« スターン&バーンスタインのベルク | トップページ | アリーナ・イブラギモヴァのハルトマン »

2010年11月21日 (日)

クレーメル&アルゲリッチのベートーヴェン

Kremer

Beethoven
The Violin Sonatas
Gidon Kremer
Martha Argerich
1984 / 94 年録音

CD 1
Sonata for Violin and Piano No.1 in D, Op.12 No.1
Sonata for Violin and Piano No.2 in A, Op.12 No.2
Sonata for Violin and Piano No.3 in E flat, Op.12 No.3
Sonata for Violin and Piano No.5 in F, Op.24 "Spring"
CD 2
Sonata for Violin and Piano No.10 in G, Op.96
Sonata for Violin and Piano No.6 in A, Op.30 No.1
Sonata for Violin and Piano No.7 in C minor, Op.30 No.2
CD 3
Sonata for Violin and Piano No.8 in G, Op.30 No.3
Sonata for Violin and Piano No.4 in A minor, Op.23
Sonata for Violin and Piano No.9 in A, Op.47 "Kreutzer"

結論から言うと、正直言って、アルゲリッチのファンである私は、この演奏を聴いてハッピーになれます。

このベートーヴェンは、本人たちが一番楽しんで演奏しているので、その二人が楽しんで演奏しているのを聴いてハッピーになれる人なら、これを聴いてハッピーになれます。

しかし、イザベル・ファウスト&メルニコフのベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ集(全曲) の精緻な演奏や、イブラギモヴァBeethoven - Violin Sonatas 2の精巧で精密な演奏が出現した今となっては、クレーメル&アルゲリッチのベートーヴェンは過去の演奏。この演奏は大味で粗い。

スクリデのラヴェル:ヴァイオリンソナタに入っているベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ作品12の3は、第1楽章の第2主題が主調で再現されるところを丁寧に演奏しているのと比較すると、クレーメルたちのソナタ形式は精緻でも精巧でも丁寧でもなく、雑であり、左の耳から右の耳に抜けて行ってしまう。

このアルゲリッチ・ファミリーのベートーヴェンはいずれ忘れ去られるであろう。

« スターン&バーンスタインのベルク | トップページ | アリーナ・イブラギモヴァのハルトマン »

ベートーヴェン」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/276661/37761862

この記事へのトラックバック一覧です: クレーメル&アルゲリッチのベートーヴェン:

« スターン&バーンスタインのベルク | トップページ | アリーナ・イブラギモヴァのハルトマン »

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            

最近の記事

カテゴリー

無料ブログはココログ