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2014年1月16日 (木)

バックハウスの「ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ全集」新旧盤聴き比べ!(前書き)

Backhaus_1

ヴィルヘルム・バックハウスの「ベートーベン:ピアノ・ソナタ全集(1950 - 1954録音)」


Backhaus_2

同「ベートーベン:ピアノ・ソナタ全集(1958 - 1969録音)」

バックハウスの「ベートーヴェン:Pf ソナタ全集」新旧盤は、火事で焼失した。今月やっと、それらを再取得した(4年かかった)。

くそ〜、お金がもったいない! わたし、お金ないよ!

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バックハウスの「ベートーヴェン:Pf ソナタ全集」新旧聴き比べ! 時間かかるぞ〜〜〜。

今日はその「前書き」のみ。

基本的には、私がアマゾンに書いたレビューの内容で、外してないと思うのだが、今回は、できればもう少し掘り下げたい。

私は、上記レビューで「新旧録音の技巧の差は小さい」と書いたが、本家ともりんさんが書いてある通り「差は大きい」のほうが正しいと思う・・・つまり、久しぶりに聴き比べてみて、そして、改めて聴き比べてみて、ともりんさんのご意見が正しいと、私は思った。

ちなみに、私が上記レビューにて「バックハウス新旧録音の技巧の差は小さい」と書いた理由:

1)もしバックハウスが、40代、50代に、ベートーヴェン:ソナタ全集を完成させていたら、つまり、もし、そんなものが、この世にあったとしたら、それ(つまり40代、50代のバックハウスの技巧)と、60代、70代のバックハウスの技巧の差は『大』だろう。
2)バックハウスの「ベートーヴェン:ソナタ全集」は、いずれも彼の60代以降に録音されている。彼の「ベートーヴェン:ソナタ全集新旧盤」は、いずれも彼の全盛期ではなく、彼が、高齢のとき、すなわち60歳を超えた時に録音されたものである。
3)よって、バックハウスが60代に録音した「旧盤」にも技巧の衰えはあるはず・・・
4)以上をまとめれば、「バックハウスの『ベートーヴェン:ソナタ全集新旧盤』は、いずれも彼が、高齢の時の録音である。したがって、バックハウスの『ベートーヴェン:ソナタ全集新旧盤』いずれにおいても、若い頃のバックハウス(40代、50代)に比べれば、技巧の衰えがあるはず」という意味で、私は上記レビューにて「(新旧演奏の)技巧の差は小さい」と書いたのだった。

【以下、たわごと】

新盤には「じぇじぇじぇ〜」と思わせるものが、今のところ1曲もない。(普通の日本語で書くと)新盤には「うまいなあ!」と思わせるものが、今のところ一つもない。

新盤は、ベートーヴェンの武器であるところの「調性」の面白さがないような気がする。

新盤は、指は回っているが、指先で弾いているという感じがする。

新盤は、モチベーションが低い。バックハウスは、肉体だけでなく精神も衰えたのだろう。

旧盤は、きじん(鬼神)のごとし。新盤は、普通。

早い話が、バックハウスは、速い楽章やパッセージに衰えが見られ、遅い楽章は衰えが目立たない(当たり前か)。

(つづく)

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