« モーツァルト:弦楽四重奏曲《ハイドン・セット》その6 | トップページ | エディット・マティスのエクスルターテ・ユビラーテ »

2007年5月 8日 (火)

モーツァルト:弦楽四重奏曲《ハイドン・セット》その7

Mozart_vienna_5cd

モーツァルト:後期10大弦楽四重奏曲集
ウィーン弦楽四重奏団
5枚組/カメラータ・トウキョウ/24Bit 96KHz Remastering


ウィーン弦楽四重奏団の「モーツァルト:後期10大弦楽四重奏曲集」が届いたのでリポートします。まず、このボックスは、1975年から90年に録音された寄せ集めだったんですね。データは以下の通り、

・1975年/テルデック・スタジオ(ウィーン)
 15番 ニ短調 K421
 16番 変ホ長調 K428
 17番 変ロ長調 K458《狩》

・1976年/入間市市民会館
 18番 イ長調 K464
 
 メンバーは、
 ウェルナー・ヒンク(第1ヴァイオリン)
 ヘルムート・プッフラー(第2ヴァイオリン)
 クラウス・パイシュタイナー(ヴィオラ)
 ラインハルト・レップ(チェロ)

・1989年、1990年/スタジオ・バウムガルテン(ウィーン)
 14番 ト長調 K387
 19番 ハ長調 K465《不協和音》
 20番 ニ長調 K499《ホフマイスター》
 21盤 ニ長調 K575
 22番 変ロ長調 K589
 23番 ヘ長調 K590
 
 ウェルナー・ヒンク(第1ヴァイオリン)
 フーベルト・クロイザマー(第2ヴァイオリン)
 クラウス・パイシュタイナー(ヴィオラ)
 フリッツ・ドレシャル(チェロ)
 
 プロデューサーはいずれも井坂紘(いさかひろし)という人です。
 
まぁ、期待はずれといっていいでしょう。単品で購入したK428(16番)とK464(18番)が良かったので期待したのですが、《14番 ト長調 K387》は第1,2楽章が躍動感なく良くなく《15番 ニ短調 K421》は賛否あるかも知れないが、私の印象では弛緩して私の好みではないです。

(ニ短調 K421は、なんだか、今まで聴いたものの中に「これはいい」という名演を見つけていない気がします。この作品は大好きなんですが..)

ズズケ四重奏団が、カール・ズスケ(Karl Suske)を中心とする団体なら、ウィーン弦楽四重奏団はウェルナー・ヒンク(Werner Hink)を中心としたサウンドどいっていいでしょう。

第17番 変ロ長調 K458《狩》では、遅いテンポ、レガートで歌いまくっておおらかすぎるという気がします。よって、(その他の曲を含め全曲を通して)おおらかでないほうがいい楽章は、そのおおらかさが、マイナスです。

上記傾向例外は《不協和音》です。第1楽章は速いテンポが心地よく非常にノリがよく、その他の楽章もアグレッシヴにさえ聞こえます。この団体はどうもつかみどころない。その意味でちょっと苦手です。

【Amazon.co.jpへのリンク】

« モーツァルト:弦楽四重奏曲《ハイドン・セット》その6 | トップページ | エディット・マティスのエクスルターテ・ユビラーテ »

モーツァルト」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/276661/6350468

この記事へのトラックバック一覧です: モーツァルト:弦楽四重奏曲《ハイドン・セット》その7:

« モーツァルト:弦楽四重奏曲《ハイドン・セット》その6 | トップページ | エディット・マティスのエクスルターテ・ユビラーテ »

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        

カテゴリー

無料ブログはココログ