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2009年6月30日 (火)

シャイーのマーラー:交響曲全集(2)


MAHLER
THE SYMPHONIES
RICCARDO CHAILLY
ROYAL CONCERTGEBOUW ORCHESTRA
Symphonies No. 1 - 9
RADIO - SYMPHONIE - ORCHESTRA BERLIN
Symphony No. 10

CD 6
交響曲第6番イ短調
1. 第1楽章 25' 35 提示部繰り返し有り
2. 第2楽章 13' 20 スケルツォ
3. 第3楽章 14' 47
CD 7
1. 第4楽章 31' 00

ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団
1989年10月録音

マーラーの6番は、私にとって、もともとわけの分からない作品なので、シャイーのわけの分からないマーラー6番は好きになった。第1楽章の冒頭から驚いたのはテンポの遅さ。さらに提示部を繰り返しているので演奏が長い。しかし、私のようなマーラー勉強中の者には、シャイーの丁寧な演奏は合うかも知れない。

第2楽章に、スケルツォを持ってきているのは、普通の楽章の順番とは違うと思って、「マーラー (作曲家別名曲解説ライブラリー)」を見てみたら、この順番が普通でした(<恥ずかしながらそんなことも知らない私であった)。

第1楽章の展開部の終わりあたりで、第5交響曲のアダジエットの音形や第2交響曲の音形などが聞こえる。マーラーという人は、過去の作品の引用が好きな作曲家であるということがわかる(それはブルックナーやショスタコも同様なので今更驚かなくていいですね)。

(シャイー指揮の)第1楽章のコーダは音楽が未整理であるように感じる。そのような欠点が、シャイーのマーラーへの低い評価につながっているのかも...。(シャイーのマーラーにおいて、音楽がうまく整理できていない点は、後日、第5番の感想を書くときに書きます。)

シャイーの第6番は、そのスケールの大きさにおいて、彼の第9番よりも良いと思う。

【追記】マーラー6番のスケルツォの中間あたり(シャイーのでは 10' 26 あたり)で歌劇《カルメン》のパロディのように聞こえる部分があると私は以前から思っていたのだが間違いだろうか。

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