳 c.1680〜ピエモンテ学校所蔵/4,5,7:ピエトロ・ガルジーニ 2012/6,8:アルベルト・ジョルダーノ 1995/9,10:アンサルド・ポッジ 1952/11-18:ジョアキーノ・トラッツィ 1680-1720)
ジョヴァンニ・スカリオーネ(チェロ 1-10:マリノ・カピッチオーニ 1974/11-18:ニコラ・アマティ 1712)
ローレンス・ダットン(第2ヴィオラ:11 サミュエル・ジグムントヴィッツ 2003)

録音時期:2012年9月3-5日(1-5)、2012年6月3-5日(6-8)、2014年3月12-15日(9,10)、2014年11月24-27日(11,12)、2015年11月27-30日(13-18)
録音場所:イタリア、ポイリーノ
録音方式:ステレオ(デジタルPCM 96kHz/24bit/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

(HMV.co.jp より)




【追記】

Beethoven

・ベートーヴェン:弦楽四重奏曲全集/バルトーク四重奏団(HCD 41004/1969-72年録音)

・Ludwig van Beethoven: Complete String Quartets Quatuor Végh (V 4871/1972-1974年録音)

↑私はこういうCD盤を持っているのだ。聴かないと勿体無い。




【2018-7-30 追記】

ちなみに、バルトーク四重奏団の「ベートーヴェン:全集」は Apple Music で、聴けるよ。


Beethoven_string_quartets_bartok_qu
(C) Apple Music 検索キーワード:beethoven string quartets bartok quartet

2018年6月21日 (木)

カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/1977年日本公演 [DVD]/アマゾンJPへのレビューのコピーです

【これは ASIN: B000H4W96W へのレビューです】


Bohm

カール・ベーム指揮ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団/1977年日本公演 [DVD]


【収録内容】
●ルートヴィヒ・ファン・ベートーベン 交響曲第6番 ヘ長調 作品68「田園」
●ルートヴィヒ・ファン・ベートーベン 交響曲第5番 ハ短調 作品67「運命」
●ルートヴィヒ・ファン・ベートーベン レオノーレ序曲第3番 作品72a


カール・ベーム(Karl Böhm, 1894年8月28日 - 1981年8月14日)が、82才の時の公演(1977年3月2日公演)。
ベームの『ベートーヴェン:交響曲全集』は、アナログ・レコード(LPレコード)で聴かなければ良くない(つまり、リマスターされたコンパクト・ディスク盤の音はダメということ)。例えば《英雄交響曲》第1楽章展開部の「これでもか、これでもか」というクレッシェンドの迫力は、アナログ・レコードでないと、はっきり聴こえない。それは《田園》《運命》も同様である。

この DVD を聴いてもわかるように、ベームという人は、ほぼインテンポで指揮する(ただし《英雄交響曲》第1楽章ではアッチェレランドする)。
そして、ベームの指揮のもとで演奏した経験を持つ或るオケのメンバーによると「ベームの指揮は、ピアノとフォルテしかない」とのこと。ところが、そんな指揮で、彼は作品を十分に語るのである。それが、ベームの魅力。

この DVD ソフトは、ベームの指揮を、よく伝える。なぜなら、この DVD において視覚的情報が、聴覚的情報を補っているからだ。
芥川也寸志先生が「クラシック音楽の生演奏において、目をつぶって音楽を聴くのは意味がない。なぜなら、クラシック音楽の生演奏において、視覚的情報が大事だから」と言っていた。まさしく、その通り。このベーム指揮ウィーン・フィルの映像は「動くベームと動くオーケストラの視覚的情報」が、その聴覚的情報を、よく補完していると思う。すなわち、この DVD は、リマスターされた「ベーム指揮/ベートーヴェン全集/コンパクト・ディスク盤」より、ずっと良い。

このソフトの映像は鮮明である。

2018年6月14日 (木)

日本デビュー20周年記念リサイタル 2017〜2018/イリーナ・メジューエワ(4CD)

Mejoueva

日本デビュー20周年記念リサイタル 2017〜2018/イリーナ・メジューエワ(4CD)



メジューエワは相変わらず意欲的。十分楽しませてもらったが、この4枚組は100点満点ではないので:Stars4


【収録情報】
[Disc-1]
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第27番ホ短調 Op.90
● ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109
● ピアノ・ソナタ第31番変イ長調 Op.110

[Disc-2]
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第32番ハ短調 Op.111
● バガテル ト長調 Op.126-5

リスト:
● 告別(ロシア民謡) S.251
● ピアノ・ソナタ ロ短調
● 夢の中で(ノクターン) S.207
● エステ荘の噴水

[Disc-3]
ショパン:
● マズルカ集(Op.6-2、Op.17-4、Op.24-4、Op.41-2、Op.41-4)
● ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.35
● 子守歌 変ニ長調 Op.57

ラフマニノフ:
● ピアノ・ソナタ第2番変ロ短調 Op.36
● 練習曲『音の絵』 ハ長調 Op.33-2
● 楽興の時 ホ短調 Op.16-4

[Disc_4]
メトネル:
● 『忘れられた調べ』より(夕べの歌 Op.38-6、田舎の舞曲 Op.38-5、波の舞曲 Op.40-5、優美な舞曲 Op.38-2、祝祭の舞曲 Op.38-3)

ショパン:
● ピアノ・ソナタ第3番ロ短調 Op.58
● マズルカ イ短調 Op.67-4
● 練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7
● マズルカ ハ短調 Op.30-1

メトネル:
● おとぎ話 変ホ長調 Op.26-1

イリーナ・メジューエワ(ピアノ/1925年製ニューヨーク・スタインウェイ、CD135)

録音時期:2017年8月26日(ベートーヴェン)、2017年11月18日(ショパン)、2018年2月24日(リスト、ラフマニノフ、メトネル)
録音場所:東京文化会館・小ホール
録音方式:ステレオ(デジタル24-Bit & 96kHz/ライヴ)

(HMV.co.jp より)



[Disc-1]
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第27番
粗いが全然悪くない。

・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番
大味だが、カタルシスを感じさせる。私好みの演奏。

・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第31番
もし、この録音が《無編集のライブ録音》なら、この演奏は、充実していると思う。力強い。豪快。第3楽章のフーガはスローテンポ。第3楽章の9分24分あたり、例の「京都リサイタル2017(ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30, 31, 32番)」と同様「2度目の『嘆きの歌』の後、2度目のフーガに入る前、メジューエワは両手の和音を(異様に)遅く弾いている」←それは生きている。←同楽章は、もしかして、巨匠的(?)。

[Disc-2]
・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番
私の主観では「京都リサイタル2017(ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30, 31, 32番)」と同様、第2楽章は息切れしているように聞こえる。


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【譜例】 ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第32番 第2楽章の主題「アダージョ・モルト・センプリーチェ・エ・カンタービレ」(midi


・「リスト:ロ短調ソナタ」は、彼女には無理だと思っていたが、この演奏は、まあ、健闘していると思う。なんとか、コーダにたどり着いている(下記参照)。


【参照:ドイツ語ウィキペディアにおけるリスト:ロ短調ソナタ「経過」 の和訳】

1 - 7:枠
8 - 13:跳躍動機
13 - 17:(ピアノの)ハンマー音
18 - 29:跳躍動機成分
30 - 39:跳躍動機成分とハンマー音(拍子を交替させながら)
40 - 44:跳躍動機成分
45 - 54:自由な上昇音形
55 - 81:継続を伴う跳躍動機
82 - 104:枠(バスにて)

上記から傍系主題が始まる

105 - 119:グランディオーソ(壮大に)の動機(2分の3拍子、傍系楽章の第1動機)
120 - 140:跳躍動機(再び4分の4拍子で)
141 - 152:ハンマー音
153 - 170:ハンマー音(音価2倍)(傍系主題の第2動機)
170 - 190:跳躍動機成分(バスに)
190 - 196:ハンマー音(音価2倍)と枠
197 - 204:短いソロカデンツァ
205 - 231:跳躍動機と反行
232 - 238:ソロカデンツァ
239 - 254:カデンツァ 伴奏付
255 - 269:ハンマー音成分(カデンツァ成分を伴って)
270 - 277:跳躍
278 - 286:枠
286 - 296:継続を伴う跳躍動機
297 - 300:グランディオーソの動機(2分の3拍子)
301:レチタティーヴォ(自由な拍子で)
302 - 305:グランディオーソの動機(2分の3拍子)
306 - 310:レチタティーヴォ
310 - 314:ハンマー音
315 - 318:跳躍動機成分
319 - 330:ハンマー音 拡大された音価の跳躍動機(右手)を伴って

ここからテンポが遅い中間楽章が始まる

331 - 348:叙情的なアンダンテ・ソステヌート - 旋律主題(4分の3拍子)
349 - 362:ハンマー音(音価2倍)カデンツァ成分を伴って
363 - 380:グランディオーソの動機(音価半分)
381 - 384:跳躍動機への接近
385 - 394:跳躍動機
395 - 415:変奏されたアンダンテ・ソステヌート - 旋律主題
415 - 432:パッセージ 枠成分(バスの下降音形)を伴って
433 - 445:ハンマー音(音価2倍)
446 - 459:枠

ここから再現部が始まる

460 - 523:跳躍動機とハンマー音によるフガート
524 - 530:跳躍動機(16分音符の技巧的な走句が続く)
531 - 540:跳躍動機(ハンマー音と交替しながら・その後、16分音符が続く)
541 - 554:16分音符
555 - 569:和音と16分音符
569 - 581:跳躍動機(バスにて下降音階と交替しながら)
582 - 599:パッセージとハンマー音
600 - 615:グランディオーソの動機の再現(600小節以降はこの動機はロ長調で演奏)
616 - 650:ハンマー音(音価2倍)ソロカデンツァが続く

ここからコーダであると分離することができる、すべての重要な動機が逆の順番で現れる

650 - 672:ストレッタ:ハンマー音(音価2倍)、跳躍動機成分
673 - 681:プレスト:4分音符の下降音形
682 - 699:プレスティッシモ:和音と8分音符
700 - 710:グランディオーソの動機(2分の3拍子)変奏を伴う(伴奏は1拍に8分音符4つではなく、4分3連符で)
711 - 728:叙情的なアンダンテ・ソステヌート - 旋律主題が再現する(4分の4拍子)
728 - 736:オリジナルのハンマー音(バスにて、ロ長調)
737 - 743:跳躍動機(両手に分担されて演奏、パラレルの8分音符を伴わずに)
743 - 749:和音
750 - 754:枠
755 - 760:終結和音


・リスト:エステ荘の噴水
なかなか面白い演奏をしていると思う。

[Disc-3]
・ショパン:マズルカ(5曲)
痩せてるが悪い演奏ではない。

・ショパン:ピアノ・ソナタ第2番
第1楽章提示部は、アヴデーエワと同じく「冒頭(Grave)」を反復している。第3楽章葬送行進曲の中間部は味があって良い。しかし、この「ショパン:ソナタ第2番」は、おそらく、これまで、メジューエワが録音した「ショパン:ソナタ第2番」を超えるものではないだろう(←はっきり言って、私の主観では、この演奏は魅力に乏しい)。

・ショパン:子守唄
これは上手いと思う。気に入った。

・ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ第2番
私は「メジューエワの弾くラフマニノフ:ソナタ第2番」を初めて聴いたような気がするが、それは私の記憶違いだろうか?
「ラフマニノフ:ソナタ第2番」は、ホロヴィッツの名演奏があるので、どうしても「ホロヴィッツの演奏」と比べられてしまうと思う。よって、ピアニストにとって、コレを演奏するのは勇気がいることだろう。
だが、このメジューエワの「ラフマニノフ:ソナタ第2番」は、冒頭から豪快(!)。健闘していると思う。←私の嗜好では第3楽章の派手な演奏が気に入った。

・「ラフマニノフ:練習曲 音の絵/楽興の時」は粗いが上手い。やはりメジューエワはロシア人ですね。

[Disc-4]
・メトネルは、彼女の十八番(おはこ)なので、なにも言うことなし・・・というか私はメトネルを、あまり知らない。

・ショパン:ピアノ・ソナタ第3番
私の主観では、この演奏は、テクスチャーは、一応、聴こえるが、調性の流れがあまり美しくないと思う。気合が入りすぎたか? 最終楽章はテンポが遅いが・・・。

・「ショパン:練習曲 嬰ハ短調 Op.25-7」←私の大好きな曲。この曲には「発想標語」がない。←私が持っているスコアには『Lento』としか書いてない。したがって、この曲に対するアプローチは幅が広いと思う。
メジューエワは、同曲をメランコリックに弾いているが、表現に幅がないと思う。

・まとめ。十分楽しませてもらった。

・それにしてもメジューエワは独奏演奏に徹してますね。彼女、協奏曲を弾かないのだろうか?

2018年6月 9日 (土)

ヒューイットのベートーヴェン(7)(Beethoven: Piano Sonatas, Vol. 7 Nos. 13, 17《テンペスト》, 25《かっこう》, & 30)

Hewitt

Beethoven:
Piano Sonata No 17 in D minor 'Tempest' Op 31 No 2 [24'01]
Piano Sonata No 13 in E flat major 'Quasi una fantasia' Op 27 No 1 [16'30]
Piano Sonata No 25 in G major Op 79 [10'07]
Piano Sonata No 30 in E major Op 109 [19'41]
Angela Hewitt (piano)
2016年録音



私の評価:期待はずれ。辛いがStars2


・ソナタ第17番《テンペスト》
ファツィオリの特長が生かされていると思う。第1楽章の「うなり」は快い(6分18秒〜あたり)。しかし、演奏はヒューイットの個性・癖が裏目に出ているかも知れない。すなわち、丁寧で分かりやいすい演奏だが平板であり、深遠ではなく、適度に強烈ではあるが、作品の「ロマン性」が表されていないかも知れない。大きな癖や傷がないメジューエワの《テンペスト》に負けているかも知れない。

・「ソナタ第13番 Op.27-1」は「ソナタ14番 Op.27-2《月光》」と合わせて「幻想曲風ソナタ(Sonata quasi una Fantasia)」と名付けられた。「Op.27-1」はソナタ形式の楽章を持たない。
ヒューイットの演奏については《テンペスト》と同じことが言えるかも知れない・・・すなわち、丁寧かつ力強い演奏だが幻想的ではない。例えば、最終楽章で第2楽章が再現するところは効果がない。

・ソナタ第25番《かっこう》
この作品は、作品自体がベートーヴェン的でないのだが、それでも多くのピアニストが、これをベートーヴェン的に聴かせることに成功している。しかし、ヒューイットは、それに失敗している・・・美しい演奏なのだが・・・。

・ソナタ第30番
「ヒューイットも衰えたか?」と思ったが、この第30番は、エクスタシーを感じさせる(第1楽章の1分30秒あたり。および第3楽章第6変奏、特に11分5秒あたりは手堅いがエクスタシーを合わせ持つ)。ヒューイットは挽回している。あるいは、ヒューイットというピアノストは、難しい作品で真価を発揮する。

・まとめ。ただし、ソナタ第30番をよく聴くと、同曲における彼女の技巧は粗くなったと思う。また、このアルバムに収録された全曲において、彼女は衰えたと思う。


【収録情報】
ベートーヴェン:
● ピアノ・ソナタ第17番ニ短調 Op.31-2『テンペスト』
● ピアノ・ソナタ第13番変ホ長調 Op.27-1
● ピアノ・ソナタ第25番ト長調 Op.79
● ピアノ・ソナタ第30番ホ長調 Op.109

 アンジェラ・ヒューイット(ピアノ/ファツィオリ)

 録音時期:2016年11月28日〜12月1日
 録音場所:ベルリン、イエス・キリスト教会
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)


・ヒューイットのベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全曲演奏、残りは、


10
21
22
29
32番

計6曲

もうすでに録音されてあるかも知れない。

2018年5月30日 (水)

松田華音デビュー・リサイタル/アマゾンJPへのレビューのコピー

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/05/10-be9a.html の続き。

==

Matsuda

松田華音デビュー・リサイタル
2014年録音



私の評価:難しい曲を選曲しているが失敗していないと思う。私はこのピアニストを追っかけることにした:Stars4

先行レビューアーさんがお書きの通り、確かに瑞々しい。

ワルトシュタインは、なんとなくバックハウスの演奏に似ている。つまり貫禄あり。技巧あり。同曲最終楽章のフィニッシュは「アリス=紗良・オットの退屈させない演奏」には負ける。←変な表現だが、松田華音の同作品最終楽章はちょっと軽くもあれば、重くもある?

ショパン:バラード1番。粗い。彼女独自の解釈は悪くないと思うが、もう少し形式にこだわって欲しかった。
同曲はソナタ形式で書かれている。第1主題がト短調からイ短調に転調する。第2主題の繰り返しに「仕掛け(展開部で fff、再現部で第1主題を誘導)」がある(私のブログの譜例参照)。

ショパン:『英雄ポロネーズ』。全然悪くない。5分19秒あたりからの官能的な数小節を上手に流していると思う。

リスト、ラフマニノフ、スクリャービンは爽快。ラフマニノフ、スクリャービンは、誰かの演奏を真似していないのが良い。

彼女は1996年生まれ。全体的にやや粗いが、完成度は低くないと思う。


【収録情報】
● ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番『ワルトシュタイン』
● ショパン:バラード第1番
● ショパン:ポロネーズ第6番『英雄ポロネーズ』
● リスト/シューマン:献呈
● ラフマニノフ:『音の絵』〜第6番イ短調『赤ずきんちゃんと狼』
● ラフマニノフ:『音の絵』〜第5番変ホ短調
● ラフマニノフ:『音の絵』〜第9番ニ長調『東洋風行進曲』
● スクリャービン:8つの練習曲 op.42〜第5番嬰ハ短調
● スクリャービン:ワルツ op.38
● パッヘルベル:カノン(ピアノ編曲版)

松田華音(ピアノ)
録音時期:2014年9月

(HMV.co.jp より)


【譜例】

Chopin_ballade_1_2
ショパン:バラード 第1番 第2主題(midi
同曲はソナタ形式で書かれている。第1主題がト短調からイ短調に転調する。第2主題の繰り返しに「仕掛け(展開部で fff、再現部で第1主題を誘導)」がある。

2018年5月 2日 (水)

(C) Apple Music にて試聴/ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス/鈴木雅明&バッハ・コレギウム・ジャパン

Masaaki_suzuki
(C) Apple Music 検索キーワード:Beethoven Masaaki Suzuki

これは購入するほどの魅力はないと思う。
オケの美しさが生きてないし、録音が特に良いということもないし、アニュス・デイはドラマティックではないし・・・。


【収録情報】
● ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス ニ長調 Op.123

 アン=ヘレン・モーエン(ソプラノ)
 ロクサーナ・コンスタンティネスク(アルト)
 ジェイムズ・ギルクリスト(テノール)
 ベンジャミン・ベヴァン(バス)
 寺神戸 亮(ヴァイオリン独奏)
 バッハ・コレギウム・ジャパン
 鈴木雅明(指揮)

 録音時期:2017年1月、2月
 録音場所:埼玉県、川口総合文化センター・リリア、音楽ホール
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)

(HMV.co.jp より)

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