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2015年1月23日 (金)

グールドの《平均律》を改めて聴く 〜 「国内 SACD Hybrid 盤」と「輸入盤」を聴き比べる

注文日: 2015年1月3日
Amazon.co.jp 注文番号: xxx-xxxxxxx-xxxxxxx
合計: ¥ 6,388(定価: ¥ 8,000 税抜き)

Gould_1

バッハ:平均律クラヴィーア曲集(国内 SACD Hybrid 盤)
グレン・グールド

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注文日: 2015年1月6日
Amazon.co.jp 注文番号: xxx-xxxxxxx-xxxxxxx
合計: ¥ 1,659

Gould_2

Bach: The Well-Tempered Clavier, Books I & II(輸入盤)
Glenn Gould

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私は、熱烈なグールドの信奉者。

彼の《平均律》は、何セット持っていてもいいので、上記、「国内 SACD Hybrid 盤」「輸入盤」を買って、聴き比べてみた。

大音量で聴くと、どちらにも、かすかにホワイトノイズが聞こえる(第1巻)。

「国内 SACD Hybrid 盤」のほうが、《若干人工的だが臨場感があって生き生き聞こえる》ような気がする。国内 SACD Hybrid 盤は、悪くないアイテムだと思います。

が、「平均律 by グールド 入門」には、「輸入盤」でも良いと思います(「輸入盤」の音質に問題なし。「輸入盤」の音は「国内盤」とほとんど変わらない)。

【注意】

コレは私の思い過ごしかも知れません。

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私は、グールドの「歌声」が大好きなので、下記のコンセプト(国内 SACD Hybrid 盤)は気に入った。彼の歌声は、むしろ、彼が《平均律》を弾くとき、各曲への《気合いの入れ方》などが聞こえていいと思う(第1巻 変ロ短調のフーガなどは歌声が止まり、半ば、呻く?(うめく?)。

【参考】

グールドの平均律国内 SACD Hybrid 盤リーフレットより

(グールドが残した録音には)セッション・マスター、エディット・マスター(セッション・マスターを編集したもの)、プロダクション・マスター(マルチ・マスターからステレオにリミックスされたLPプレス用のマスター)、そして予備マスターが存在する。(中略)こうしたグールドの録音をリマスターするにあたっては、それぞれの録音が持つ歴史的な重要性を認識しながら、最もクオリティの高いサウンドを目指さなければならない。そのために私は、基本的に最も鮮度が高い編集済みのエディット・マスター(多くの場合マルチ・トラックである)を使うようにしている。(中略)グールドの録音につきものは、彼の歌声である。コロンビアのエンジニアたちは、指向性の強いマイクを使うことことで歌声が混入する割合を少なくしようとしたが、それでも完全に消し去ることは出来なかったし、実際のところ「グールドの録音だからある程度はやむを得ない」とさじを投げていたふしもある。私もグールドのリマスタリングに深くかかわればかかわるほど、歌声があることが自然に思えてきていたので、2007年に発売された ZENPH 社のテクノロジーによる「ゴールドベルク変奏曲」の、グールドの歌声のない「再演」を初めて聴いた時の違和感の大きさは今でも忘れることはできない。今回のリマスタリングにあたっても、「インヴェンションとシンフォニア」のように、あるトラックに歌声がかなり大きな割合で入っている場合は、多少そのトラックのリミックス・バランスを弱めるということはやってはいるが、基本的に彼の歌声はそこにある。(中略)今回のリマスターでは、おそらくLPも含めて過去のどの発売ソフトよりも、グールドのピアノの音色を明瞭に、ダイレクトに再現できたと自負している。また特に SA-CD 層では、演奏を包み込むスタジオの空気感をも耳で感じていたただけるようになった(その結果、グールドの歌声や、椅子の軋みを始めとするさまざまなノイズといった、音楽以外の要素も鮮明に聞こえるようになった)。存分にお楽しみいただければ幸いである。アンドレアス・K・マイヤー(オリジナル・マスター・トランスファー、DSD マスタリング・エンジニア)

【追加】

それにしても、グールドはフーガが巧い。平均律のフーガの約半分(第1巻、第1、4、5、12、14、16、17、18、20、22、23、24曲、第2巻、2、3、5、7、8、9、16、17、22、23)は4声以上であるが、グールドの演奏は、声がよく聞こえる。変な言い方だが、グールドはまさにフーガしている。

Gould_3
グールドの平均律国内盤リーフレットより

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【2015−10−20 追加】

ただし、グールドの平均律第1巻イ短調のフーガは平凡な気がする。
私は、曽根麻矢子の演奏する同フーガのほうが、好きだ。

【結論】

完璧な平均律演奏は存在しない。

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【2016−1−8 追加】

また、私は寝ぼけていたようだ。「グールドの平均律第1巻イ短調のフーガ」を改めて聴くと・・・私は、そのフーガに、エクスタシーを感じた。

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