« ヒラリー・ハーンのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(国内盤と輸入盤を聴き比べる) | トップページ | ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)&マキシム・リザノフ(ヴィオラ)の「モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番、第5番、協奏交響曲」 »

2015年3月11日 (水)

クレール=マリ・ル・ゲのバッハ:クラヴィーア独奏曲集

私の評価:★★★★☆

--

Le_guay

Claire-Marie le Guay, piano
Johann Sebastian Bach (1685-1750)
Enregistrement réalisé à la Ferme de Villefavard en juin 2014
Piano Steinway
MIRARE

【収録情報】

Concerto italien BWV 971
01. (Allegro) 3’57
02. Andante 4’51
03. Presto 3’59

Capriccio sur le départ du frère bien-aimé en si bémol majeur BWV 992 カプリッチョ《最愛の兄の旅立ちによせて》

Arioso(アリオーソ:小さなアリア)
04. Adagio 変ロ長調 1’58
Ist eine Schmeichelung der Freunde, um denselben von seiner Reise abzuhalten.(旅を思いとどまらせようとする友人たちのやさしい言葉)
05. Andante ハ短調 1’19
Ist eine Vorstellung unterschiedlicher Casuum, die ihm in der Fremde könnten vorfallen.(他国で起こりうるさまざまな出来事のいましめ)
06. Adagiosissimo へ短調 2’40
Ist ein allgemeines Lamento der Freunde.(友人たちの共通な嘆き)
07. Allhier kommen die Freunde, weil sie doch sehen, dass es anders nicht sein kann und nehmen Abschied. ハ短調 0’30(友人たちは、やむをえぬこととしてここに集まり、別れを告げる)

Aria di Postiglion(御者のアリア)
08. Allegro poco 変ロ長調 1’16
09. Fuga all'imitatione della cornetta di postiglione 変ロ長調 2’25(御者のラッパを模したフーガ)

10. Sinfonia n°11 en sol mineur BWV 797 3’10

Partita n°1 en si bémol majeur BWV 825
11. Praeludium 2’06
12. Allemande 3’12
13. Corrente 2’58
14. Sarabande 5’26
15. Menuet 3’02
16. Gigue 2’30

17. Invention n°14 en si bémol majeur BWV 785 1’34

Fantaisie chromatique et fugue en ré mineur BWV 903
18. Fantasia 6’50
19. Fugue 4’51

(当該商品リーフレットより)

--

J.S.バッハ:
● イタリア協奏曲ヘ長調 BWV.971
● カプリッチョ 変ロ長調『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV.992
● シンフォニア第11番ホ短調 BWV.797
● パルティータ第1番変ロ長調 BWV.825
● インヴェンション第14番変ロ長調 BWV.785
● 半音階的幻想曲とフーガ ニ短調 BWV.903

 クレール=マリ・ル・ゲ(ピアノ)

 録音時期:2014年6月
 録音場所:ヴィルファヴァール農場
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)
 録音エンジニア:セシル・ルノアール

(HMV.co.jp より)

--

バッハの、様々な形態のクラヴィーア独奏曲を集めたクレール=マリ・ル・ゲの最新アルバム。

ル・ゲは、グバイドゥーリナのバッハ的作品「シャコンヌ(1963)」が上手かったので、「(彼女は)バッハそのものも上手いだろう」と私は予想したが、はたして、ル・ゲの「イタリア協奏曲」は、ヒューイットの精緻・クールさに比べ、《程よい自己主張》と《程よい躍動感(第3楽章)》が聴かれ、ソレらは聴き応えがある(←第2楽章のアリアも退屈させない。第3楽章に面白いアクセントが聞かれるが、ソレは私の気に入った:Track 3 の 1' 25", 1' 30" の左手。第3楽章 第1副主題もよく聞こえる)。

「カプリッチョ 変ロ長調『最愛の兄の旅立ちに寄せて』 BWV.992」も、しっとりしていて良い(あるいは、おおらか)。

しかし、「パルティータ第1番」と「半音階的幻想曲とフーガ」は、落ち着いた(あるいは、クセのない)演奏をしていて悪くないのだが・・・「イタリア協奏曲」の好演に比べて、ル・ゲの実力不足が聞こえると思う。←退屈する。

録音は良い。

Bach_italian_concerto
イタリア協奏曲 第3楽章 第1副主題(midi

« ヒラリー・ハーンのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(国内盤と輸入盤を聴き比べる) | トップページ | ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)&マキシム・リザノフ(ヴィオラ)の「モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番、第5番、協奏交響曲」 »

バッハ, ヨーハン・ゼバスティアン」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/276661/59167627

この記事へのトラックバック一覧です: クレール=マリ・ル・ゲのバッハ:クラヴィーア独奏曲集:

« ヒラリー・ハーンのベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲(国内盤と輸入盤を聴き比べる) | トップページ | ヴィルデ・フラング(ヴァイオリン)&マキシム・リザノフ(ヴィオラ)の「モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1番、第5番、協奏交響曲」 »

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近の記事

カテゴリー

無料ブログはココログ