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2016年11月20日 (日)

シモーネ・ヤングの「ブルックナー:交響曲全集」を少しずつ聴く(第0番)

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-2ca8.html に続く

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-bf6b.html の続き

==

Bruckner_2

Anton Bruckner (1824-1896)
Sinfonie Nr. 0 in d-Moll "Nullte" (1869) WAB 100
Philharmoniker Hamburg
Simone Young
2012年ライブ録音
2013年発売

・・・

【収録情報】

・ブルックナー:交響曲第0番ニ短調 WAB100 [49:38]
第1楽章 アレグロ [16:58]
第2楽章 アンダンテ [13:39]
第3楽章 スケルツォ、プレスト - トリオ [07:43]
第4楽章 フィナーレ、モデラート - アレグロ・ヴィヴァーチェ [11:18]

ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
シモーネ・ヤング(指揮)

録音時期:2012年5月20,21日
録音場所:ハンブルク、ライスハレ
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD 5.0 SURROUND
Recording Producer, Editing, 5.0 Surround Mix & Mastering: Jens Schunemann
SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas, Cybele AV Studios
Sound Engineer: Christian Feldgen

(HMV.co.jp より)

・・・

>「ブルックナー:交響曲全集」を少しずつ聴く

と、言いながら、ドンドン聴いている:

「芸術のために芸術を愛する者にとっては、細かなとるに足らぬものの中にこそ、強い満足を汲み取る場合がしばしばあるものだ。シャーロック・ホームズ」

↑まともなレビューを書けないとき、私はこの言葉を持ち出す。

私が「シモーネ・ヤングのブルックナー:交響曲全集」を購入したきっかけ。←そもそも、そのきっかけは、シモーネ・ヤングによるブルックナー:交響曲第0番第1楽章第1主題の遅めのテンポが気に入ったことだった(アマゾンにて試聴)。それは、ティントナー盤にはない魅力があると、私は思った。ところが、ヤング vs. ティントナーを、改めて、聴き比べてみると、ヤングの聴き易い名演に対し、ティントナー盤も悪くないじゃないか(!)
・・・というか、ティントナー盤のほうが、ろうたけているかも・・・。

この曲は、第4楽章に迫力あるが、上記二人は、それを、おそらく、両者の個性の中、熱演していると思う。

いずれにしても、この第0番交響曲において、その主題(旋律)に、既に、ブルックナー節が聴けると思う(下記。第1楽章第1主題、および、第4楽章第1主題)。←さらに第3楽章スケルツォ。

例によって演奏時間の比較:
前者がティントナー、後者がヤング:

第1楽章 14:36 16:58
第2楽章 14:32 13:39
第3楽章  7:17  7:43
第4楽章 11:09 11:18

ヤングの第1楽章の演奏時間が長い。

・・・

Bruckner_0_1
ブルックナー:交響曲第0番 第1楽章 第1主題(midi

Bruckner_0_2
ブルックナー:交響曲第0番 第1楽章 第2主題(midi

Bruckner_0_4
ブルックナー:交響曲第0番 第4楽章 第1主題(midi。←ただし、楽譜作成ソフト Finale 2014 では、トリルを再生できないので、トリルを削除)

・・・

【2016−11−23 追記】

ブルックナーは、《第1交響曲》を書きあげてから、ミサなどの方面に創作意欲をみせていたが、ベートーヴェンの《第9交響曲》の影響で交響曲にまた転じたもののようである。そして実際に、《第0番》は、多くの意味で、ベートーヴェンの《第9交響曲》からの影響を明瞭にみせていて、このことで《第1交響曲》とはっきり違っているのである。いいかえると、《第1交響曲》にないものを《第0番》に盛りこもうとしたのである。ブルックナーは、(第0番)作曲の途中の1868年にベートーヴェンの《第9》をリンツではじめてきている。(作曲家別名曲解説ライブラリー5「ブルックナー」30ページより)

ちなみに、ブルックナーの《第0交響曲》完成は《第1交響曲》完成より、あとである。

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