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2016年10月10日 (月)

Sophie-Mayuko Vetter plays Mozart: Piano Concertos etc.

Vetter

Wolfgang Amadeus Mozart (1756-1791)
Klavierkonzert Nr. 27 B-Dur, KV 595
Klavierkonzert Nr. 17 G-Dur, KV 453
Fragment, KV Anh. 56
Fantasie, KV 396
Sophie-Mayuko Vetter, Klavier
Rainer Kussmaul, Violine *
Hamburger Symphoniker
Peter Ruzicka, Dirigent
2015年録音
OehmsClassics

・・・

Klavierkonzert Nr. 27 B-Dur, KV 595
1. Allegro 15:04
2. Larghetto 7:55
3. Rondo, Allegro 9:09

Klavierkonzert Nr. 17 G-Dur, KV 453
4. Allegro 12:11
5. Andante10:44
6. Allegretto, Presto 7:54

7. Konzert in D-Dur für Klavier, Violine und Orchester KV Anh. 56 (315f)
Fragment des 1. Satzes ergänzt von Robert Levin * 4:01

8.Fantasie c-Moll, KV 396 (385f) *, ergänzt von Maximilian Stadler 9:50

Total: 01:16:48

・・・

【収録情報】
モーツァルト:
1. ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
2. ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
3. ピアノとヴァイオリンのための協奏曲ニ長調 K.Ank.56(315f)より第1楽章の断章(ロバート・レヴィン補筆版)
4. 幻想曲ハ短調 K.396(385f)(マクシミリアン・シュタードラーによる補筆版)

 ゾフィー=マユコ・フェッター(ピアノ)
 ライナー・クスマウル(ヴァイオリン:3,4)
 ハンブルク交響楽団(1,2)
 ペーター・ルジツカ(指揮:1,2)

 録音:2015年9月29,30日、10月1日
 録音場所:ハンブルク、フリードリヒ・エーベルト・ハレ
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

・・・

【2016−10−14 追加 評価&結論】

私の評価:微妙。星4つ。否、やっぱり、星3.5・・・だろうな。

私は、ゾフィー=マユコ・フェッターというピアニストを追っかけない事にする。彼女は、微妙に外していると思う。

・・・

Apple Music で、ゾフィー=マユコ・フェッターのブラームスを試聴し、それが良かったので、このアルバムを購入。はたして(第一印象は)素晴らしかった。
↑私、ブラームスは苦手なので、そのブラームスは買わなかった。

● ピアノ協奏曲第27番変ロ長調 K.595
もう随分昔のことだが、私は、久元祐子さんと「モーツァルト」について論じ合ったことがある。久元祐子さんは、晩年のモーツァルトは「行き止まりの音楽」であるとした。その意見に私は同意した。また、久元さんは晩年のモーツァルトを「枯れた音楽」と言ったと記憶している(←私の記憶違いかも知れない)。
だが、行き止まりではあっても、枯れていても、ゾフィー=マユコ・フェッターの弾く「K.595」には味がある。

第1楽章は移調が美しい。フェッターの弾く第1楽章は、テンポが遅いが、カデンツァは速い。この第1楽章は例によって面白いソナタ形式だと・・・いまさら思った(ウィキペディアには「型どおりの古典派の協奏ソナタ形式」と書いてあるが…)。

Mozart_595_1_2
↑この後、転調する(midi)。

第2楽章の気品。
第3楽章の彼女の技巧は、第1、2楽章の「モーツァルトの最後の年に完成された、最後の Pf 協奏曲(K.595)の恍惚(!)」に花を添える。←「恍惚」とは言い過ぎかも知れないが…
HMV.co.jp によると、フェッターは「ドイツ人の父と日本人の母を持つ女性ピアニスト」
さらに、HMV.co.jp によると、「チェンバロなど歴史的鍵盤楽器の演奏法の指導を受けていたという彼女」←そういうピアニストならでは(!)なのであろう・・・フェッターというピアニストはモーツァルトの時代のピアノ演奏を研究し身につけた人だと思う。

ただし、フェッターの K.595 は、見通しが良くないのが欠点だ(ちなみに、モーツァルトの『マイステリン(マイスターの女性形)』と言ってもいいイングリット・ヘブラーの K.595 でさえ、特に見通しの良い演奏に聞こえなかった。不思議だ。やっぱり行き止まりなのか。枯れているのか。それとも私の間違いか)。
そして、フェッターの K.595 は小音量で聴かないと美しくない。

● ピアノ協奏曲第17番ト長調 K.453
第2楽章が美しい。
全楽章を通して、多少の陰りがあったほうが面白かったかも知れない。
そして、この K.453 も、見通しの良さが欲しかった。

● ピアノとヴァイオリンのための協奏曲ニ長調 K.Ank.56(315f)
《もう飛ぶまいぞ(フィガロ)》のリズムで始まる行進曲。
突然、音楽が止まるので、オーディオが壊れたのかと思った。

● 幻想曲ハ短調 K.396(385f)
これは、素晴らしくて、ユニークな「ファンタジー」である。
ほとんど、ピアノ独奏。ヴァイオリンは、ちょっとだけ。管弦楽なし。
旋律が、バッハの「パルティータ6番」の「トッカータ」に少しだけ似ている。
ベートーヴェン:第7番第1楽章の第1主題のようなフレーズもある(2分13秒〜)。

追記)der Vetter には、ドイツ語で「従兄弟」の意味がある。

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