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2016年11月13日 (日)

シモーネ・ヤングの「ブルックナー:交響曲全集」が届いたが、これを聴き通すのは大変のようだ!/シモーネ・ヤングの「ブルックナー:交響曲全集」を少しずつ聴く(第7番)

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2016/11/post-bf6b.html に続く

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Bruckner_2

Anton Bruckner (1824-1896)
Symphony No. 7 in E Major (1883) WAB 107
Philharmoniker Hamburg
Simone Young
2014年ライブ録音
2015年発売

・・・

【収録情報】

● ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB107 (1885/ノヴァーク版) [66:29]
第1楽章 アレグロ・モデラート [21:38]
第2楽章 アダージョ [21:42]
第3楽章 スケルツォ [10:24]
第4楽章 フィナーレ [12:45]

ハンブルク・フィルハーモニー管弦楽団
シモーネ・ヤング(指揮)

録音時期:2014年8月30日
録音場所:ハンブルク、ライスハレ
録音方式:ステレオ(デジタル/ライヴ)
Recording Engineer: Jens Schunemann
SACD Authoring: Ingo Schmidt-Lucas, Cybele AV Studios
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

(HMV.co.jp より)

・・・

>シモーネ・ヤングの「ブルックナー:交響曲全集」が届いたが、これを聴き通すのは大変のようだ!

と言いながら、いきなり、同全集の第7番の感想文を書く。

結論から言えば、ヤングのブル7は、解釈、引出しの多さ(?)、安定感、美において、ティーレマン盤より格下。

(↑つまり、彼女自身のブル8ほどは良くない)

・・・

まず、HMV.co.jp に、私の(下記)感想文より良いレビューがあるので申し訳ないが無断で引用させて頂きます(スミマセン):

「1楽章の冒頭から優しげでありながらも重厚な響きに全身が包み込まれている様な錯覚を覚えた。涼しい森の中に居るような。かといって巨匠然としたゆったり目のテンポではなく、普通と言えば普通のテンポではあるが、良い。7番には名盤が多いと思うが、これはそれらに比肩する素晴らしい演奏であった。」(Jさん)

↑このレビューは、的を射ている!

・・・

冒頭(第1楽章第1主題)は、魅力ない《下手な演奏》に聞こえたが、音楽が進捗(?)するにつれ「これは、とてつもないスケールだ」と思わせられる・・・が(褒めてすぐ貶すのは私の悪い癖だが)スケールが大き過ぎて弛緩しているかも知れない・・・そして、アンサンブルは若干粗い(まさか汚い?)・・・やっぱり《下手》(?)と思われ・・・え〜っと・・・しかし、他方では部分的にテクスチュアのキメは細かい・・・微妙なニュアンスの(褒めすぎだが)もしかしたら卓越した演奏か(?)
←結局、そういう矛盾を感じさせるのが、シモーネ・ヤングのブルックナーのカラーなのかも知れない・・・やっぱり、彼女のブルックナーは《したたか》。

ちなみに、演奏時間を比較すると:

前者がティーレマン、後者がヤング
第1楽章 23:02 21:38
第2楽章 23:12 21:42
第3楽章 10:00 10:24
第4楽章 13:42 12:45

上記の通り、第1、2楽章は、ティーレマンの演奏時間の方が、シモーネ・ヤングのそれより長い・・・にもかかわらず、ティーレマンの指揮は、弛緩がない・・・ティーレマンは上手い。

シモーネ・ヤングのブル7は、テンポをストップウォッチで計りながら、その長尺物(ブル7)のシナリオ(スコア)から『適当な解』を導きだしている(←変な言い方になってしまったが、つまり人工的ということです)。要するに、シモーネ・ヤングは、テンポを上手くコントロールしていると言うことは、多分否定できまい。上記の『解』を、リスナーが気に入れば良し、気に入らなければ悪し?

色々書いたが、シモーネ・ヤングのブル7は、ありきたりな言い方だが、リスナーの嗜好に依存すると思う。

シモーネ・ヤングのブル7は、大音量で聴くと気持ち良かった。

・・・

Bruckner_10
Bruckner: Sämtliche Sinfonien Philharmoniker Hamburg Simone Young [12 CDs] Box-Set の形状

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【2016−11−14 追加】

Bruckner_7_1
ブルックナー:交響曲第7番 第1楽章 第1主題(midi)←2オクターブの跳躍です。

チェロを主体とするこの雄大な楽想の由来について前記のウィーン・フィルの指揮者ハンス・リヒターが尋ねたところ、ブルックナーは次のように答えたといわれる。「あれはぜんぜん私の考えついたものじゃないんです。夢のなかでドルン(キツラーがリンツを去ったのち後任としてウィーンから来た人物で、ブルックナーの友人となった)がこれを口笛で吹いて、『ブルックナーさん、このテーマで幸運をつかんでください』と言ったんです。そこで私は起きて、ロウソクに火をつけて、すぐに書き記したのです」と。(作曲家別名曲解説ライブラリー5「ブルックナー」92ページより)

・・・

【2016−11−16 追加】

【参考】

注文の詳細
注文日 2016年9月8日(←予約注文)

注文内容
商品の小計:¥ 3,990
配送料・手数料:¥ 350
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2016/10/31に配達しました
配達またはポスト投函が完了しました

Bruckner: Sämtliche Sinfonien(ブルックナー:交響曲全集)
Philharmoniker Hamburg (Simone Young)
販売: Amazon Japan G.K.
¥ 3,990(←予約注文の価格)
コンディション:新品

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