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2014年2月25日 (火)

エリサベト・マイヤー=トプセーの「4つの最後の歌」

Topsoe

Wagner: Wesendonck Lieder
Richard Strauss: Zueignung, op.10 No.1
Morgen! op.27 No.4,
Vier Letzte Lieder

Elisabeth Meyer - Topsøe, soprano
Copenhagen Philharmonic Orchestra
Hans Norbert Bihlmaier, conductor
1993年録音
(C) 1993 SteepleChase Productions ApS

デンマーク、コペンハーゲン出身。

私は、この1〜3年、リヒャルト・シュトラウスの「4つの最後の歌」を数種類買い、それらをすべて手放した。しかし、このエリサベト・マイヤー=トプセーのは手放さないことにする。

このアルバムは、くしくも、ルチア・ポップの2回目の録音(つまりポップの最後の録音)と同じ1993年に録音されている。そして、トプセーの歌唱はポップの歌唱に似ている。

ヘッセ、アイヒェンドルフの詩の微妙なニュアンス、その解釈は、ポップのほうが上だが、トプセーは若いので声量がある。その声量のクレッシェンドは「4つの最後の歌」のポップの解釈にどくとなく似ている。そのうえ、Hans Norbert Bihlmaier の指揮もマイケル・ティルソン・トーマスに劣らないだけではなく、少し似ていると思う。

繰り返すが、トプセーのクレッシェンドは(また力を弱めるところも)、「4つの最後の歌」という作品の歌詞、音楽の「リスナーを驚かせるうれしい驚き」「晩年のリヒャルト・シュトラウスのうまさ、技」を喚起する。

トプセーは、ポップの真似をしたのではない。ただし、彼女はポップの1回目の録音(4つの最後の歌、1982年)を聴いて、学んだのかも知れない。

トプセーが、ポップに似ていると言っても、ポップの歌唱に比べれば、その歌唱法は当然新しい。だが、歌唱力・表現力はポップに劣る(あえるいはポップが勝ると言ったほうがいいか)・・・だが、いい勝負していると思う。

トプセーは、ビルギット・ニルソン音楽賞を受賞している。それなのに録音が少ない。もっと活躍して欲しい。

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