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2011年1月10日 (月)

Elise Båtnes の「バルトーク:無伴奏ヴァイリン・ソナタ」

Batnes

Bartók
Andante for violin and piano (1902)
Sonata for violin and piano (1903)
Hungarian Folksongs for violin and piano (1934)
Sonata for solo violin (1944)
Elise Båtnes, violin
Håvard Gimse, piano
Recoeded: 2005 / 07
SIMAX
SACD / Hybrid

猫大好きさんおすすめの Elise Båtnes の「バルトーク:無伴奏ヴァイリン・ソナタ」は良かった。
(Elise Båtnes は、ノルウェイ出身。名前の正確な読み方は不明)

私は、スクリデの演奏も解りやすく、かなり良いと思うが、Båtnes のほうが、もっと解りやい演奏だと思う。というのも、演奏時間を比較するとスクリデより、Båtnes のほうが若干長い。が、後者の演奏のほうが締まった演奏に聞こえる。

スクリデ 10' 16 4' 49 7' 30 5' 12
Båtnes 10' 40 4' 57 7' 34 5' 32

Elise Båtnes の「バルトーク:無伴奏ヴァイリン・ソナタ」は、第1楽章の、9 分 30 秒辺り、音楽がブルーになる辺りから、胸を締め付けられるような悲痛を感じる。第3楽章の Melodia (バルトークの夜の音楽)は、もっと痛い。

しかし、Båtnes の演奏は最初の第1楽章の提示部で、すでに、バルトーク特有の痛々しさが見えるような気がする(0 分 55 秒辺り)。第1楽章は、ト(短)調。ソナタ形式的な構造をもった変奏曲(ウィキペディアを参照のこと)。リーフレットには The only folk - echo here is the 'Scotch - snap' cadence (more Hungarian than Scots) と書いてあるが、何のことだか解らない。

第4楽章、Presto は、ある種のスケルツォ・ロンドであり、リトルネッロ・テーマは半音 16 分音符の蚊の鳴き声(a mosquito's whine)であるとリーフレットに書いてある。それはもともと、四分音(バルトーク:ヴァイオリン協奏曲第 2 番/ブーレーズ/シャハム参照のこと)で書かれていたが、メニューインの助言により(実用的な理由で)半音に差し替えられた・・・とリーフレットに書いてあるようだが、間違いがあったらいけないのでリーフレットより原文を引用する。

We now know that Bartók had originally drafted several sections of his final in quarter - tones, only to substitute chromatic alternatives, on Menuhin's advice, for reasons of practicality.

・その他
最初の2曲 Andante for violin and piano (1902), Sonata for violin and piano (1903) は、バルトークの若いときの作品。
多分、珍しい録音ではないかと思う。

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