« 大地の歌 聴き比べ(2) | トップページ | 煮ても焼いても食えない作品(テューレックのゴルトベルク) »

2009年8月 3日 (月)

大西順子のサマータイム


Cruisin


クルージン
大西順子


ジャズ喫茶で「サマータイム」は、「マイナー・シックスで始まっているのが良い」という話が盛り上がったので、実際、ピアノで弾いてみると、非常に違和感のある和音であった。もともと、この曲は、ガーシュインの「ポーギーとベス」の挿入歌であり、その「ポーギーとベス」という作品自体気味の悪いオペラなので、ガーシュインは、あえて(危険な)マイナー・シックスという和音を使ったのかと思ったりした。また、この曲は「あち〜、あち〜」という雰囲気を持つ曲だが、その雰囲気をかもし出しているのが、マイナー・シックスなのかな〜などと思ったりした。

いずれにしても、私はこのマイナー・シックスという和音が非常に気になり、Wikipedia で調べてみると、どうも、この和音は「ハーフ・ディミニッシュト」「トリスタン和音」と同じ(和声学的にいうと違うだろうが)であるらしいことが分かった(ヘ(F)、ロ(B)、嬰ニ(D♯)、嬰ト(G♯))。そういう和音を曲の冒頭で使うのは、危険ではないかと思い、大西順子の演奏を聴いてみると、やはり、音楽の冒頭に、長いベースソロを入れて演奏している。お陰でスッキリ。

【追記】
マイナー・シックスというのは、ジャズではよく使うのだろうか? 私はビートルズの名曲 Yesterday(弦を2度緩めてGで弾く)をギターで弾いたことがあるが、その曲のサビの部分は、B7sus4, B7, Em, D, C, Em, Am6, D7, G である。

« 大地の歌 聴き比べ(2) | トップページ | 煮ても焼いても食えない作品(テューレックのゴルトベルク) »

ジャズ」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/276661/30817799

この記事へのトラックバック一覧です: 大西順子のサマータイム:

« 大地の歌 聴き比べ(2) | トップページ | 煮ても焼いても食えない作品(テューレックのゴルトベルク) »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

無料ブログはココログ