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2010年11月 1日 (月)

スクリデのショスタコーヴィチ

Skride

Baiba Skride
Violin Concertos
Dmitrij Shostakovich
Violin Concerto Nr. 1 Op.77
Münchner Philharmoniker
Mikko Franck, conductor
Leos Janacek
Violin Concerto "Wanderung einer Seele"
Rundfunk - Sinfonieorchester Berlin
Marek Janowski, conductor
いずれも 2004 年録音

もし、バッハやモーツァルトの時代に、今日のすぐれた録音技術が在ったとしたら、そして彼らが彼らの作品を・・・彼らが作曲した作品を今日のすぐれた録音技術で録音していたとしたら、そしてそれが最高の条件でなされた演奏だったとしたら・・・もしそういう記録があったとしたら・・・今日の演奏家たちは、バッハやモーツァルトが残した演奏を超える演奏をするのは難しいだろう、かつ、リスナーは今日の演奏家が演奏するバッハやモーツァルトの作品を積極的に《受容》しないだろう・・・または《より良い演奏を追究するということ》をしないだろう・・・などと、SF めいたことを私は考えたことがあるが、オイストラフの「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番」は、上記が当てはまるような気がする。私は、オイストラフより良い「ショスタコーヴィチ:ヴァイオリン協奏曲 第1番」を求めていない。

バイバ・スクリデ(Baiba Skride)のショスタコーヴィチは、安いので買って損はしないと思う(2010年10月現在 939円)。
この人の演奏は、ストラディバリウスを弾いているのでハーンのよりオイストラフに近い。
しかし、指揮がだめ。録音も悪い。録音は、オイストラフ(1956年録音モノラル)の迫力に負けてるかも・・・。
だが、ライヴ録音である点が魅力。
ライヴ録音で、この作品を発表したのは自信の現れだろう。
私は、スクリデがストラディバリをバリバリ鳴らすのが気に入った。どうせ、オイストラフに及ばないと本人も分かっているので、オイストラフと同じストラディバリを力任せに弾いて、少しでもオイストラフに近づこうとしたのかも知れない。
演奏は、やけくそっぽく聞こえる。

【付記】実は、ミヒャエル・ハイドン(下記)が良かったので、私はスクリデが気に入ったのである。

Skride_2

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