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2015年2月21日 (土)

「カール・アマデウス・ハルトマン:交響曲集」聴き比べ 〜 インゴ・メッツマッハー EMI 盤 vs. Challenge Classics SACD Hybrid 盤(交響曲第3、4番)

このエントリーは、http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2015/02/vs-challenge-cl.htmlの続きです。

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【参考5】

幻想旅人團 後の祭り

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【交響曲第3番】

I. Largo ma non troppo - Allegro con fuoco (Virtuose Fuge)
II. Adagio (mit bewegtem Ausdruck) - Andante - Allegro Moderato - Andante - Adagio

私は、この交響曲は、嫌いだ。

この交響曲は、幻想旅人團 後の祭りさんが、お書きのように「中途半端」っぽい。もしかして、中途半端、かつ、しつこい?

この交響曲の第1楽章「ラルゴ」の「弦楽五重奏のフガート」は、バルトークの弦楽四重奏曲第1番っぽく聞こえる。後半「アレグロ・コン・フォーコ(ヴィルトゥオーゾ・フーガ)」。「コン・フォーコ」は「熱烈に・火のように」の意。←しかし、第6番の第2楽章に比べると、オルガズムに達しないまま終わるようだ。

第2楽章は、幻想旅人團 後の祭りさんが、お書きの通り、シンメトリー構成構造。すなわち、「アダージョ(動的な表現で) - アンダンテ - アレグロ・モデラート(ほどよく快速に) - アンダンテ - アダージョ」
第2楽章にて、ストラヴィンスキーや、フランス音楽、さらには、ワーグナーっぽさが聞けるが、それらは、私には面白くない。

・インゴ・メッツマッハー(指揮)、ジェイムズ・ガフィガン(指揮)について

交響曲第3番も、第2番と同様に「《聞きやすさ》を求めるならメッツマッハー」。すなわち、前者メッツマッハー(指揮)は「しつこさ」を補う演奏(それでも退屈する)。前者は、第2番と同様、テクスチュアがよく聞こえる。後者ジェイムズ・ガフィガン(指揮)は、前者より粗いと思う。

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【交響曲第4番(弦楽オーケストラのための)】

Symphony No. 4 for String Orchestra (1947)

I. Lento assai - Con passione
II. Allegro di molto, risoluto
III. Adagio Appassionato

私は、この作品も、あまり好きではない。

この交響曲も、幻想旅人團 後の祭りさんのページが非常に参考になる。

弦楽器だけで演奏される、しかも、ある意味、変化に富んだ作品。ただし、ホンマに「ラストは、一気に消える印象がある。」

同じことばかり書いて悪いが、第4番も、インゴ・メッツマッハー(指揮)はテクスチュアがよく聞こえ、構成力のある演奏であり、しかも、熱演・・・良い演奏だと思う。メッツマッハー(指揮)より、マルクス・シュテンツ(指揮)のほうが熱演だが、前者のほうが聞きやすい・・・前者の演奏において、この作品が、あるいは、論理的に聞こえるかも知れない。

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Metzmacher

Karl Amadeus Hartmann (1905-1963)
Symphonies 1 - 6 (2 CDs)
Bamberger Symphoniker
Ingo Metzmacher, conductor
EMI

[CD 1]

Symphony No. 3 (1948-49)

7. I. Largo ma non troppo - Allegro con fuoco (Virtuose Fuge) 16:12
8. II. Adagio (mit bewegtem Ausdruck) - Andante - Allegro Moderato - Andante - Adagio 14:06

Recorded 7-9.III.1994, Sinfonie an der Regnitz, Bamberg

[CD 2]

Symphony No. 4 for String Orchestra (1947)

1. I. Lento assai - Con passione 14:54
2. II. Allegro di molto, risoluto 10:39
3. III. Adagio Appassionato 7:22

Recorded 11-13.II.1993, Kulturraum, Bamberg

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Hartmann

Karl Amadeus Hartmann
Symphonies Nos. 1-8
Netherlands Radio Philharmonic Orchestra
Netherlands Radio Chamber Philharmonic
Gaffigan / Metzmacher / Poppen
Schønwandt / Stenz / Vänskä
Challenge Classics

[CD 1]

Symphony No.3 (1948-1949)

7. Largo ma non troppo - Allegro con fuoco (Virtuose Fuge) 16:46
8. Adagio - Andante - Allegro moderato - Andante - Adagio 15:15

Netherlands Radio Philharmonic Orchestra - James Gaffigan, conductor
Live recording 22 September 2012, Royal Concertgebouw Amsterdam

[CD 2]

Symphony No.4 (1947-1948)

1. I Lento assai - Con passione 14:47
2. II Allegro di molto, risoluto 9:19
3. III Adagio appassionato 6:41

Netherlands Radio Philharmonic Orchestra - Markus Stenz, conductor
Studio recording 12-14 November 2012,
Muziekcentrum van de Omroep Hilversum, Studio 5

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