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2009年11月30日 (月)

ラグナ・シルマーのヘンデル


Handel


Händel
Die Klaviersuiten
Ragna Schirmer, piano
Recording: August / September 2008, Freylinghausensaal der Franckeschen Stiftung, Halle / Saale - Steinway D
Berlin Classics

CD 1 HWV 434, 436, 441, 428, 435
CD 2 HWV 427, 437, 439, 438, 430, 433
CD 3 HWV 426, 431, 429, 440, 432

録音は、ヘンデルの出身地ザーレ河畔ハレにあるフランケッシュ財団所有のフライリングハウゼンザールにて。その模様は、Amazon.de で見ることができる。

このアルバムは、私にとって、よだれが出るような御馳走だ。曲の順番が、番号順ではないのは、おそらく、曲の性格を考慮し、流れを配慮したからだと思う(その点は、リーフレットには書いてない)。CD 1 は、激しい曲を集めていると思う。CD 2 は、比較的静かな曲が多い。CD 3 は、よりチェンバロ的な奏法の HWV 426 に始まり、その後、充実した作品でばっちり締めくくっている。

ハノーファーの南の都市ヒルデスハイム Hildesheim 出身のシルマーの演奏は、熱くて明朗。安定した技巧。彼女のタッチは美しい。妙な感想だが、同じように熱いアルゲリッチのバッハと比較して思うに「シルマーはドイツ的」。だが、彼女の演奏を「きつい。重すぎる」と感じる人もあるだろう。つまり、ヘンデルのクラヴィーア曲が本来チェンバロで演奏されたことを思えば、彼女の演奏は重すぎるかも知れない。

この商品購入後、私は、その CD 3枚を一気に聴き通してしまった。年末になって、こういうピアニストに出会えたのは、私にとって、うれしいクリスマスプレゼントだった。

ヒューイットも、うかうかしていられないぞ。

Handel_schirmer

ジャケット背表紙

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