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2012年7月10日 (火)

アラベラ・シュタインバッハーのショスタコーヴィチ

Steinbacher

ショスタコーヴィチ
ヴァイオリン協奏曲第1番 op.77
ヴァイオリン協奏曲第2番 op.129
アラベラ・美歩・シュタインバッハー(Vn)
バイエルン放送交響楽団
アンドリス・ネルソンス(指揮)
録音:2006年5月(デジタル)
ORFEO

おすすめ度:★★★★

これも火事で焼失したので買い戻した。最近、シュタインバッハーが好きになったので・・・

ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番 op.77

火事になる前に聴いたときの記憶はまったくない。

やっぱり、シュタインバッハーとアンドリス・ネルソンスらしい分かりやすい演奏であり気に入った。つまり、特殊な解釈をしていない。アンドリス・ネルソンスとのコンビネーションもよいと思う。第1楽章は怖くない演奏なので面白くないと思ったが、(もう一度最初から)聴き直してみると全然悪くなかった。この作品は「スターリンの恐怖」にかかわる音楽であるという聴き方をしないなら、ことさら恐怖や戦慄を強調する必要はないと思った。HMV.co.jp のユーザーレビューに「第1番の第3楽章で、ネルソンスがオケを目一杯鳴らしているのに感心しました」とあるがその通りだと思う。バッハのパッサカリア BWV 582 は超絶技巧のフーガで終わるが、ショスタコーヴィチのパッサカリアはいったん静かになる。カデンツァは激しい演奏だが、多分第1楽章からとったと思われる旋律と第2楽章が回想されるのがすんなり聞き取れるのが良い。バイエルン放送交響楽団は、もうちょっと微妙な色彩を出しても良かったんじゃないかと思う。


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