« Amazon.co.jp ミュージック | トップページ | 藤原由紀乃の《ゴルトベルク》 »

2009年2月14日 (土)

ユリア・フィッシャーのバッハ:ヴァイオリン協奏曲集


Bach_concrtos_fischer


Julia Fischer
Bach Concertos
Concerto for two violins in D minor, BWV 1043 - 14' 46
Violin Concerto in A minor, BWV 1041 - 13' 22
Violin Concerto in E major, BWV 1042 - 16' 28
Concertos for oboe and violin in C minor BWV 1060 - 14' 06
Julia Fischer, violin
Alexander Sitkovesky, violin
Andrey Rubtsov, oboe
Academy of St Martin in the Fields
Recording: London, 2 - 4 June 2008

バッハのヴァイオリン協奏曲は難しい作品だと思う。ヴィヴァルディの影響を受けていると言われるが、BWV 1041 第2楽章のバッソ・オスティナートはドイツ的だし、同楽章の始めのあたり(ユリア・フィシャー盤でいうと track 5 の 1' 55 あたり)に出て来るヴァイオリン・ソロの旋律は『ニーベルングの指輪』のノートゥングの動機のように輝かしい(その部分はハーンの演奏で聞くと気持ちよい)。

そして、上記作品群のリトルネッロの鮮やかなこと! その鮮やかさは、なかなか演奏するのが難しいらしく、ヒラリー・ハーンの演奏では、ほとんどヴァイオリン・ソロばっかりしか聞こえてこない(私が上記ハーンの演奏を「卒業のための課題を無難に終わらせることができた」という程度にしか評価していないのはそのためだ)。

バッハのヴァイオリン協奏曲においてはトゥッティとソロの交替が完璧でなければならない。このフィッシャー盤においても、BWV 1043, 1041 では、トゥッティとソロの交替は、うまくないし面白くない。ただし、3曲目の BWV 1042 のリトルネッロは悪くない(第1楽章の間の取り方が良い)。Academy of St Martin in the Fields は指揮者を置かなかったのがかえってよかったと思う。4曲目の「オーボエとヴァイオリンのための協奏曲 BWV 1060」は、第1楽章と第3楽章でフィッシャーのヴァイオリンと Andrey Rubtsov のオーボエが、かぶって聞こえるのが惜しい。

« Amazon.co.jp ミュージック | トップページ | 藤原由紀乃の《ゴルトベルク》 »

バッハ, ヨーハン・ゼバスティアン」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

はじめまして。

スターリングHW、ラックスL-560・・・私も同じ機材を気に入って使っております。
その上、ルボックスのB225を最近手に入れ(もちろん整備品です)、大喜びで聴いております。

こんな共通点があるので、せめてご挨拶をさせていただこうと思いました。

あっ、ユリアフィッシャーも(プロコフィエフ、グラズノフのVnコン、バッハの無伴奏)よく聴きます。

こちらのブログは、私のブログのご常連さんが「おんなじ機種を使ってるよ~」と、教えてくれました。

どうぞよろしくお願いいたします。

たっちんさん。はじめまして

コメントありがとうございます。

スターリングHW、ラックスL-560 & ルボックスのB225。さらにユリア・フィッシャー。

非常に親近感感じます。というか、この3つのシステムを愛聴している人は、日本に他にいるのだろうかと思います(私のルボックスは死にましたし...)。ラックスはうちの近所に支店があって、電話かければ、すぐに専門家が来てくれます。最近、左チャンネルからノイズが発生しました。スターリングHWが壊れたのかと思いましたが、ラックスのほうでした。しかし、いまは治りました(このアンプは不死身か?)

以前、死にかけた時も、私が誤って、スピーカケーブルをショートさせて電気ショック与えたら治りました。

ラックスのスタッフさんも「もっと古い機種を使っている人もいます」といっていますので心強いです。したがって、修理できれば使い続けたいです。McIntosh のプリメインに買い替えようかと思ったこともありますが...やめました。お金ないし....。

スターリングHWは、みかん箱とけなされますが、これに代わるスピーカ、私は知りません。

ルボックスのB225は、強烈ですよね。これに代わるプレーヤも存在しないと思います。

「もっと古い機種を使っている人が~」、それは私のことです。(笑)
L-507という、トランジスタアンプに変わって間もないころのものです。それと、10年くらい前のL-503s。合計3台あり、全部ちゃんと動いてます。(^^;

ラックスのアンプいいですよね。とりわけ、このL-560は。

スターリング、ルボックス同様、他に変わりのない製品だと思います。

それにしても、うらやましいメンテナンス環境ですね。劣化パーツさえ交換すれば、アンプは相当期間使えます。ヴォルフガングさんは、引っ越さない限り、一生安心ですね。うらやましい。

※同趣旨の記事を書いたのですが、うまくアップされていないようなので再度。万一、だぶってしまったら、申し訳ありません。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/276661/28079921

この記事へのトラックバック一覧です: ユリア・フィッシャーのバッハ:ヴァイオリン協奏曲集:

« Amazon.co.jp ミュージック | トップページ | 藤原由紀乃の《ゴルトベルク》 »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

無料ブログはココログ