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2010年12月20日 (月)

Music of Elliott Carter, Vol. 8 (1/16)

Carter

Music of Elliott Carter
Volume Eight
16 Compositions (2002 - 2009)
Recorded 2008 / 09
Bridge Records, Inc.

DISC A (49: 29)
Horn Concerto (2006) (10: 32)
Martin Owen, horn
BBC Symphony Orchestra
Oliver Knussen, conductor

これは、もともと、ジェイムズ・レヴァインとボストン交響楽団の首席ホルン奏者 James Sommerville

のために書かれた作品なので、ジェイムズ・レヴァインと James Sommerville の演奏で聴きたかった。この作品のホルン協奏曲としての新しい可能性への着想は、James Sommerville から得られたとライナーノートに書かれてある【注】

確かに、このアルバム「Music of Elliott Carter, Vol. 8」における Martin Owen と Oliver Knussen による演奏においても、このホルン協奏曲の特徴は生かされていると思う。すなわち、このホルン協奏曲の高度な技巧、打楽器の周期的なノイジーなインターラプト(periodically interrupted by noisy percussion)は効果的に演奏されていると思う。しかし、Martin Owen と Oliver Knussen の演奏は、10 分あまりの単一楽章によるホルン協奏曲という形式において作曲者が意図したはずの密度の濃さが聞こえないように思えるのは残念である。また、この演奏は暴力的でもないが、その点も物足りない。指揮者 Oliver Knussen は、あまり暴力的な演奏を好まない人ではないかと思う。

【注】この作品のホルン協奏曲としての新しい可能性への着想は、James Sommerville から得られたとライナーノートに書かれてある、と思うのだが私は英語が苦手なのでよくわからん。

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