2018年8月14日 (火)

Rachmaninov: The Piano Concertos Paganini Rhapsody Valentina Lisitsa London Symphony Orchestra Michael Francis

Valentina_lisitsa

Rachmaninov:
The Piano Concertos
Paganini Rhapsody
Valentina Lisitsa, piano
London Symphony Orchestra
Michael Francis, conductor
2009 / 2010年録音
Piano: Steinway Model D (Hamburg)

久しぶりに聴いてみた。

・速めのテンポ。

・ヴァレンティーナ・リシッツァのラフマニノフは、自然体で癖がないと思っていたが、第3番あたりでは、力が入る。←しかし、それは当たり前か。

・久しぶりに聴いてみて、分かったのだが、このラフマニノフ(協奏曲4曲)は他人に推薦できる。←なぜなら、これはおそらく模範的な演奏だからだ。

・浅田真央さんを好きな人は、これを買うべし(ラフマニノフ2番/ソチオリンピック)。

・このアルバムは、大音量で聴くと、迫力がある。

・ただし、残念なのは、このアルバム(ASIN: B00B2TTVNU)は、2013年当時 ¥ 2,168 だったのが、いまでは ¥ 2,713 になっている(アマゾンJP/2018年8月14日現在)

【追記1】 このアルバム、「パガニーニの主題による狂詩曲 op.43」も良い演奏ではないか(!)

【追記2】 でも、やっぱり、ラフマニノフ3番はホロヴィッツ盤が一番良いのか。いや、それを言っちゃおしまいか。





【譜例】

Rachmaninov_3_01
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 第1楽章 第1主題(midi


Rachmaninov_3_02_02
・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第3番 第2楽章 変奏曲の主題(オーボエによる)(midi


展開部から再現部への移行部に第1主題の再現を兼ねたカデンツァが置かれている。ラフマニノフはこれを穏やかな短いもの(「オリジナル」もしくは「小カデンツァ」)と、重厚な和音を使った派手なもの(「オッシア」もしくは「大カデンツァ」。右参照)の2種類を用意しているが、難易度の高い後半部は共通であり巷間でいわれている難易度の差は無い。midi

Rachmaninov_pf_concerto_3_ossia
オッシア(大カデンツァ)の一部。様々な和音が飛び交う。(ウィキペディアより)

・リシッツァは「大カデンツァ」を弾いているのだろうか。←よく分からない。

首相 自民党改憲案を次期国会提出へ 党内議論加速の考え(2018年8月12日)/政治のことは、あまり書きたくないが

首相 自民党改憲案を次期国会提出へ 党内議論加速の考え

安倍総理大臣は山口県下関市で講演し、憲法改正について「いつまでも議論だけを続けるわけにはいかない」と述べ、次の国会に自民党の憲法改正案を提出できるよう党内議論を加速させたいという考えを示しました。(2018年8月12日 22時15分 NHK オンラインより)

(下に続く)

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2018年8月13日 (月)

グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)聴き比べ(4)/あきらめなかった/でもダメだった/グールドの歌声を消してしまったら同じ周波数のピアノの音も消される/それじゃ、ダメなんです/ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/08/1955-a8ee.html の続き

==

やっぱり、あきらめなかった。

しかし、これもダメだった! グールドの歌声は聴けなかった(下記)。

Goldberg_1

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年録音)(紙ジャケット仕様) Limited Edition / SRCR 1921 / 1997


とにかく私が聴きたいのは、グールドの歌声(!)。なぜなら、グールドの歌声を消してしまったら同じ周波数のピアノの音も消されるだろう・・・。それじゃ、ダメなんです。


Goldberg_2

Glenn Gould Plays Bach: Goldberg Variations Bwv 988 - The Historic 1955 Debut Recording; The 1981 Digital Recording

↑このシリーズもダメだろう。私は、このシリーズの『平均律全巻/グレン・グールド』を持っているが、やっぱり歌声は聴こえない。
↑今度こそあきらめた。
↑これで終わり。




【まとめ】

Gould_2

グレン・グールド/ザ・コンプリート・オリジナル・ジャケット・コレクション(2007年発売)

の中の「ゴルトベルク」のみが良い。なぜなら、ちゃんとグールドの歌声が聴こえるから・・・。


そして、以下5種は全滅(!)。


Bach The Goldberg Variations Glenn Gould (ASIN: B000UH8HPS/JAN: 0886971474527/2007)


Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6/JAN: 0889854807429/2017)


Gould

Bach The Goldberg Variations Glenn Gould (ASIN: B0000028NE/SMK 52594/1992)


Gould

バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド(1955年録音)(紙ジャケット仕様/SICC 639/2007)


Goldberg_1

バッハ:ゴールドベルク変奏曲(1955年録音)(紙ジャケット仕様) Limited Edition / SRCR 1921 / 1997




【ゴルトベルク変奏曲の構造(アナリーゼ)】

アリア

第1変奏 2声、インヴェンション、「ポロネーズ」、4分の3拍子
第2変奏 3声、シンフォニア、「トリオ」、4分の2拍子
第3変奏 2声、同度のカノン(ユニゾン)、自由なベースライン、「パストラール」、8分の12拍子

第4変奏 4声、模倣、「パスピエ」、8分の3拍子
第5変奏 2声、インヴェンション、1段または2段鍵盤、両手の交差、4分の3拍子
第6変奏 2声、2度のカノン、自由なベースライン、8分の3拍子

第7変奏 2声、ジーグ、8分の6拍子
第8変奏 2声、インヴェンション、2段鍵盤、両手の交差、「協奏曲」、4分の3拍子
第9変奏 2声、3度のカノン、自由なベースライン、4分の4拍子

第10変奏 4声、フゲッタ、2分の2拍子
第11変奏 2声、ジーグ、2段鍵盤、両手の交差、16分の12拍子
第12変奏 2声、4度のカノン(回転)、自由なベースライン、4分の3拍子

第13変奏 2声、ソプラノアリア、4分の3拍子
第14変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、4分の3拍子
第15変奏 2声、5度のカノン(回転)、自由なベースライン、ト短調、4分の2拍子

第16変奏 フランス風序曲、2分の2拍子 - 8分の3拍子
第17変奏 2声、協奏曲、第14変奏に似ている、4分の3拍子
第18変奏 2声、6度のカノン(アラ・ブレーヴェ)、ストレッタで、自由なベースライン、「stilus antiquus」、2分の2拍子

第19変奏 3声、メヌエット、8分の3拍子
第20変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、後打音(16分音符)、4分の3拍子
第21変奏 2声、7度のカノン、自由な半音階的ベースライン、ト短調、「ラメント」、4分の4拍子

第22変奏 3声、フガート、自由なベースライン、リチェルカーレ様、2分の2拍子
第23変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、速い連続走句、両手の交差、後打音(和音)、4分の3拍子
第24変奏 2声、8度のカノン、自由なベースライン、「パストラール」、8分の9拍子

第25変奏 2声、ソプラノアリア、半音階的、「stile Monodico」、(ヴァイオリン・ソロ)、ト短調、4分の3拍子
第26変奏 和音によるサラバンド、4分の3拍子、飾り気のないアリア(高音部)と16分の18拍子の速い連続走句、両者は両手で交互に奏される、2段鍵盤
第27変奏 2声、9度のカノン、自由なベースラインを伴わない、8分の6拍子

第28変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、「練習曲」、トリル、ダブルトリル、4分の3拍子
第29変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、後打音付き「練習曲」、「トッカータ」、4分の3拍子
第30変奏 3声、クォドリベート、自由なベースライン、4分の4拍子

アリア

(以上、コロリオフ盤のリーフレットより)

【メモ】 夜を往(ゆ)け/中島みゆき/2018年6月5日に私が書いたアマゾンJPカスタマーレビューのコピー

Miyuki

夜を往(ゆ)け/中島みゆき/1990年


【これは ASIN: B0798GS4MQ へのレビューです】

【前置き】全10曲、56分20秒のアルバム。

1990年、職場の生協の係りの人から「何か商品を買ってくれ」と頼まれ、私は、このアルバムを購入。ところが《その当時の私》には、このアルバムは、第4曲『あした』以外、印象的ではなかった。

28年ぶりにこのアルバムを聴いてみると、最後の2曲を除いて、どの曲も「愛の不毛」を歌った歌、かつ、最後の2曲を除いて、どの曲も同じ色調・・・やっぱり、依然として、このアルバムはマニアックなアルバムだと私は思った。ところが、よく聴いてみると:

【本文】

・私が気に入った曲は、第2曲『二つの炎』第7曲『遠雷』第8曲『ふたりは』です。

・以下、私が気になったフレーズなど。

第2曲『二つの炎』「♪むさぼりあった季節は過ぎて」「♪ほどける糸のように今 愛が終わってゆく」「♪すがるだけの追わなくても手に入る女になった」比較的短い歌詞だが心を打つ。

第3曲『3分後に捨ててもいい』
中島さんの楽曲に『かもめはかもめ』という曲があるが『3分後に捨ててもいい』の中にもカモメが出て来る。北国出身の彼女が歌うと本物のカモメをイメージできる。「♪こんなビルの隙間にも 白いカモメが飛んでいる 紙きれみたいな人生が ねぐら探している」←流れが良い曲。

第4曲『あした』「♪何もかも愛を追い越してく」「♪ナイフならあなたを傷つけながら折れてしまいたい」この歌は長調に始まり短調に終わる。アウトロで長調に戻る。

第5曲『新曽根崎心中』「♪親しんで楽しんでいとしんで愛(かな)しんで苦しんで ただ愛のもくずね」←このリフレインが印象的。熱唱。

第6曲『昔の君』これは私自身の人生経験を思い起こさせる。私事で恐縮ですが、かく言う私も、恋愛していた頃の若い自分自身が妬ましい。

第7曲『遠雷』「♪答など求めないそんな女はいないわ」「♪ああ今夜もほだされて舞い戻る腕の中 せつなく乱されて遠ざかる雨の音」←抜け出せない情事。

第8曲『ふたりは』は、転調がシャンソンっぽい。長い曲。

「♪緑為す春の夜に ふたりは(以下略)」に行き着く。なんとなくバラード(物語詩)っぽい。

第9曲『北の国の習い』一転レゲエ。怖い歌詞だが正調中島節。

第10曲『with』「♪でも、ひとりきり泣けても ひとりきり笑うことはできない」←ポジティヴな歌で締めている。

・以上、歌詞の引用が多く、長いレビューになってしまいましたが・・・。

【結論】

結局、このアルバムは、よく聴いてみると《最後の2曲を除いて、どの曲も同じ色調・・・ではなく・・・しかもマニアックなアルバムでもなかった》。


(C) Apple Music シュトックハウゼン:ピアノ曲 I-XI/ザビーネ・リープナー(2CD)

Stockhausen_sabine_liebner
(C) Apple Music 検索キーワード:Stockhausen Sabine Liebner

シュトックハウゼンという作曲家も、ザビーネ・リープナーというピアニストも好きなのだが、いまをそれを聴く気になれない。それを聴く気力と体力がないから。

これは、パスしようかな。


【収録情報】
Disc1
シュトックハウゼン:
1. ピアノ曲 XI 作品番号7(1956)Version 1
2. ピアノ曲 I 作品番号2(1952/53)
3. ピアノ曲 II 作品番号2(1952/53)
4. ピアノ曲 III 作品番号2(1952/53)
5. ピアノ曲 IV 作品番号2(1952/53)
6. ピアノ曲 VIII 作品番号4(1954)
7. ピアノ曲 VII 作品番号4(1954/55)
8. ピアノ曲 VI 作品番号4(1954/55/61)

Disc2
9. ピアノ曲 XI 作品番号7(1956)Version 2
10. ピアノ曲 V 作品番号4(1954)
11. ピアノ曲 IX 作品番号4(1954/61)
12. ピアノ曲 X 作品番号4(1954/61)

ザビーネ・リープナー(ピアノ)

録音時期:2015年12月5,6日(7,10,11)、2016年9月19-21日(1,8,9)、2017年6月14日(2-6)、2018年2月21-23日(12)
録音場所:ミュンヘン、バイエルン放送スタジオ2(1-11) バイエルン放送スタジオ1(12)
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)


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