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2009年11月17日 (火)

シュタインバッハーのベートーヴェン


Steinbacher


Alban Berg
Violinkonzert "Dem Andenken eines Engels"
Beethoven
Violinkonzert D - Dur op. 61
(Kadenzen: Fritz Kreisler)
Arabella Steinbacher, Violine
WDR Sinfonieorchester Köln
Andris Nelsons, conductor
Recorded 2008
ORFEO

演奏時間を比較すると、

第1楽章 22' 56 / 22' 41 / 26' 32
第2楽章 8' 20 / 9' 13 / 10' 15
第3楽章 9' 25 / 9' 05 / 11' 02
(左から、ヤンセン、コパチンスカヤ、シュタインバッハー)

このひとのベートーヴェンは、第3楽章の最後のカデンツァに入る前までは、寝ぼけたような演奏に聞こえる。彼女の遅いテンポの演奏は、はったりか、巨匠の演奏の真似か、あるいは「作品61は、誰が演奏しても同じになるから、昔の人たちと同じように演奏します」と何も考えないで演奏しているのか、よく分からないなあ、と、思って聴いていたら、カップリングのアルバン・ベルクを聴いて、久しぶりに興奮させられた。この CD は、ベルクのほうが良い。あるいはタフなベルクを聴かせたあとに、ベートーヴェンのほうは、のんびり聴いて下さいということか。

シュタインバッハーはベルクも、遅いテンポで演奏していると思うが、弛緩がない。ちなみにベルクのほうのタイムは、第1楽章(11' 51)第2楽章(15' 25)【注】
シュタインバッハーのベルクは、第2楽章のコラールの後も、うまく音楽をつないでいると思う。もしかしたら、このひとは、すごいひとかも知れない(少なくとも上記3人の中では実力が一番上のような気する)。この人はショスタコーヴィチも出しているので、買ってみようかな・・・

・・・「シュタインバッハーの感想は書くのが難しそうだ」と私はこの感想を書く前に予想していたのだが、やっぱり、内容のない文章になってしまった。

【注】調べてみたら、スターン&バーンスタイン第1楽章(10' 17)第2楽章(15' 17)、渡辺玲子&シノーポリ第1楽章(12' 30)第2楽章(16' 31)、アンネ=ゾフィー・ムター第1楽章(11' 30)第2楽章(16' 13)

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