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2016年1月 8日 (金)

Lauds and Lamentations - Music of Elliott Carter and Isang Yun by Heinz Holliger, Thomas Zehetmair, Ruth Killius and Thomas Demenga

Lauds_and_lamentations

Lauds and Lamentations - Music of Elliott Carter and Isang Yun
Heinz Holliger, Oboe
Thomas Zehetmair, Violin
Ruth Killius, Viola
Thomas Demenga, Violoncello
2001 / 02 年録音
ECM

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Track list

CD 1 (46:38)

Elliott Carter (1908 - 2012)

1. Oboe Quartet for oboe, violin, viola, violoncello (2001) 16:38

4 Lauds for violin solo

2. Statement - Remembering Aaron (1999) 03:35
3. Riconoscenza per Goffredo Petrassi (1984) 04:40
4. Rhapsodic Musings (2000) 02:41
5. Fantasy - Remembering Roger (1999) 04:12

6. A 6 letter letter for english horn in F (1996) 04:57

7. Figment for cello alone (1994) 05:35
8. Figment II - Remembering Mr. Ives for cello alone (2001) 03:56

CD 2 (33:49)

Isang Yun (1917 - 1995)

1. Piri for oboe solo (1971) 14:51

Quartet for oboe and string trio (1994)

2. I 05:45
3. II 08:48
4. III 04:17

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私の評価:星5つ

==

エリオット・カーターの作品も素晴らしいのだが、彼の音楽(たとえば、このアルバムの1曲目)は、その激しさが、マンネリ化していると感じる(エリオット・カーターの新作集であれば、こっちのほうが、面白かったと、私は記憶している)。
ただし、コノアルバム中、「Elliott Carter: 4 Lauds for violin solo」におけるトマス・ツェートマイアーの狂演は素晴らしい(私は、トマス・ツェートマイアーというヴァイオリニストに興味なかったが、このアルバムを聴いて、彼を見直さなければならないと感じた)。
さらに、このアルバムにおける Ruth Killius, Viola (* 20. Juni 1968 in Lahr, Baden-Württemberg), Thomas Demenga, Violoncello (* 12. Juni 1954 in Bern) のサポート、および、ソロは聴き応えがある。

私にとって、このアルバムは、エリオット・カーターより尹伊桑(ユン・イサン)を、そして、衰えを知らぬ巨匠ハインツ・ホリガーよりも、若きトマス・ツェートマイアーらを聴くのが面白かった。
「カーターより尹伊桑(ユン・イサン)が面白かった」と、私は書いたが、しかし、もしかして、尹伊桑(ユン・イサン)の作品に、カーターの影響が聞こえるかも知れん(汗)

ホリガーのヴィルトゥオージティ、巨匠的名演は素晴らしい。だが、ホリガーをサポートする若い演奏者たちの好サポート、および、彼らの、難易度の難しいソロ演奏が在ればこそ、このアルバムは面白い(←それが、このアルバムのコンセプト!)。後者(ツェートマイアーら)の爆演を、私は気に入った。

追伸1)ヴィオラ奏者、Ruth Killius を、ドイツ・ウィキペディアで、調べていて、初めて知ったんですが、ヴィオラ奏者のことを、ドイツ語で、der Bratschist (ブラチスト), die Bratschistin (ブラチスティン), der Bratscher (ブラーチャー) と言うんですね。そして、ヴィオラのことを、ドイツ語で、die Bratsche (ブラーチェ) と言う。

追伸2)このアルバムは、CD2枚組。演奏時間は計約80分。よって、このアルバム全曲を、CD 1枚に詰め込もうと思えば、詰め込むことが不可能ではなかったかも知れない。しかし、ソレを、あえて、CD2枚組にした ECM に、好感が持てる。

追伸3)このアルバム、および、尹伊桑(ユン・イサン)という作曲家を教えて下さった、このブログを訪問される或る読者さんに感謝!

【2016−1−11 蛇足】

蛇足ですが、ホリガーが上手いのは当たり前。
彼のために集った演奏者たちが、まるで、ホリガーが乗り移ったかのように、巧みな演奏をしていると思う。

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コメント

私もカーターはいまいちつまらないと思いました…
しかしイサン・ユンだけでも価値があるアルバムだと思われます
音質も伸びやかでいいですね
ECMは面白そうな企画ものがいっぱいあって好きです。最近はマショーと現代曲とのコラボ物が出たんだっけ…

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