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2015年10月 6日 (火)

モーツァルトの借金の理由は、フリーメーソンへの献金と活動資金だったのかも知れない(消去法的推理&根拠となる資料なき推測)

(私が以前から思っていたこと)

モーツァルトの多額の借金の理由は、フリーメーソンへの献金と活動資金だったのかも知れない

サブタイトル:モーツァルトの借金の理由について「消去法的推理」&「根拠となる資料なき推測」


モーツァルトは、『ピアノ協奏曲(第14番)変ホ長調 K.449 1784年2月9日完成』以降、「自作品目録」を付けている。その「自作品目録」は、彼の作品が、いくらで売れるか、いくらに換価できるか、その収入額を、彼が管理(整理)するための家計簿のようなものだったと思われる。そんな几帳面な人が、ギャンブル、浪費、贅沢、女遊びなどのために、借金するだろうか? モーツァルトには金銭感覚が無かったということは考えにくいと私は思う。【2016−10−1 追加】「作曲家別名曲解説ライブラリー モーツァルト I (265ページ)」には「ピアノ協奏曲(第17番)ト長調 第3楽章 アレグレット ト長調 2分の2拍子。変奏形式。主題と5つの変奏にプレストのフィナーレが続く。その主題(譜例5)は、モーツァルトが1784年5月27日に購入したムクドリが歌うことができたという(その旋律がモーツァルト家の現金出納帳に書き込まれている)」と書いてある。モーツァルト家は、ちゃんと現金出納帳を付けていたのである。


モーツァルトの作品全集=コンパクト・ディスク約170枚、バッハ作品全集=約コンパクト・ディスク約170枚であるとすると、35歳で亡くなったモーツァルトと、65歳で亡くなったバッハの作品の量が、ほぼ同じである。そのことは、モーツァルトの作品の量が、いかに大量であるかを示すと思う。彼は、特に、オペラの作曲を欲した。そして、それ(オペラ作曲)を実践するには、はなはだしい時間・精神力・体力を要したと思う。そんなに多くの作品を書いたモーツァルトに、ギャンブル、女遊びにうつつを抜かす時間が、物理的に存在しただろうか?


もしかしたら、モーツァルトは、息抜きに、たまに、ギャンブルなどをしたかも知れない、が、ギャンブルなどに、のめり込む時間は彼にはなかったと思う。たとえば、彼がギャンブルをしている最中に、彼の頭に美しい旋律が思い浮かんだとする。そして、彼がそれを譜面に書きとめることができなかったとする。そして、そののち、その美しい旋律を、彼が忘れてしまったとする。そんな痛い目にあったら、モーツァルトは、もう2度とギャンブルをやらなかっただろう。


モーツアルトは、ギャンブル、浪費、贅沢、女遊びに、うつつを抜かすはずない。なぜなら、彼は、フリーメーソンだったからである。フリーメーソンの教義は「不道徳」や「倫理に反する行い」を禁じていたはずだからである。


コンスタンツェは悪妻だったのであろうか? モーツァルトの死後、モーツァルトの借金返済に奔走したコンスタンツェ。もし、コンスタンツェが悪妻であり、彼女の贅沢や浪費が、モーツァルトの借金の理由であったなら、彼女は、モーツァルトの死後、借金返済などせずに、その借金を踏み倒していただろう。思うに、コンスタンツェは、多分、律儀な人だった。なぜなら、理由はなんであれ、彼女は、モーツァルトの死後、モーツァルトが遺した借金の大部分を返済したと言われているからである(ただし、出典不明)。そんな、律儀な人が、そもそも、夫名義の多額の借金をするとは考えにくい。
また、コンスタンツェは、フリーメーソンの女性会員だったかも知れない(フリーメーソンに女性が加入できたかどうか、私は知らないが)。もし、彼女が、フリーメーソンであったなら、彼女もまた「不道徳」や「倫理に反する行い」をしなかったと、私は思う。


上記2と関連するが、モーツァルトが、くだらない「ギャンブル、浪費、贅沢、女遊び」に、うつつを抜かすということが、考えにくい理由として、以下のことが考えられると思う:すなわち、そのようなこと(ギャンブル、浪費、贅沢、女遊びに、うつつを抜かすこと)が、モーツァルトの創作活動に支障を来す、ということだ。モーツァルトは、作曲に専念する時、精神的安定を求めたと思う。そして、彼は、創作活動のために、本来は、「金銭的余裕」「財政的安定」そしてなにより「心身ともに健康および体力」を欲したと私は思う:つまり、創作活動のプロセスにおいて、彼が、くだらない問題=ストレス(=ギャンブル、浪費、贅沢、女遊びのための借金)を抱え込むことは彼の創作活動の支障になることであっただろう。しかし、他方、フリーメーソンのためなら、彼は、あえて借金したのだ!

7(こじつけ)
以下、逆説・こじつけだが、フリーメーソンへの献金と活動資金のための借金(およびその返済の労)は、モーツァルトにとって、むしろ、「見返りのある」行為だったのかも知れない。フリーメーソンへの献金と活動資金のための借金(およびその返済の労)は、彼にとって「格別」な行為であり、それは、あるいは、彼にとって、彼の創作活動への良き刺激・誘因だったかも知れない。しつこいが、フリーメーソンへの献金と活動資金のための「借金」。彼は、あえて、それをした。そして、その借金の返済という義務。それは、モーツァルトにとって「有意義な」義務であり、それは、むしろ、モーツァルトをして、創作のきっかけとなり、それをうながし、それへと駆り立てたかも知れない(?)


フリーメーソンへの献金・寄付などは、領収書が残らない。金銭出納簿にも記されない。だから、それは、見えない借金である。


モーツァルトは、晩年、フリーメーソンにおける「階級」「序列」が高くなり、そのために「多額の献金」を負担する義務を負ったのかも知れない。

おわりに
繰り返しますが、以上は、「消去法的推理」&「根拠となる資料なき推測」です。

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