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2013年1月17日 (木)

ヤンセンのプロコフィエフ2番

Jansen

Prokofiev
Violin Concerto No.2 in G minor, op.63
Sonata for 2 violins in C major, op.56
Sonata for violin and piano in F minor, op.80 no.1
Janine Jansen, violin
Boris Brovtsyn, violin
Itamar Golan, piano
London Philharmonic Orchestra
Vladimir Jurowski
2012年録音

ジャニーヌ・ヤンセン
この人の名字は、ヤンセンだが、名前はヤニーヌじゃないのが変だ。

ヴァイオリン協奏曲第2番
この CD のヴァイオリン協奏曲第2番は、私のスピーカ(TANNOY Stirling HW)で大音量で鳴らすと低音がよく響くので気持ちいい。

ヴァイオリンはやや控えめに歌っている。オケとのからみ合いも奇麗だ(ロンドンフィルの音も程良く鳴り程良く聞こえるし・・・)。

私は、プロコフィエフの第2番第3楽章ロンドは退屈する(ヴェンゲーロフ&ロストロポーヴィチ盤でさえ退屈する)。
他の楽章が、テンポや楽想に変化があるのに対し、第3楽章は同じ旋律・リズム(3拍子系、ほぼ同じテンポ)の繰り返し・・・それがうまく機能していないと思う。
ヤンセンの演奏(第3楽章)は上記の程良さがアダになりやっぱり退屈する。
しかし、このプロコフィエフ第2番は、ヤンセンというヴァイオリニストを好きにさせる。良い演奏。

プロコフィエフの第2番第3楽章は、むしろ、シュタインバッハーのねちっこい演奏のほうが私は好きだ。

他の2曲は、全然知らない曲なので、簡単に書く。

2つのヴァイオリンのためのソナタ
絶妙なアンサンブル。緩急緩急の古典的形式にのっとっている。

ヴァイオリン・ソナタ ヘ短調
緩急緩急。4楽章。各楽章が約7〜8分、全曲で約30分。聴くのにかまえてしまうが意外に聞きやすい。重苦しく激しい部分はベートーヴェンの「熱情」(この曲と同じヘ短調)に通じる雰囲気。ただし第4楽章は静かに終わる(Allegrissimo - Andante assai come prima 非常に速く - 最初と同じように十分に遅く)。ヤンセンはアンサンブルに気を配って重苦しさを払拭している。共演者が弱いのが残念。

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