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2007年5月 1日 (火)

モーツァルト:弦楽四重奏曲《ハイドン・セット》その6

386

弦楽四重奏曲第14番〜第19番『ハイドン・セット』 グァルネリ四重奏団

これまた、HMV.co.jpの25%オフキャンペーンで、1,370円と安かったので、買ってみました。このような新しくないスタイルの演奏の方が、私には意外に面白く感じられます。いや、意外に面白く感じられるどころか、むしろこういう癖のない聴きやすい演奏が、モーツァルトの弦楽四重奏曲の深い味わいを私たちに十分教えることができると思いました。グァルネリのモーツァルトはそういう演奏です。

それに対し、新しい録音であるモザイク四重奏団のモーツァルトは私にとってはNG。クレンケ四重奏団の13,14番も、ふところが深くなく面白くなく、エマーソン弦楽四重奏団の16,18番も面白くありませんでした。

エマーソン弦楽四重奏団は、ベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲集もピンと来なかったんですが、この人たちは、モーツァルトとベートーヴェンは下手なんじゃないでしょうか。バルトークはすごくいいのですが..。

ウィーン弦楽四重奏団の16,18番(特に18番)は非常に気に入りました。よって同弦楽四重奏団の「モーツァルト:後期10大弦楽四重奏曲集」を買うことにしました。非常に楽しみです。

それから、私は、たまたま、ジュリアードの《狩》《不協和音》の1962年録音アナログ盤を持っていたので、聴いてみたんですが、77年録音より、当然若々しく元気がよくて、77年盤を越えるように思えました。この《ハイドンセット》ジュリアード/62年録音盤は、現在廃盤になっているようですが、何とか手に入れたいです。

このように、新旧様々な盤を聴きくらべれば、いずれ、総括的にこの作品群(モーツァルト:弦楽四重奏曲)と、各団体のその演奏について語れるでしょう。

K387について、音楽之友社の「作曲家別 名曲解説 ライブラリー」を見てたら、下図の青線で示した4度音程は、この作品の「ウア・モティーフ」なんですね(作品全体の統一性については4月20日のハイドンセットその2にも書いてます)。私はいずれバルトークの弦楽四重奏曲について書こうと思ってますが、バルトークがやったことの意味を理解する上で、モーツァルト、バッハ、そして勿論ベートーヴェンを聴くことは有意義です。

K387_2


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