« 長期金利 初のマイナスに/株安、円高、困るじゃん。これで、大資本の金が、庶民に回って来るのかなぁ(2016年2月9日)/日銀 新たな金融緩和策決定 当座預金金利マイナスに(2016年1月29日) | トップページ | 「重力波」捉えられれば天文学も飛躍的発展/「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム 発表/そもそも、重力波ってなんだ?(2016年2月12日) »

2016年2月11日 (木)

カティア・ブニアティシヴィリ plays ムソルグスキー、ラヴェル、ストラヴィンスキー

Buniatishvili

Kaleidoscope
Khatia Buniatishvili, piano
Recorded: 2015
SONY

Mussorgsky (1839 - 1881)
Pictures at an Exhibition (piano version)

Ravel (1875 - 1937)
La Valse

Stravinsky (1882 - 1971)
Three Movements from Petrushka

--

【収録情報】
● ムソルグスキー:組曲『展覧会の絵』
● ラヴェル:ラ・ヴァルス
● ストラヴィンスキー:『ペトルーシュカ』からの3楽章

 カティア・ブニアティシヴィリ(ピアノ)

 録音時期:2015年8月23-26日
 録音場所:ベルリン、フンクハウス・ナレーパシュトラッセ、ザール1
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

--

私は、ロシア音楽が苦手なので、下記、メジューエワの『展覧会の絵』へのユーザーレビューが参考になった(HMV.co.jp)。

「(前略)この曲は、絵というフレームにミニマム化された、時代に踊らされた個人の独白が本来の大きさで、アップライト用の曲だ。(中略)メジューエワの演奏は例外的に適正なサイズから攻めており、この曲をロシア文学的な肖像画的な世界として捕らえている。」

メジューエワの『展覧会の絵』を参考にすれば、ブニアティシヴィリの『展覧会の絵』は「時代に踊らされた個人の独白」的ではなく、エンターテインメントに聞こえる・・・技巧も、奏法も。ただし、彼女は、その技巧をひけらかすだけでなく「古城(全107小節)」「ビドロ(牛車。全64小節。いずれも嬰ト短調)を、遅めのテンポで演奏・・・多分、それらの演奏は丁寧な演奏なのだろう・・・それらの長い曲において、ブニアティシヴィリは、リスナーを退屈させない:チャーミングな演奏を聞かせている・・・しかし、私の主観では、ブニアティシヴィリの『展覧会の絵』を組曲として聴くとき「一つ一つの曲の一つ一つのイメージが的確に表わされているか? それらが上手くつながっているか? 上手く流れているか?」と問えば、その点、必ずしも、グッド・ジョブ(!)とは言えない、と、私は思う・・・が、繰り返すが、彼女の弾く「古城」「ビドロ」の快い演奏を聴くと、彼女の『展覧会の絵』は、失敗作とは言えまい。「カタコンベ - ローマ時代の墓」から「死せる言葉による死者への呼びかけ Cum mortuis in lingua mortua」への流れは悪くないが「古城」「ビドロ」ほどは良くないのが惜しい。「カタコンベ - ローマ時代の墓〜Cum mortuis in lingua mortua」における彼女の演奏は、もっと思い入れあるほうがムード出たと思うが、それは私の思い過ごしか・・・? 前後するが、ブニアティシヴィリの第1曲「プロムナード」のソフトな出だしは好感持てる。

ラヴェルの「ラ・ヴァルス」は、まさしく、エンターテインメント。文句なし。大音量で聴くと気持ち良い。←是非、大音量で聴いて欲しい!

ストラヴィンスキーの『ペトルーシュカからの3楽章』は、ブニアティシヴィリの技巧を持ってしても(比較するのが彼女には気の毒だが)、ポリーニによる同曲演奏に遠く及ばない。正直言って、何を言いたいのかさっぱり分からない。残念だ。

彼女は、ショパンのバラード4番(参照:ソフィー・パチーニの「ショパン:ピアノ独奏曲集(バラード第4番 作品52)」の下の方)が上手かった。ジョージア(グルジア)出身の彼女は、ロシア系よりポーランド系のほうが上手い(あるいは合っている)のかも知れない。

--

【Apple Music】 検索キーワード:Kaleidoscope Buniatishvili

Buniatishvili

--

【追記】 私は、Marylin Frascone というピアニストの『展覧会の絵』が気に入っているが、残念ながら、現在、その盤は廃盤である。

Frascone

« 長期金利 初のマイナスに/株安、円高、困るじゃん。これで、大資本の金が、庶民に回って来るのかなぁ(2016年2月9日)/日銀 新たな金融緩和策決定 当座預金金利マイナスに(2016年1月29日) | トップページ | 「重力波」捉えられれば天文学も飛躍的発展/「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム 発表/そもそも、重力波ってなんだ?(2016年2月12日) »

ストラヴィンスキー」カテゴリの記事

ムソルグスキー」カテゴリの記事

ラヴェル」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/276661/63855812

この記事へのトラックバック一覧です: カティア・ブニアティシヴィリ plays ムソルグスキー、ラヴェル、ストラヴィンスキー:

« 長期金利 初のマイナスに/株安、円高、困るじゃん。これで、大資本の金が、庶民に回って来るのかなぁ(2016年2月9日)/日銀 新たな金融緩和策決定 当座預金金利マイナスに(2016年1月29日) | トップページ | 「重力波」捉えられれば天文学も飛躍的発展/「重力波を初観測」米中心の国際研究チーム 発表/そもそも、重力波ってなんだ?(2016年2月12日) »

2017年5月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31      

カテゴリー

無料ブログはココログ