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2015年12月26日 (土)

Valentina Tóth plays Zoltán Kodály and Béla Bartók

Toth

Zoltán Kodály
Béla Bartók
Hungarian Horizon
Valentina Tóth, piano
Label: Challenge Classics ‎- CC72522
Recording dates: July 2012 & January 2013
Released: 22 Mar 2013

==

Tracklist

Béla Bartók (1881 - 1945)
14 Bagatelles (Tizennégy Bagatell Zongorára), Sz.38 Op. 6 (1908)

1 Molto Sostenuto 1:28
2 Allegro Giocoso 0:51
3 Andante 0:47
4 Grave 1:36
5 Vivo 1:09
6 Lento 1:26
7 Allegretto Molto Capriccioso 2:11
8 Andante Sostenuto 1:50
9 Allegretto Grazioso 1:51
10 Allegro 2:30
11 Allegretto Molto Rubato 1:45
12 Rubato 3:48
13 'Elle est morte': Lento Funebre 2:09
14 Valse 'Ma mie qui danse': Presto 2:11

Zoltán Kodály (1882 - 1967)
Seven Piano Pieces (Hét zongoradarab) Op. 11 (1910 -18)

15 Lento 1:36
16 Székely Lament (Székely keserves): Rubato, Parlando 2:01
17 'Il pleure dans mon cœur comme il pleut sur la ville' (Paul Verlaine): Allegretto Malinconico 1:21
18 Epitaph (Sírfelirat): Rubato 6:21
19 Tranquillo 1:57
20 Székely Tune (Székely Nóta): Poco Rubato 3:34
21 Rubato 6:20

22 Dances of Marosszék (Marosszéki Táncok) (1927) 12:12

Béla Bartók
3 Hungarian Folksongs From Csík (Három csíkmegyei népdal), Sz.35a (1907)

23 Rubato 1:29
24 L'istesso Tempo 1:00
25 Poco Vivo 1:02

total time 64:40

--

【収録曲】

バルトーク・ベーラ:
14のバガテル Sz.38 op.6(1908)

コダーイ・ゾルターン:
7つの小品 作品11(1917年 - 1918年)
マロシュセーク舞曲(1927年 ピアノ版)

バルトーク・ベーラ:
シク地方の3つの民謡 Sz.35a (1907年)

 ヴァレンティーナ・トース(ピアノ)
 2012 / 13 年録音
 Challenge Classics

・収録曲は、比較的知られていない作品からなる(←私が知らないだけかも知れない)

--

【私の評価】

私はこのアルバムを気に入ったが、内容が地味なので《商品として》評価は星4つ。

【前置き】

私は、バルトークとコダーイが苦手! バルトークは好きだが、彼の「弦楽四重奏曲」「Vn 協奏曲 No.2」以外は、あまり聞かない。コダーイは全然知らない。したがって、私(=バルトーク苦手=コダーイ知らない人間)は、このアルバムを、もうちょっと聴き込んで、レビューを書くべきだったかも知れない。しかし、聴き込んでも、私は、それらの音楽を理論的に説明できないだろう。

【本文】

このピアニスト(Valentina Tóth)のラストネームの読みがわからない。

ハンガリー、ブダペスト出身のフィギアスケーターに「トース・イヴェット(Tóth Ivett)」という人がいる。その人と同じラストネームだとすれば、このピアニストの名は「ヴァレンティーナ・トース」じゃないかと思う。

彼女のオフィシャルホームページには「Valentina Tóth (1994, Leeuwarden)」とある。1994 年生まれ、レーワルデン オランダ出身! ということは、彼女は、このアルバム録音当時18〜19才だった(?)。彼女は、その若さが発する、ストレートな技巧で、各作品の個性を保ちながらも、ちゃんと、自信・確信をもって《自己主張》しているのではないか・・・と、思われるが・・・どうだろうか。

ただし、私は、バルトークとコダーイ苦手なので、このアルバムの全曲における音楽の流れ・コンセプトの充実・統一感・統一性については、それらがうまく行っているのかどうか分からない。『彼女の音楽は、民族性が生きていない』と、思もわれるリスナーさんもいらっしゃるかも知れない。←しかし、その点において、『彼女の解釈・演奏に不満はない』・・・と、私は、自分勝手に思い込んでいる。

さて、

ラストネームからして、彼女は、ハンガリー系ということか。リーフレットには、

「And take that coming home quite literally, because Valentina is three-eighths Hungarian and five-eighths Dutch; she grew up in a house opposite the church in a village in Fiesland (Oudkerk, or Aldtsjerk in Frisian)(ハンガリー人の血が8分の3、オランダ人の血が8分の5。彼女は、フリースラント州にて育った)」

とある。フリースラント州は、オランダ北部の州。州都はレーワルデン。

しつこいが、上にも書いた通り、私は、バルトークとコダーイが苦手なので、彼女の演奏が、十分に民族的であり、十分にピアノ音楽的であるかどうかは分からない。しかし、このアルバムは、リスナーをバルトークとコダーイの音楽に浸らせてくれるかも知れない・・・もっと言えば、このアルバムは、『バルトーク&コダーイの音楽は、取っ付き難い』と思っていらっしゃるリスナーさん・・・そういうリスナーさんに向いているかも知れない。←このアルバムは、バルトーク&コダーイの音楽を取っ付き易くするかも知れない(←たとえば、このアルバムにおいて、バルトークの「14のバガテル」と、コダーイの「7つの小品」は、組曲的ではない。よって、取っ付き難いかも知れないが・・・実際はそうではない)。←少なくとも私は、この Valentina Tóth の音楽に浸ってしまった。
←さらに言えば、リスナーをして、上記2人の作曲家を、もっと知りたいと思わせるかも知れない・・・このアルバムはそのきっかけを与えるかも知れない。←過大評価か?
←私は、バルトーキアンであられる某クラシック音楽愛好者さんから、ヤーノシュ・カールパーティ著「バルトークの室内楽曲」を、読むように進められたが、私は、それを、ほとんど読んでない(汗)・・・このアルバム購入をきっかけに、それを読むかも知れない(又は、読まないかも知れない)。

要するに、このアルバムは、あなたを、バルトークとコダーイの音楽に、のめり込ませるかも知れない・・・と書いたら、それも、このアルバムに対する過大評価か?

【追加】

それにしても、コダーイの音楽は、東洋的、あるいは、日本的(?)。私は、このアルバムの中で、コダーイの「7つの小品 作品11」が、一番気に入った。←取っ付き易く、(ピアノ奏法が効果的で)美しいと思う。
勿論、その他の作品も悪くないと思う。

--

【Apple Music へのリンク】

・検索キーワード:Bartok Valentina Toth

Valentina
(C) Apple Music

--

【2015−12−27 追加】

このアルバムを、繰り返し聴いてみたが、やはり、ヴァレンティーナ・トースの若さは否めない。

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コメント

バルトークの化け物は極端として、コダーイも素晴らしい作曲家だと思います
私はいずれも大好きですが…
バルトークは青髭公の城がロマンティシズム溢れていて聴きやすいので、彼の音楽が苦手(両者が嫌いという事は尖鋭的な民族表現?)でも受け入れやすいかと思われます
http://www.amazon.co.jp/Bluebeards-Castle-Bartok/dp/B0007NFLYA/ref=sr_1_13?s=music&ie=UTF8&qid=1451796466&sr=1-13&keywords=bartok+Fricsay
音質はいまいちですが、フリッチャイのこの演奏がライブの感興もあり、素晴らしかった
翻訳伝記は今は絶版本で素晴らしいのがあったのですがちょっと今すぐ出せない…

にゃんっこ様
KMです

ご意見・ご助言有難うございました。
フリッチャイの「青髭公」に、私は興味ありますが、今の私は、私の、昨年の購入CDベスト10( http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/2015-cd-6dce.html )をご覧になればお分かりの通り、モートン・フェルドマン、および、新人発掘(?!)、そしてまた、録音が良いものなど・・・それらを優先的にゲットしています。よって、上記、「青髭公」につきましては、購入優先順位は下位になります。残念です。

その代わり、以前、にゃんっこ様のおすすめになられた:

「Lauds & Lamentations: Music of Elliot Carter & Yun Heinz Holliger et al.」
http://www.amazon.co.jp/gp/product/B00008LPGO/

を注文しちゃいました!

にゃんっこ様
KMです

にゃんっこ様の文章を、エントリー(シモーヌ・ディナースタイン&シュ・シャオメイの「バッハ:インヴェンションズ(2声・3声)」(2016年1月 5日 (火))と、

アマゾンJP に、無断引用してしまいました。

差し障りがあれば、その引用文を削除します(たとえば、上の両方(記事とアマゾン)削除。あるいは、後者アマゾンのみ削除)。

返信お待ちします。宜しく!

もちろん構いません。思えばKMさんにはだいぶお世話になっておりますね。実はそのコメントを書いたこと自体忘れていたのですが、改めて考えるに、やはりかっちりきれいに整いすぎてるからかもしれません<魅力を感じない。 しかし傑作には違いありませんしね。本来のカンタービレを目指すためにチェンバロで演奏するとよいというのはその通りだと思います。
チェンバロでは最近はルイ・クープランのひなびた情感と、ヘンデルの曲に興味を持っております。

KMさんはフェルドマンにはまっておられるようですが、私はシェルシかな…またいずれ色々集めていきたいです

あと関係ないのですが、今しがたハンス・ツェンダーのブルックナー5番をyoutubeで見つけたのですが素晴らしい演奏だと思います
https://www.youtube.com/watch?v=qwXHfuCrozA

私(KM)による文章引用:にゃんっこ様の文章を引用(エントリー:2、3声のインヴェンションズ、および、アマゾンJPカスタマーレビューへの引用 http://www.amazon.co.jp/BACH-J-S-INVENTIONS-AND-SINFONIAS/dp/B013XU2MLS )につきまして、承諾して頂き有難うございました。
←2、3声のインヴェンションズについては、ヘルムート・ヴァルヒャ(アンマー・チェンバロ)盤を入手しましたので、また記事を書く予定です。

ハンス・ツェンダーって、
http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/post-64f7.html
この人ですね。
この人の、ブル5。迫力ありますね。
しかし、私は、すでに、シモーネ・ヤング指揮ブルックナー全集 [BOX] 購入のために、アマゾン・アフィリエイトで稼いだ6千ポイント用意してます。私は、ヤングの解釈が好きなのです。それを愛してます(!)

P. S. ところで、にゃんっこ様は、バッハのインヴェンションズ、弾きますか? 私は、1番だけは弾けるようになりたいと思っています。

弾けるのレベルがどの程度かによりますが…以前ピアノ触っていた際、インヴェンションはまあまあ…シンフォニアはトリルを入れるとなると難しすぎて人に聴かせられるレベルとは行きませんでしたね…ピアノ教室に通った際、平均律一巻の変イ長調を習いました。それはまあまあ行けましたが、発表会では一回止まってしまった…
そういえばアーノンクール引退でブーレーズ死去と時代を切り開いたアグレッシブな音楽家が退場していきましたね。彼らの精神は受け継がれていっていると思いますが。アーノンクールの弟子のトーマス・ファイのハイドンが好きなのですが、バラで買うと高い…早く完結してボックス出ないかなと思っております

>平均律一巻の変イ長調
4声フーガ。これを弾けたら、多くの曲の演奏において、こわいものなし(!)ではないですか?

>ブーレーズ死去
ブーレーズさん、亡くなっていたんですね。2016年1月5日に。
残念ながら、私は、ブーレーズが残した録音は、ほとんど好きではありません。私にとっての、彼の、最大の業績は、1976年〜のバイロイトの『指輪』です・・・すなわち、彼が、バイロイトを改革したことです。

私は、ザビーネ・リープナーが好きなので、Apple Music にて、シェルシの「ピアノのための組曲第9番、第10番 ザビーネ・リープナー」( http://www.hmv.co.jp/artist_%E3%82%B7%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%82%B7%EF%BC%881905-1988%EF%BC%89_000000000026246/item_%E3%83%94%E3%82%A2%E3%83%8E%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AE%E7%B5%84%E6%9B%B2%E7%AC%AC%EF%BC%99%E7%95%AA%E3%80%81%E7%AC%AC%EF%BC%91%EF%BC%90%E7%95%AA%E3%80%80%E3%82%B6%E3%83%93%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%97%E3%83%8A%E3%83%BC_6515776 )を聴いてみたのですが、その私の第一印象は、残念ながら、ピンと来ませんでした。

【Apple Music】

検索キーワード:scelsi liebner

【追伸】

ところで、にゃんっこさんは、Apple Music 購読してますか?

WTC1のAsDurは割と難易度が低いそうです。ブーレーズは私も演奏家としても作曲家としてもそこまで好きというわけでは…しかし現代曲を認知させる功績は確かに大だったと思われます

音楽は現物派なのでCDばかりですが、以前お話したEberhard Krausなど配信でしか聴けない物はたしかにアップルミュージックも惹かれますが…たぶん当分は手を出さないと思います
しかしナクソス・ミュージック・ライブラリーが月定額で聴き放題、現代曲も豊富なのでいいのではないでしょうか。知人はそれで気に入ったCDを買うという方法を取っております

シェルシはピアノ曲はそこまで知りませんが、あまり好きになれそうもない予感です。アンサンブルやオケ曲がいいかと思われます

Q. 何故、私が、「Apple Muisc」を、応援するのか?

A. 私は、約27年来、Mac ユーザーです(その間、Windows は、ほとんど使ったことがありません。私が初めて触った OS は Mac OS、私が使ったことがある OS は Mac OS のみ!・・・と言ってもいい!)。
畢竟、「ナクソス・ミュージック・ライブラリー」より「Apple Muisc」を、応援したくなるのです。

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