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2009年12月14日 (月)

コロリオフのヘンデル


Koroliov


Händel
Piano Suites
D minor HWV 437
D minor HWV 428
G minor HWV 432
G major HWV 441
Evgeni Koroliov, piano
Kammermusikstudio Stuttgart 22. - 26. 1. 2007
Profil / Edition Günter Hänssler

HWV 441 は、Allemande - Allegro - Corante - Aria. Presto - Menuetto - Gvaotta - Double - Gigue だが、単一主題による変奏曲のように聞こえる。このアルバムにおいて、コロリオフは、ヴァリエーション、パッサカリアを含む大曲ばかり選曲しているようだ。「形式にのっとりながらも熱い演奏をする」それがコロリオフの魅力の一つだと思うが、それをこのアルバムにも聞くことができると思う。

彼の演奏は、シルマーのより作品の性格を良く伝える。HWV 428 の Allegro におけるフーガは、バスの声に、ハッとさせられる。その次の Allemande は叙情を強調した演奏であり美しい(私は、バッハにおいてもコロリオフの弾く Allemande が好きだ)。第5曲は、Air だが、これが、装飾音が細やかで『アランフェス協奏曲』の第2楽章(だったっけ)に感じが似ている(その後、ヴァリエーションが5つ続く)。細やかな表現において、コロリオフの演奏のほうがシルマーに勝ると思う。シルマーのほうが剛胆ということか。

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