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2010年5月14日 (金)

ヤーコブスのモーツァルト

3841

Mozart
Symphonie Nº 38 "Prague" K. 504
Symphonie Nº 41 "Jupiter" K. 551
Recording: 2006

★★★★☆

3940

Symphonie No. 39 K. 543
Symphonie No. 40 K. 550
Freiburger Barockorchester
René Jacobs
Recording: 2008
harmonia mundi s. a.

★★★★★

HMV のレビューに「ジュピターのテンポの揺れが裏目に出ている」と書いてあるが、たとえば、ジュピター第1楽章提示部の結尾をゆっくり演奏しているのは、その部分が、展開部の主要な部分になっているからだろう(つまり「伏線」として強調するためにテンポを遅くしたと思う)。したがって、別に裏目に出ていると私は思わない。

長調の交響曲の第1楽章は、オペラの序曲のよう。
メヌエットは、ウィンナワルツのようにテンポが速い。そういうことを、フルトヴェングラーやブルーノ・ワルターなどの巨匠がやったら、文句は出なかっただろう。

ヤーコブスのモーツァルト:交響曲を聴くと、幸か不幸か、ベーム、レヴァインなどの古い音源への触手が伸びなくなった。私はそれらを失ったわけだが。

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