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2009年9月28日 (月)

ヘンデル:オペラ・アリア集 聴き比べ


Schafer


Handel
Alcina - Arias (Alcina & Morgana) & Suites
Christine Schäfer, soprano
Berliner Barock Solisten
Rainer Kussmaul, leader
Musical program, Bernhard Forck
Recorded 2008
Deutschlandradio

01 Overture / Sinfonia
02 Di', cor mio (Alcina)
03 Musette
04 Menuet
05 Ma quando tornerai (Alcina)
06 Sinfonia atto terzo
07 Numi, che intedo - Ah! Mio cor! (Alcina)
08 Gavotte - Sarabande - Gavotte da capo
09 Menuet
10 Gavotte
11 Tamburin
12 Ah! Ruggiero crudel (Alcina)
13 Ombre pallide (Alcina)
14 Entrée des Songes agréables
15 Si non quella (Alcina)
16 Entrée des Songes funestes
17 Entrée des Songes agréables effrayes et le combat des Songes
18 Mi restano le lagrime (Alcina)
19 Entrée
20 Credete a mio dolore (Morgana)


Kasarova


Handel
Sento Brillar
Arias for Carestini
Vesselina Kasarova, mezzo - soprano
Il Complesso Barocco
Alan Curtis, conductor
Recorded 2008
RCA

ヘンデル:オペラ・アリア集
ヴェッセリーナ・カサロヴァ(メッゾ・ソプラノ)
イル・コンプレッソ・バロッコ
指揮:アラン・カーティス
2008年録音

《ゲルマニア王オットーネ》HWV 15 より
01 どこにいるのか、わが人生の愛しき人よ!(オットーネ)
02 蔑まれた愛(オットーネ)

《クレタのアリアンナ》HWV 32 より
03 ああ、祖国よ!おお、市民たちよ!(レチタティーヴォ・アコンパニャート、テーゼオ)
04 死すべき人間の休息だけが(アリオーゾ、テーゼオ)
05 美しき人よ、希望が湧きます(テーゼオ)

《忠実な羊飼い》HWV 8c より
06 この心にきらめくのを感じる(ミルティッロ)
07 いとしい愛よ、ひと時でいいから(ミルティッロ)

《アリオダンテ》HWV 33 より
08 序曲
09 ああ!幸せなわが心!(レチタティーヴォ、アリオダンテ)
10 堅固な翼で(アリア、アリオダンテ)
11 わたしはまだ生きているのか?(レチタティーヴォ、アリオダンテ)
12 不実な女、戯れよ(レチタティーヴォ、アリオダンテ)
13 神々よ、わたしを生かしておくのは(シンフォニアとアリオーゾ、アリオダンテ)

《アルチーナ》HWV 34 より
14 甘い愛がわたしを魅する(ルッジェーロ)
15 緑の野、愛らしい森よ(ルッジェーロ)


Piau


Handel
Opera Seria
Sandrine Piau, soprano
Les Talens Lyriques
Christophe Rousset, conductor
Recorded 2004
naïve

01 Scipione 1726 Scoglio d'immota fronte
02 Orlando 1733 Verdi piante, erbette liete
03 & 04 Giulio Cesare in Egitto 1724 Che sento? oh Dio! Se pietà
05 Partenope 1730 L'amor ed il destin
06 Amadigi 1715 Ah spietato
07 Alessandro 1726 Brilla nell' alma un non inteso ancor
08 Rodelinda 1725 Ombre piante, ume funeste
09 Faramondo 1738 Combattuta da due venti
10 Tamerlano 1724 Cor di padre
11 Deidamia 1741 M'ai resa infelice
12 Arianna in Creta 1734 Son qual stanco pellegrino


Gauvin


HANDEL
ARIAS AND DANCES
Karina Gauvin, soprano
Tafelmusik Baroque Orchestra
Jeanne Lamon, Music Director
Recorded 1999
ANALEKTA

Alcina
01. Overture
02. Musette
03. Menuet
04. Aria "Di, cor mio" (Alcina)
05. Aria "Tornami" (Morgana)
06. Entrée
07. Menuet
08. Gavotte
09. Aria "Barbara" (Oberto)
10. Aria "Ombre pallide"
11. Entrée des songes agréables / Entrée des songes funestes / Entrée des songes agréables effrayés
12. Aria "Mi restano le lagrime" (Alcina)

Agrippina
13. Overture
14. Aria "Non hò cor che per amarti" (Agrippina)
15. Aria "Ogni vento" (Agrippina)
16. Gigue
17. Sarabande
18. Matelot
19. Aria "Vaghe perle" (Poppea)
20. Menuet
21. Bourrée I / II
22. Aria "Se giunge un dispetto" (Poppea)

結論から言うと、カリーナ・ゴーヴァン(Karina Gauvin、多分カナダ人)、ジャンヌ・ラモン(Jeanne Lamon)&ターフェルムジーク・バロック管弦楽団のが一番気に入った。

[カーティスの「アルチーナ」全曲盤]というキーで、グーグルを検索すると、あるブログに「(カーティスのアルティーナは)イントロを聴いただけで『ノリが悪〜〜い!』と思ってしまいます」と出て来る。私も、上記、カサロヴァ&アラン・カーティス盤を聴いて、カーティスの指揮は、なんとなく、ノリが悪いと感じた。それに対して、ジャンヌ・ラモンの指揮は、ノリ、キレともに良い。オケ(ターフェルムジーク・バロック管弦楽団、Tafelmusik Baroque Orchestra)も同様にキレが良い。ターフェルムジーク・バロック管弦楽団は、カナダの団体である。最近、カナダの演奏家が充実していると私は思うのだが、気のせいかな・・・(また、ANALEKTA というカナダのレーベルも良いような気がする。同レーベルのベルナール・ラガセ(Bernard Lagacé)のバッハ:オルガン全集は良かった)。

オケのノリの悪さは、シェーファー&ベルリン・バロック盤にも感じる。

ピオー、ルセ&レ・タラン・リリク盤は、個性が強すぎるので、ピオーとルセのファン以外には薦めない。

カサロヴァ&アラン・カーティス盤は、企画(カレスティーニというカストラートのレパートリーを取り上げたアリア集)が面白そうだったので、国内盤を買ったが、ちょっと、企画倒れのような気がする。カサロヴァの技巧・歌唱は充実しているので聴き応えあるが、指揮が悪いと思う。上記の4つのアルバムは、いずれも、ある種の企画物なのだが、企画物(コンセプトアルバム)というものは、指揮者のセンスや力量が、出来不出来を左右すると思う。その意味で、ゴーヴァン&ラモン盤が一番聴きやすかった。

シェーファー&ベルリン・バロック盤は面白くなかった。シェーファー&ベルリン・バロック盤は指揮者を設けていない。ベルリン・バロック・ゾリステンは、ベルリン・フィルのメンバーが作ったモダン・オケのようだが、ベルリン・フィル独特の不器用さと味気なさを感じる。そのために、シェーファーの歌唱もノリが悪く聞こえてしまう。

さて、私はヘンデルの「アルチーナ」全曲盤を買いたいと思っているのだが、歌詞対訳付きは、Archiv のカーティス盤しかない(しかも、高い)ので、困っている。

【おすすめリンク】
下記は、ヘンデルのオペラ、アリア集はもとより、様々な角度からヘンデルにアプローチ。内容・情報ともに大変充実したブログです。

ヘンデルを もっと楽しむ♪

2009 - 10 - 08更新

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