2018年8月13日 (月)

グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)聴き比べ(4)/あきらめなかった/でもダメだった/グールドの歌声を消してしまったら同じ周波数のピアノの音も消される/それじゃ、ダメなんです/ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/1955-a8ee.html の続き

==

やっぱり、あきらめなかった。

しかし、これもダメだった! グールドの歌声は聴けなかった(下記)。

Goldberg_1

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年録音)(紙ジャケット仕様) Limited Edition / SRCR 1921 / 1997


とにかく私が聴きたいのは、グールドの歌声(!)。なぜなら、グールドの歌声を消してしまったら同じ周波数のピアノの音も消されるだろう・・・。それじゃ、ダメなんです。


Goldberg_2

Glenn Gould Plays Bach: Goldberg Variations Bwv 988 - The Historic 1955 Debut Recording; The 1981 Digital Recording

↑このシリーズもダメだろう。私は、このシリーズの『平均律全巻/グレン・グールド』を持っているが、やっぱり歌声は聴こえない。
↑今度こそあきらめた。
↑これで終わり。




【まとめ】

Gould_2

グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)

の中の「ゴルトベルク」のみが良い。なぜなら、ちゃんとグールドの歌声が聴こえるから・・・。


そして、以下5種は全滅(!)。


Bach The Goldberg Variations Glenn Gould (ASIN: B000UH8HPS/JAN: 0886971474527/2007)


Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6/JAN: 0889854807429/2017)


Gould

Bach The Goldberg Variations Glenn Gould (ASIN: B0000028NE/SMK 52594/1992)


Gould

バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド(1955年録音)(紙ジャケット仕様/SICC 639/2007)


Goldberg_1

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年録音)(紙ジャケット仕様) Limited Edition / SRCR 1921 / 1997




【ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)】

アリア

第1変奏 2声、インヴェンション、「ポロネーズ」、4分の3拍子
第2変奏 3声、シンフォニア、「トリオ」、4分の2拍子
第3変奏 2声、同度のカノン(ユニゾン)、自由なベースライン、「パストラール」、8分の12拍子

第4変奏 4声、模倣、「パスピエ」、8分の3拍子
第5変奏 2声、インヴェンション、1段または2段鍵盤、両手の交差、4分の3拍子
第6変奏 2声、2度のカノン、自由なベースライン、8分の3拍子

第7変奏 2声、ジーグ、8分の6拍子
第8変奏 2声、インヴェンション、2段鍵盤、両手の交差、「協奏曲」、4分の3拍子
第9変奏 2声、3度のカノン、自由なベースライン、4分の4拍子

第10変奏 4声、フゲッタ、2分の2拍子
第11変奏 2声、ジーグ、2段鍵盤、両手の交差、16分の12拍子
第12変奏 2声、4度のカノン(回転)、自由なベースライン、4分の3拍子

第13変奏 2声、ソプラノアリア、4分の3拍子
第14変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、4分の3拍子
第15変奏 2声、5度のカノン(回転)、自由なベースライン、ト短調、4分の2拍子

第16変奏 フランス風序曲、2分の2拍子 - 8分の3拍子
第17変奏 2声、協奏曲、第14変奏に似ている、4分の3拍子
第18変奏 2声、6度のカノン(アラ・ブレーヴェ)、ストレッタで、自由なベースライン、「stilus antiquus」、2分の2拍子

第19変奏 3声、メヌエット、8分の3拍子
第20変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、後打音(16分音符)、4分の3拍子
第21変奏 2声、7度のカノン、自由な半音階的ベースライン、ト短調、「ラメント」、4分の4拍子

第22変奏 3声、フガート、自由なベースライン、リチェルカーレ様、2分の2拍子
第23変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、速い連続走句、両手の交差、後打音(和音)、4分の3拍子
第24変奏 2声、8度のカノン、自由なベースライン、「パストラール」、8分の9拍子

第25変奏 2声、ソプラノアリア、半音階的、「stile Monodico」、(ヴァイオリン・ソロ)、ト短調、4分の3拍子
第26変奏 和音によるサラバンド、4分の3拍子、飾り気のないアリア(高音部)と16分の18拍子の速い連続走句、両者は両手で交互に奏される、2段鍵盤
第27変奏 2声、9度のカノン、自由なベースラインを伴わない、8分の6拍子

第28変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、「練習曲」、トリル、ダブルトリル、4分の3拍子
第29変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、後打音付き「練習曲」、「トッカータ」、4分の3拍子
第30変奏 3声、クォドリベート、自由なベースライン、4分の4拍子

アリア

(以上、コロリオフ盤のリーフレットより)

2018年8月 7日 (火)

グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)聴き比べ(3)/もうあきらめた/ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/post-49d7.html に続く

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/1955-64cd.html の続き

==

Gould

バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド(1955年録音)(紙ジャケット仕様)

↑期待したのだが、これも「グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)」の中の「ゴルトベルク」と同じ音ではなかった。


【まとめ】

「J. S. バッハ:グルトベルク変奏曲(1955年録音)/グレン・グールド」を聴くときは

Gould_2

グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)

の中の「ゴルトベルク」の音でないと私は満足できない(何でなんだ???)。

すなわち、以下4種は全滅(!)

Bach The Goldberg Variations Glenn Gould (ASIN: B000UH8HPS)


Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6)


Gould

Bach The Goldberg Variations Glenn Gould (ASIN: B0000028NE)


Gould

バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド(1955年録音)(紙ジャケット仕様)


もう、私は、その他の「個体」=商品「バッハ:ゴルトベルク変奏曲/グレン・グールド(1955年録音)」を買うことはしない。もうあきらめた。




【ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)】

アリア

第1変奏 2声、インヴェンション、「ポロネーズ」、4分の3拍子
第2変奏 3声、シンフォニア、「トリオ」、4分の2拍子
第3変奏 2声、同度のカノン(ユニゾン)、自由なベースライン、「パストラール」、8分の12拍子

第4変奏 4声、模倣、「パスピエ」、8分の3拍子
第5変奏 2声、インヴェンション、1段または2段鍵盤、両手の交差、4分の3拍子
第6変奏 2声、2度のカノン、自由なベースライン、8分の3拍子

第7変奏 2声、ジーグ、8分の6拍子
第8変奏 2声、インヴェンション、2段鍵盤、両手の交差、「協奏曲」、4分の3拍子
第9変奏 2声、3度のカノン、自由なベースライン、4分の4拍子

第10変奏 4声、フゲッタ、2分の2拍子
第11変奏 2声、ジーグ、2段鍵盤、両手の交差、16分の12拍子
第12変奏 2声、4度のカノン(回転)、自由なベースライン、4分の3拍子

第13変奏 2声、ソプラノアリア、4分の3拍子
第14変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、4分の3拍子
第15変奏 2声、5度のカノン(回転)、自由なベースライン、ト短調、4分の2拍子

第16変奏 フランス風序曲、2分の2拍子 - 8分の3拍子
第17変奏 2声、協奏曲、第14変奏に似ている、4分の3拍子
第18変奏 2声、6度のカノン(アラ・ブレーヴェ)、ストレッタで、自由なベースライン、「stilus antiquus」、2分の2拍子

第19変奏 3声、メヌエット、8分の3拍子
第20変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、後打音(16分音符)、4分の3拍子
第21変奏 2声、7度のカノン、自由な半音階的ベースライン、ト短調、「ラメント」、4分の4拍子

第22変奏 3声、フガート、自由なベースライン、リチェルカーレ様、2分の2拍子
第23変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、速い連続走句、両手の交差、後打音(和音)、4分の3拍子
第24変奏 2声、8度のカノン、自由なベースライン、「パストラール」、8分の9拍子

第25変奏 2声、ソプラノアリア、半音階的、「stile Monodico」、(ヴァイオリン・ソロ)、ト短調、4分の3拍子
第26変奏 和音によるサラバンド、4分の3拍子、飾り気のないアリア(高音部)と16分の18拍子の速い連続走句、両者は両手で交互に奏される、2段鍵盤
第27変奏 2声、9度のカノン、自由なベースラインを伴わない、8分の6拍子

第28変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、「練習曲」、トリル、ダブルトリル、4分の3拍子
第29変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、後打音付き「練習曲」、「トッカータ」、4分の3拍子
第30変奏 3声、クォドリベート、自由なベースライン、4分の4拍子

アリア

(以上、コロリオフ盤のリーフレットより)

2018年8月 5日 (日)

(C) Apple Music/J. S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲/アンドレーアス・ボーアゴー(アコーディオン)、および、J. S. バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ全曲/クリストフ・シッケダンツ(2CD)

Bach_borregaard
(C) Apple Music 検索キーワード:Bach Borregaard

これも上手いのだが・・・

アコーディオンという楽器は音色豊かな楽器だと思っていたが、これは音色・表現ともに豊かじゃないように聴こえる。それに、これは《ゴルトベルク》なのに、スリルがない。ホントに眠くなる。

買わない。


【収録情報】
● J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲 BWV.988 (90:06)(ベーレンライター版の楽譜を用いて演奏)

 アンドレーアス・ボーアゴー(アコーディオン/Jupiter‘Extra’)

 録音時期:2016年7月
 録音場所:ベルリン、ラーンスドルフ、ドルフ教会
 録音方式:ステレオ(DSD/セッション)
 SACD Hybrid
 CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND

(HMV.co.jp より)





Christoph_schickedanz
(C) Apple Music 検索キーワード:Christoph Schickedanz

とても、上手いけど、没個性というか淡白。買わない。


【収録情報】
J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ BWV1001-1006

Disc1 [62:42]
● 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番ト短調 BWV.1001 [14:13]
● 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第1番ロ短調 BWV.1002 [25:54]
● 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番イ短調 BWV.1003 [22:06]

Disc2 [66:20]
● 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第2番ニ短調 BWV.1004 [27:55]
● 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番ハ長調 BWV.1005 [21:18]
● 無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番ホ長調 BWV.1006 [16:37]

 クリストフ・シッケダンツ(ヴァイオリン)

 録音時期:2014年3月17-19日、2015年5月14,15日、2016年7月26,27日
 録音場所:ベルリン、フンクハウス・ナレーパシュトラッセ、スタジオP4 ザール3
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)


2018年8月 4日 (土)

メジューエワの「平均律 第2巻」

Mejoueva

J. S. バッハ:平均律クラヴィーア曲集 第2巻 BWV 870 - 893
イリーナ・メジューエワ(ピアノ)
2017 / 2018 年録音


私の評価:リスナーをうっとりさせ、リスナーの感覚を刺す瞬間があるが、演奏はやや粗い:辛いが星3.5:Stars3

1. 基本的にメジューエワの「平均律 第2巻」は、彼女の「平均律 第1巻」の延長線上にある。

2. メジューエワの「平均律 第2巻」は、同じロシア人であるスヴャトスラフ・リヒテルに似たロマンティシズムがある・・・と、私には聴こえた。よって、聴き応えはある。

3. 私が気に入った演奏は:

Cis-Dur Fuga(嬰ハ長調)

e-Moll Praeludium(ホ短調)

f-Moll Praeludium(へ短調)は、メランコリーを、もう少しストレートに表現していたら良かったのになあ。

fis-Moll Fuga(嬰へ短調) ← 三声部、三主題、三重フーガを、良く弾いている。

G-Dur Fuga(ト長調) ← 第62小節の上昇音形がカッコいい(1分01秒)。

gis-Moll Praeludium & Fuga(嬰ト短調)

a-Moll Fuga(イ短調)は a-Moll Praeludium の主題に似た音形が聴こえるのが良い(0分43秒)。

b-Moll Fuga(変ロ短調) ← 力強い。

H-Dur Praeludium & Fuga(ロ長調)

h-Moll Praeludium & Fuga(ロ短調)

4. 前言撤回。メジューエワの「平均律 第2巻」は、期待はずれではなかった(←私が気に入った演奏は 3. で書いた通り少なくなかった)。

5. それに、この音盤は「平均律 第2巻」の勉強になった。

6. よって、私の評価:星3.5ではなくて、星5つに訂正:Stars5

2018年8月 2日 (木)

グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)聴き比べ(2)、および、ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/1955-a8ee.html に続く

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/07/1955-d08d.html の続き

==

Gould

Bach The Goldberg Variations Glenn Gould (ASIN: B0000028NE)

↑これの音も良くなかった。ため息。


Gould_2

グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)

↑やっぱり、この「グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)」の中の「ゴルトベルク」でないと、私は満足できない。

↑繰り返すが、いちいち、重たい箱から取り出すのが、面倒臭い。




【ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)】

アリア

第1変奏 2声、インヴェンション、「ポロネーズ」、4分の3拍子
第2変奏 3声、シンフォニア、「トリオ」、4分の2拍子
第3変奏 2声、同度のカノン(ユニゾン)、自由なベースライン、「パストラール」、8分の12拍子

第4変奏 4声、模倣、「パスピエ」、8分の3拍子
第5変奏 2声、インヴェンション、1段または2段鍵盤、両手の交差、4分の3拍子
第6変奏 2声、2度のカノン、自由なベースライン、8分の3拍子

第7変奏 2声、ジーグ、8分の6拍子
第8変奏 2声、インヴェンション、2段鍵盤、両手の交差、「協奏曲」、4分の3拍子
第9変奏 2声、3度のカノン、自由なベースライン、4分の4拍子

第10変奏 4声、フゲッタ、2分の2拍子
第11変奏 2声、ジーグ、2段鍵盤、両手の交差、16分の12拍子
第12変奏 2声、4度のカノン(回転)、自由なベースライン、4分の3拍子

第13変奏 2声、ソプラノアリア、4分の3拍子
第14変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、4分の3拍子
第15変奏 2声、5度のカノン(回転)、自由なベースライン、ト短調、4分の2拍子

第16変奏 フランス風序曲、2分の2拍子 - 8分の3拍子
第17変奏 2声、協奏曲、第14変奏に似ている、4分の3拍子
第18変奏 2声、6度のカノン(アラ・ブレーヴェ)、ストレッタで、自由なベースライン、「stilus antiquus」、2分の2拍子

第19変奏 3声、メヌエット、8分の3拍子
第20変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、後打音(16分音符)、4分の3拍子
第21変奏 2声、7度のカノン、自由な半音階的ベースライン、ト短調、「ラメント」、4分の4拍子

第22変奏 3声、フガート、自由なベースライン、リチェルカーレ様、2分の2拍子
第23変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、速い連続走句、両手の交差、後打音(和音)、4分の3拍子
第24変奏 2声、8度のカノン、自由なベースライン、「パストラール」、8分の9拍子

第25変奏 2声、ソプラノアリア、半音階的、「stile Monodico」、(ヴァイオリン・ソロ)、ト短調、4分の3拍子
第26変奏 和音によるサラバンド、4分の3拍子、飾り気のないアリア(高音部)と16分の18拍子の速い連続走句、両者は両手で交互に奏される、2段鍵盤
第27変奏 2声、9度のカノン、自由なベースラインを伴わない、8分の6拍子

第28変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、「練習曲」、トリル、ダブルトリル、4分の3拍子
第29変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、後打音付き「練習曲」、「トッカータ」、4分の3拍子
第30変奏 3声、クォドリベート、自由なベースライン、4分の4拍子

アリア

(以上、コロリオフ盤のリーフレットより)

2018年7月14日 (土)

グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)聴き比べ(1)、および、ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/1955-64cd.html に続く

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【前置き】

グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)は、スリルがあるだけではなく、表情豊かだ。

【前提】

私のオーディオ環境:TANNOY Stirling HW, LUXMAN L-560, marantz sa-11s1

【本文1】

グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)を聴く時、いちいち「グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)」(下記)から取り出すのが、面倒臭くなったので


Gould_2

グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)


下記の商品「同作品(単体)」を2つ買ってみた・・・が、なんと、結局「グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)」に入っている音源が私には一番良かった。←精神衛生上これが一番良い。音が粗い(荒い)のが、かえって良い(!)。←と言う訳で、私は、グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)を聴く時、面倒でもそれを「グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)」から取り出さなければならない。←ガッカリ。


Bach The Goldberg Variations Glenn Gould (ASIN: B000UH8HPS)


Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6)

↑この2つ、買って損した。

↑何のことはない。「Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6)」(後者)のリーフレットの最後のページを見ると、そこには「Glenn Gould Remastered - The Complete Columbia Album Collection(2015年発売)」の宣伝が載っていた(下記=ALSO AVAILABLE)。ということは「Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6)」(後者)「グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)」の二番煎じ「Glenn Gould Remastered - The Complete Columbia Album Collection(2015年発売)」と同じ音源だったのだ。

私のオーディオ環境で聴くと「Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6)」(後者)は音悪い(スリルがない。)。

かつて、私は「Glenn Gould Remastered - The Complete Columbia Album Collection(2015年発売)」を購入しようかな、と思ったが、それを購入しなくて本当に良かった(!)

【参考画像】

Gould

すなわち、

Gould_2

グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)

↑私はこの音が断然好き(!)





【本文2】

ゴルトベルク変奏曲を聴く時、下記、コロリオフ盤のリーフレットに書いてある要約・解説が、分かりやすく、参考になる。

アリア

第1変奏 2声、インヴェンション、「ポロネーズ」、4分の3拍子
第2変奏 3声、シンフォニア、「トリオ」、4分の2拍子
第3変奏 2声、同度のカノン(ユニゾン)、自由なベースライン、「パストラール」、8分の12拍子

第4変奏 4声、模倣、「パスピエ」、8分の3拍子
第5変奏 2声、インヴェンション、1段または2段鍵盤、両手の交差、4分の3拍子
第6変奏 2声、2度のカノン、自由なベースライン、8分の3拍子

第7変奏 2声、ジーグ、8分の6拍子
第8変奏 2声、インヴェンション、2段鍵盤、両手の交差、「協奏曲」、4分の3拍子
第9変奏 2声、3度のカノン、自由なベースライン、4分の4拍子

第10変奏 4声、フゲッタ、2分の2拍子
第11変奏 2声、ジーグ、2段鍵盤、両手の交差、16分の12拍子
第12変奏 2声、4度のカノン(回転)、自由なベースライン、4分の3拍子

第13変奏 2声、ソプラノアリア、4分の3拍子
第14変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、4分の3拍子
第15変奏 2声、5度のカノン(回転)、自由なベースライン、ト短調、4分の2拍子

第16変奏 フランス風序曲、2分の2拍子 - 8分の3拍子
第17変奏 2声、協奏曲、第14変奏に似ている、4分の3拍子
第18変奏 2声、6度のカノン(アラ・ブレーヴェ)、ストレッタで、自由なベースライン、「stilus antiquus」、2分の2拍子

第19変奏 3声、メヌエット、8分の3拍子
第20変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、後打音(16分音符)、4分の3拍子
第21変奏 2声、7度のカノン、自由な半音階的ベースライン、ト短調、「ラメント」、4分の4拍子

第22変奏 3声、フガート、自由なベースライン、リチェルカーレ様、2分の2拍子
第23変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、速い連続走句、両手の交差、後打音(和音)、4分の3拍子
第24変奏 2声、8度のカノン、自由なベースライン、「パストラール」、8分の9拍子

第25変奏 2声、ソプラノアリア、半音階的、「stile Monodico」、(ヴァイオリン・ソロ)、ト短調、4分の3拍子
第26変奏 和音によるサラバンド、4分の3拍子、飾り気のないアリア(高音部)と16分の18拍子の速い連続走句、両者は両手で交互に奏される、2段鍵盤
第27変奏 2声、9度のカノン、自由なベースラインを伴わない、8分の6拍子

第28変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、「練習曲」、トリル、ダブルトリル、4分の3拍子
第29変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、後打音付き「練習曲」、「トッカータ」、4分の3拍子
第30変奏 3声、クォドリベート、自由なベースライン、4分の4拍子

アリア

(以上、コロリオフ盤のリーフレットより)

(続く)

2018年7月13日 (金)

J. S. Bach: 6 Brandenburg Concertos; 4 Ouvertures; Tripel Concerto BWV 1044 (3 CDs) by Münchener Bach-Orchester & Karl Richter

Richter

J. S. Bach
6 Brandenburg Concertos
4 Ouvertures
Tripel Concerto BWV 1044
Münchener Bach-Orchester
Karl Richter
1961/1968/1981年録音


鈴木雅明の《バッハ:管弦楽組曲全集》では満足できなかったので、カール・リヒター盤(CD-DA)を購入したが、やはり「Original Image Bit Processing」では、同アナログ盤(ブランデンブルク、管弦楽序曲/カール・リヒター指揮/LPレコード盤)の「ソフトで自然で耳障りの良い音」は聴けない。しかし、それでも演奏は良い。それは満足できる。


以下、アマゾンJPへのレビューのコピーです:


【これは ASIN: B000060O58 へのレビューです】

<---引用ここから--->
(ライプチヒ)聖トーマス教会のカントルであったギュンター・ラミンが1956年に死去した後、リヒターは聖トーマス教会からのカントル就任要請を断り、完全に西ドイツに活動の本拠を移した。ミュンヘン国立音楽大学のオルガン科教授に就任し、ミュンヘン・バッハ管弦楽団および同合唱団を率いてアメリカへの演奏旅行を行った。(ウィキペディアより)
<---引用ここまで--->

カール・リヒター(Karl Richter, 1926年10月15日 - 1981年2月15日)には、東ドイツと西ドイツの国境はなかった。それを反映するかのように、彼の《ブランデンブルク協奏曲》《管弦楽序曲》は若々しく、自由で、新しい解釈による演奏・・・だ。

彼は、バッハ演奏のパイオニアとして、より個性的で、独創的なバッハを演奏をしたと思う(←このアルバムが、ロングセラーである理由はそこにある。)。カール・リヒターを正統派と決めつけちゃいけない。

とにかく、カール・リヒターによるこの《バッハ:管弦楽作品集》は、楽器の歌わせ方が上手いのが快い。演奏者の中では、オーレル・ニコレ(フルート)が、断然良い。

2018年7月11日 (水)

J. S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲〜ブゾーニ編曲ピアノ版、他/塚谷水無子、および、ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)

Tsukatani

J. S. バッハ:ゴルトベルク変奏曲〜ブゾーニ編曲ピアノ版、他
塚谷水無子(ピアノ)
2017年録音


【結論】

塚谷水無子さんの「バッハ:オルガン集」を『Apple Music』で、試聴したところ、それが良かったので、この《ゴルトベルク》を購入・・・結論からいうと、このアルバムは、バッハにいかれたコアなリスナーを満足させないだろう。買わなきゃ良かった。

私の評価:Stars3

【本文】

フェルッチョ・ブゾーニ(Ferruccio Busoni, 1866-1924)編曲の《ゴルトベルク変奏曲》

以下、私の批評をランダムに箇条書き

1. 冒頭の装飾を排した「アリア」は「ベーゼンドルファー モデル 225(92鍵)」の音が良い。だが、その他の曲(変奏)を聴くと(私のオーディオ環境:TANNOY Stirling HW, LUXMAN L-560, marantz sa-11s1 で、聴く限り)「ベーゼンドルファー モデル 225」の音は必ずしも良く録音されてないと思う(音がこもっているように聴こえる。ただし低音は迫力ある)。

⒉ 「第13変奏の前半」と「第16変奏」を除きリピートされていない。また、切れ目なく(アタッカで)演奏されている「変奏」が多い。よって「流れが良い」ように聴こえるが、残念ながら、全曲の統一感に欠けると思う。退屈する。

3. 従来のチェンバロ、ピアノで弾かれた超絶技巧の《ゴルトベルク》と比較すると「ブゾーニ編」であるにもかかわらず、意外に地味・・・もっと個性的で意外性のあるバッハを期待したが期待外れ。20世紀的に演奏して欲しかった(←このブゾーニ編《ゴルトベルク》が出版されたのは1914年)。

4. このブゾーニ編《ゴルトベルク》よりも、グレン・グールドの同曲(1955年録音)の方が新鮮じゃないか。

5. 華やかな変奏は、第11変奏、第14変奏、第17変奏、第25変奏ト短調(←塚谷さんは第25変奏を『フェティッシュだ(偏愛または呪物)』とリーフレットに書いているが、これは私の主観では華やかに聴こえる)、第28、29、30変奏。

6. このアルバムはブゾーニ編曲でなければ、価値がなかっただろう。悪くいえば「ブゾーニが《ゴルトベルク》を編曲したらこうなりましたよ」というのを、リスナーは聴くだけ。

7. 塚谷さんは、オルガン演奏が上手いので、複数声は綺麗に弾かれていると思う。

8. リーフレットの塚谷さんご自身による日本語解説は大いに参考になる。




【収録情報】
J.S.バッハ/ブゾーニ編:
● ゴルトベルク変奏曲 BWV.988
● 『われ汝に呼ばわる、主イエス・キリストよ』 BWV.639
● 『いざ来ませ、異邦人の救い主よ』 BWV.659

塚谷水無子(ピアノ/ベーゼンドルファー Bösendorfer model 225, 2009)

録音時期:2017年12月26-28日
録音場所:東京都立川市、チャボヒバホール
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)




【参考】

【ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)】

アリア

第1変奏 2声、インヴェンション、「ポロネーズ」、4分の3拍子
第2変奏 3声、シンフォニア、「トリオ」、4分の2拍子
第3変奏 2声、同度のカノン(ユニゾン)、自由なベースライン、「パストラール」、8分の12拍子

第4変奏 4声、模倣、「パスピエ」、8分の3拍子
第5変奏 2声、インヴェンション、1段または2段鍵盤、両手の交差、4分の3拍子
第6変奏 2声、2度のカノン、自由なベースライン、8分の3拍子

第7変奏 2声、ジーグ、8分の6拍子
第8変奏 2声、インヴェンション、2段鍵盤、両手の交差、「協奏曲」、4分の3拍子
第9変奏 2声、3度のカノン、自由なベースライン、4分の4拍子

第10変奏 4声、フゲッタ、2分の2拍子
第11変奏 2声、ジーグ、2段鍵盤、両手の交差、16分の12拍子
第12変奏 2声、4度のカノン(回転)、自由なベースライン、4分の3拍子

第13変奏 2声、ソプラノアリア、4分の3拍子
第14変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、4分の3拍子
第15変奏 2声、5度のカノン(回転)、自由なベースライン、ト短調、4分の2拍子

第16変奏 フランス風序曲、2分の2拍子 - 8分の3拍子
第17変奏 2声、協奏曲、第14変奏に似ている、4分の3拍子
第18変奏 2声、6度のカノン(アラ・ブレーヴェ)、ストレッタで、自由なベースライン、「stilus antiquus」、2分の2拍子

第19変奏 3声、メヌエット、8分の3拍子
第20変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、後打音(16分音符)、4分の3拍子
第21変奏 2声、7度のカノン、自由な半音階的ベースライン、ト短調、「ラメント」、4分の4拍子

第22変奏 3声、フガート、自由なベースライン、リチェルカーレ様、2分の2拍子
第23変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、速い連続走句、両手の交差、後打音(和音)、4分の3拍子
第24変奏 2声、8度のカノン、自由なベースライン、「パストラール」、8分の9拍子

第25変奏 2声、ソプラノアリア、半音階的、「stile Monodico」、(ヴァイオリン・ソロ)、ト短調、4分の3拍子
第26変奏 和音によるサラバンド、4分の3拍子、飾り気のないアリア(高音部)と16分の18拍子の速い連続走句、両者は両手で交互に奏される、2段鍵盤
第27変奏 2声、9度のカノン、自由なベースラインを伴わない、8分の6拍子

第28変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、「練習曲」、トリル、ダブルトリル、4分の3拍子
第29変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、後打音付き「練習曲」、「トッカータ」、4分の3拍子
第30変奏 3声、クォドリベート、自由なベースライン、4分の4拍子

アリア

(以上、コロリオフ盤のリーフレットより)

2018年6月28日 (木)

J. S. バッハ:オルガン作品全集/マリー=クレール・アラン(1959〜1967年録音)(15CD)/発売予定日 2018年8月24日

Alain

J. S. バッハ:オルガン作品全集/マリー=クレール・アラン(1959〜1967年録音)(15CD)


私は、マリー=クレール・アラン(Marie-Claire Alain, 1926-2013)というオルガニストは、大好きなのであるが、彼女のバッハ全集(下記二つの録音)に、いずれも、必ずしも満足していない。

・2回目の録音/1978〜80年アナログ録音(アラン、52才〜54才のときの録音)

・3回目の録音/1985〜93年デジタル録音(アラン、59才〜67才のときの録音)

したがって、彼女の第1回目の録音/1959〜1967年ステレオ録音に、大いに期待している。それにしても、発売予定日が、2018年8月24日とは待ち遠しいなー。

追伸)第1回録音盤は、ジャケットも良い(!)。



【参考】

Bach_claire_alain

Bach J.S: Complete Works for Organ Marie-Claire Alain Box set 15cds Analogue recordings 1978 - 1980


Claire_alain

Bach Marie-Claire Alain Works for Organ, Box set, 14cds 1990s Digital Recordings

2018年6月24日 (日)

(C) Apple Music/J. S. Bach Organ Works Vol.2/塚谷水無子

Tsukatani
(C) Apple Music 検索キーワード:塚谷水無子

「幻想曲 ト短調 BWV542/1」「ゴルトベルクのアリア」「小フーガ ト短調 BWV578」「大フーガ ト短調 BWV542/2」を試聴してみたが、この塚谷水無子という人のオルガン演奏は上手いね。



追伸)近々『ブゾーニ編曲ピアノ版ゴルトベルク変奏曲』が発売される。


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