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2016年9月23日 (金)

Irma Issakadze plays J. S. Bach: Six Partitas BWV 825-830

Issakadze

J. S. Bach: Six Partitas BWV 825-830
Irma Issakadze, piano
2010年録音
OehmsClassics

Disc 1 72:29

Partita No. 1 in B flat major BWV 825
01 Praeludium 1:43
02 Allemande 3:15
03 Corrente 2:56
04 Sarabande 5:50
05 Menuet I 1:04
06 Menuet II 0:40
07 Giga 1:39

Partita No. 3 in A minor BWV 827
08 Fantasia 2:38
09 Allemande 4:22
10 Corrente 2:40
11 Sarabande 6:13
12 Burlesca 2:14
13 Scherzo 1:07
14 Gigue 2:56

Partita No. 4 in D major BWV 828
15 Ouverture 5:30
16 Allemande 10:31
17 Courante 3:31
18 Aria 2:03
19 Sarabande 6:38
20 Menuet 1:19
21 Gigue 3:20

Disc 2 77:16

Partita No. 2 in C minor BWV 826
01 Sinfonia. Grave adagio - Andante - Allegro 4:49
02 Allemande 4:29
03 Courante 2:34
04 Sarabande 3:20
05 Rondeaux 1:17
06 Capriccio 3:18

Partita No. 5 in G major BWV 829
07 Praeambulum 2:00
08 Allemande 5:14
09 Corrente 1:36
10 Sarabande 5:19
11 Tempo di Minuetto 1:24
12 Passepied 2:24
13 Gigue 3:39

Partita No. 6 in E minor BWV 830
14 Toccata 8:42
15 Allemanda 4:23
16 Corrente 4:46
17 Air 2:06
18 Sarabande 6:53
19 Tempo di Gavotta 2:46
20 Gigue 5:57

・・・

【収録情報】
CD1
J.S.バッハ:
・パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
・パルティータ第3番イ短調 BWV.827
・パルティータ第4番ニ長調 BWV.828
CD2
・パルティータ第2番ハ短調 BWV.826
・パルティータ第5番ト長調 BWV.829
・パルティータ第6番ホ短調 BWV.830

 イルマ・イサカーゼ(ピアノ)

 録音時期:2010年3月21-23日、5月3-5日
 録音場所:バイエルン放送第2スタジオ
 録音方式:デジタル(セッション)

(HMV.co.jp より)

・・・

私の評価:聴き易いのが魅力だが、無条件にこのアイテムを薦められない:星3.5。

・・・

Apple Music にて試聴し、購入したが、期待はずれだった、か?←微妙(!)。

・・・

バッハの「パルティータ BWV 825-830」は、彼が「クラヴィーア・ユーブング、作品1(第1巻)」【注】として出版した典雅且つ複雑・多様な作品集である。私にとって、このアルバムは、その作品集をもう一度聴き直す機会になった。

同アルバム、私の第一印象は:力強い、元気が良い、そして、録音が良い(大音量で聴くと気持ち良い。彼女はカワイを弾いている?)。イサカーゼの元気の良さが逸脱なのか、逸脱ではないのか、は、リスナーの「受容」に依存すると思う。すなわち、イサカーゼの微妙な揺れ(1番クーラント、サラバンド、2番カプリッチョ、3番全曲)、アクセント(1番メヌエット〜ジーグの加速、4番序曲の力強さと技巧、5番テンポ・ディ・メヌエットの速度)、過度なフォルテ(2番ロンド、3番クーラント、ブルレスカ〜ジーグ、6番サラバンド、ジーグ)などなどが面白い・・・が、その反面、それらの揺れやアクセントを耳障りと思う人もあるかも知れない。

・その他
2番サラバンド、4番アルマンド、6番アルマンダの「歌」、および、4番ジーグのなんだかあっけらかんとしたフーガ、および、第6番の「饒舌」が、目立った。

私は米国アマゾンのシュ・シャオ・メイのバッハ:パルティータ集(ASIN: B0062QFYR0)にレビューを書いた:「5.0 out of 5 stars, Zhu plays all Partitas fresh and new, May 11, 2012 / Gould plays it best, Hewitt plays it powerfully and beautifully and Zhu plays it new. グールドの演奏はベスト、ヒューイットのは力強く美しい、シュのは新しい」。そのレビューの文脈に乗っかれば、イサカーゼの BWV 825-830 は、やっぱり「cheerfully 元気」だ。イサカーゼのバッハ:パルティータ集は、グールド、ヒューイット、シュ・シャオメイには及ばないものの、ヒューイット、シュ・シャオメイの、ある意味、レベル高過ぎて取っ付きにくい演奏より(同じ言葉ばかり繰り返すが)元気が良いまたは健康的な演奏であり、そして、この盤は聴き易い(つまり、上記イサカーゼの「揺れやアクセント」が「複雑・多様」にフィットしている…私には。)。それらを評価し、星4つ・・・にしたいが、この盤には『クラヴィーア・ユーブング、作品1(第1巻)』且つ『パルティータ集』たる統一感(コンセプト)が、イマイチ…という欠陥あり、その点、同アルバムは、粗く、軽く、薄く、リスナーを飽きさせるかも(!)←それをおぎなう、アルゲリッチ的な知的技巧を聴きたかった。よって、星3.5。

【注】

以下、メモです。

「ザクセン=ヴァイセンフェルス公の現職の学長で、ライプツィヒの合唱団音楽監督のヨハン・セバスティアン・バッハにより、愛好家を心情的に慰めるため作曲されたプレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、ジーグ、メヌエット、その他のギャラントな曲からなるクラヴィーア・ユーブング、作品1」。
 これから知られるように、バッハは、これらの6曲をあらためてパルティータと呼ばずに、「クラヴィーア・ユーブング、作品1」とした。ユーブング(Übung)は、コールユーブンゲン(ユーブンゲンはユーブングの複数)が示すように、音楽では練習あるいは練習曲と解されることが多いが、必ずしもそれがすべてとはかぎらない。もともとこの言葉には、実行とか実施の意味もある。したがって、クラヴィーア・ユーブングは、クラヴィーア練習曲とは別に、クラヴィーアで演奏する曲、つまりクラヴィーア演奏曲を意味するとみることもできる。いいかえると、バッハの場合は、「愛好者の心情を慰めるためのクラヴィーア用の曲」と考えていい。
 ここで「クラヴィーア・ユーブング」という言葉を使うことは、バッハ自身の創案によるだけではなかったようである。すでにバッハの前任者のクーナウは、7曲ずつのパルティータの集を2巻の《クラヴィーア・ユーブング》として出版して、きわめて好調な売り上げをみせていた。バッハもこの先例から、「パルティータ」という題名では、愛好者に敬遠される可能性があると心配してクーナウにならうのが得策だと思ったのだろう。バッハとしては、作品1というはじめての曲集の出版だっただけに、余計にその売れゆきを気にかけていたのだろう。
(「作曲家別名曲解説ライブラリー J. S. バッハ」284ページより)

ちなみに、《クラヴィーア・ユーブング》第2巻は「フランス風序曲(ロ短調)BWV 831」「イタリア協奏曲(ヘ長調)BWV 971。
第3巻は「前奏曲とフーガ 変ホ長調『聖アン』BWV 552」「21のオルガン・コラール BWV 669-689」「4つのデュエット BWV 802-805」。
第4巻は「ゴルトベルク変奏曲 BWV 988」

【独り言】

私は、イサカーゼのゴルトベルクと、彼女のこの「パルティータ集」を購入したが、私は、もう、イサカーゼを追っかけない。

【2016−9−27 しつこいですが追加】

本日、久しぶりに、グールドのパルティータ全曲を聴いたのですが、私が余り聴いたことなかった彼の3、4番、やっぱりうまかった。←安心して聴ける。

アルゲリッチとグールドのパルティータ第2番を聴き比べてみた。どちらも割とよく知られた名演だが、これは、聴き比べない方がいい。なぜなら、グールドがバッハを主たるレパートリーとしたのに対し、アルゲリッチは、そうではないから。

【2016−10−5 とんでもない追加】

よく聴くと、私は、この「パルティータ集 BWV 825-830」を、あまり好きではないようだ。

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