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2015年10月29日 (木)

ヒューイットの平均律第1巻(旧盤)の「a-Moll のフーガ」は、悪くない(!)

Bach_hewitt_1999
Bach: The Well-tempered Clavier Box set
Angela Hewitt, piano STEINWAY
Recorded: 1997/1998/1999

--

>>・イ短調のフーガに着目して
>>
>>しかし、ヒューイットの「平均律第1巻/スタインウェイ盤」において、彼女が、たとえば、イ短調のフーガを丁寧に演奏しているのは良い・・・が、それは、私の鼓膜に、いまいち、ヒットしなかった・・・そのフーガは、彼女の実力からすれば《弱い》と(私に)感じられるからだろう。

(平均律:以下、WTC と略す)

知人宅に遊びに行ったとき(知人宅に2泊したとき)、ヒューイットの WTC の旧盤(1997/1998/1999年録音、スタインウェイ盤)を持って行ったが、その「ヒューイットの WTC 全巻 Box set 4枚組」の中には、偶然、DISC 1 が入ってなかった(!)。

という訳で、仕方なく、その WTC1 の DISC 2(すなわち、第1巻の後半、Fis-Dur)から聴くと(私が弛緩していると思っていた)ヒューイット(WTC1)旧盤の「a-Moll のフーガ」は、悪くない(!)。

したがって、上のコメント(イ短調のフーガに着目して)を私は訂正する。

ヒューイットは、WTC1 旧盤の「a-Moll のフーガ」第80小節のフェルマータ(同盤、DISC 2 の4分46秒)で、アクセントする(音を大きくする)。ヒューイットは、その「a-Moll のフーガ」を遅いテンポで、(デュナーミクの変化なしに)ほとんど単調に弾くも、
最後の8小節(第80小節)で、アクセントするのは、憎い(!)。

やっぱり、ヒューイットの WTC1(旧盤)は、うまかった。

【まとめ】

私は、まだまだ、バッハの WTC をもっとよく聴かなければならない・・・そしてバッハの WTCを(偉そうな言い方だが)研究しなければならない。

すなわち、まだ、私は、「バッハの WTC」という作品を消化していない(私は、WTC を、かれこれ、20年、聴いているにもかかわらず)。

【追加】

ということは、グールドや人間国宝ユゲット・ドレフュスの WTC1 の「a-Moll のフーガ」も(よ〜く聴いてみると)悪くないのかも知れない(下記)。

>>ただし、グールドの平均律第1巻イ短調のフーガは平凡な気がする。
(中略)
>>完璧な平均律演奏は存在しない。

>>さすがのドレフュスも、「第1巻イ短調のフーガ」で、緊張の糸が切れる。

(下に続く)

(上の続き)

【2015−10−31 追加】

【メモ】

・ヒューイットの WTC1 の新盤(2008年録音、ファツィオリ盤)について


ヒューイットの WTC1 の新盤は、フーガの声がよく聞こえる。が、コノ WTC1 は、微妙にテンポが揺れたり、やや溜めがあったり、不要なアクセントがあったりして、やっぱり、ストレートじゃない。それ故に、かえって退屈する。


《テンポ》については、やや恣意的で、全体的に流れが悪く、やっぱり、退屈させられる。


私の主観(印象)では、ヒューイットは、たしかに、WTC1 新盤(2008年録音、ファツィオリ盤)において、個々の曲の特長をとらえている。しかし、前奏曲もフーガも「もうちょっと緊張感があって良い」と思う。


フーガは、分かりやす演奏だが、悪く言えば、安直だと思う。

Bach_hewitt_2008
Bach: Well Tempered Clavier Box set
Angela Hewitt, piano FAZIOLI
Recorded: 2008

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