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2014年5月12日 (月)

ゲオルク・ティントナーの「ブルックナー:交響曲全集」を少しずつ聴く(第4、9番)

Tintner

Anton Bruckner (1824-1896)
The Complete Symphonies (12-CD Boxed Set)
Royal Scottish National Orchestra
National Symphony Orchestra of Ireland
New Zealand Symphony Orchestra
Georg Tintner
Recorded 1995/98

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Anton Bruckner (1824-1896)
Symphony No. 4 in E-Flat Major, WAB 104, "Romantic" (1881 version, ed. R. Haas)
Royal Scottish National Orchestra
Georg Tintner
Recording 1996

第1楽章 21:33
第2楽章 16:19
第3楽章 12:05
第4楽章 23:10
合計   72:10

スケールが大きく、力強いのが良い。
ただし、ティントナーの指揮は、少し粗く、演奏に緊張感を欠くかも知れない。第4楽章は、少しだれるし・・・。
それから、アンサンブルが、もうちょっと美しければ良かった、と、思う。

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Anton Bruckner (1824-1896)
Symphony No. 9 in D Minor, WAB 109 (original 1894 version, ed. L. Nowak)
Royal Scottish National Orchestra
Georg Tintner
Recording 1997

第1楽章 25:47
第2楽章 09:58
第3楽章 24:14
合計   60:02

ブル9は、ショルティ盤(1985年録音)が、圧倒的名演・・・それが、あまりにも名演なので、他の指揮者が指揮したブル9を聴くとき、ショルティ以上のものを、私は期待しないことにしている。

ティントナーのブル9は良いと思う。
ブル9は、複雑な交響曲であり、私はこの交響曲をよく理解していない(私は、もっとよくこの作品を研究しなければならない(下記画像参照))。よって、ティントナーの指揮するブル9の、どこが良いか、私は、ココに、具体的に指摘することはできない。しかし、少なくとも、ティントナーのブル9は、響きが明快(あるいは)明るいのが、かえって良く、この「指揮するのが難しい交響曲(すなわちブル9)」の、つぼを押さえていると思うのだが、どうだろうか。
この交響曲にうるさいリスナーは、ティントナー指揮のブル9に対し「粗い」「精彩さ、精密さに欠け、全曲を把握・掌握しきれていない」「(変な表現だが)全曲が仕切られていない」など「瑕疵がある」と思われるかも知れないが・・・私は、ティントナーは健闘していると思う。

Bruckner_9
第3楽章:アーチ的な対称性が強められたソナタ形式と見なすことができる
(作曲家別名曲解説ライブラリー5「ブルックナー」より)

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