2017年4月28日 (金)

【メモ】 広江克彦先生著「趣味で物理学」で電磁気学を学習する(その2)ローレンツ力、磁化ベクトル、および、微分形のアンペールの法則/ページが前後してすみません(汗;;

Hendrik_antoon_lorentz
Hendrik Antoon Lorentz (1853-1928)

ヘンドリック・アントーン・ローレンツ(Hendrik Antoon Lorentz、1853年7月18日 - 1928年2月4日)は、オランダの物理学者。ゼーマン効果の発見とその理論的解釈により、ピーター・ゼーマンとともに1902年のノーベル物理学賞を受賞した。ローレンツ力、ローレンツ変換などに名を残し、特に後者はアルベルト・アインシュタインが時空間を記述するのに利用した。(ウィキペディアより)

ローレンツ変換のローレンツさんとローレンツ力のローレンツさんは同じ人だったのか(!)


以下、広江克彦先生著「趣味で物理学」より

2.9 ローレンツ力(抄)

 前の節は電流によって磁場が発生するという話であったが、この節では逆に、磁場によって電流が力を受けるという話をする。

(中略)

1A(アンペア)の定義:1m 離して置いた同じ大きさの平行に流れる電流の間に働く力 1m あたり 2× 10-7 N(ニュートン)であるとき、この電流の大きさを 1A とする(P. 112)。(ついでに、1クーロンの定義:電流は電荷の流れであり、1秒間に1クーロンの電荷が流れている状態が1アンペアだと言えるようにクーロンの単位を決めたのである。では1アンペアの定義はどうなっているかと言えば、電流同士の間に働く力を元に定義されている。1メートル離して置いた2本の導線にそれぞれ同じ量の電流を流し、その間に働く力が1メートルあたり 2× 10-7 ニュートンであるとき、その電流を1アンペアとしている。P. 87)

Lorentz_force_20170428_02

(広江克彦著「趣味で物理学」111〜114ページより)


Magnetization_20170428

【注意】 「磁化ベクトル」について著者による補足説明が付いてます:「上の説明はすっきりしていて気に行っているのだが、少し難点がある(以下省略)」

※ ページが前後してすみません。実際、私は同書を行ったり来たりして読んでます(汗;;

(広江克彦著「趣味で物理学」114〜117ページより)


Amperes_circuital_law_20170428

 これは電流密度が存在するところではその周りに微小な右回りの磁場の渦が生じているということ表している。これを「微分形のアンペールの法則」と呼ぶ。注意すべきことは今の段階では右辺の電流密度が時間的に変動しない場合のみを考えているということである。

(広江克彦著「趣味で物理学」110ページより)

ベクトルポテンシャルB = rot AA)(同書108ページ)」というものを導入すると「微分形のアンペールの法則」が導かれる。ただし、その「微分形のアンペールの法則」は電流密度が時間的に変動しない場合のみを考えているということに注意をしなければならない・・・ということですね?

そして、同書「第2章 電磁気学」の最後の節「2.12 マクスウェル方程式の完成(123ページ)」の「アンペール・マクスウェルの法則」を導くところで「先ほどアンペールの法則の式の両辺について div を計算したときにこの関係式 div i = - ∂ρ/∂t が出てこなかったということは事実と矛盾しているのである」と書いてあるのは上記の事を指してあるのでしょうか?


【余談】

ところで、アンペールさんが、アンペアという単位を定義したとすれば、その当時、つまり19世紀初めに「1メートル離して置いた2本の導線にそれぞれ同じ量の電流を流す」ということが、実験的に(技術的に)できたというのが「スゴい!」と思う。「その日アンペールはアカデミーの面々の前で、2本の導線を並行におき、それらに電流を流すと2本の導線が引き合ったり反発しあったりするという実験を披露した(電流の向きによって動きが変わる)」。アンドレ=マリ・アンペール(André-Marie Ampère, 1775-1836)ウィキペディアより。あるいは、後の時代の人が、アンペール(の業績)をリスペクトして、彼の名をその単位の呼称としたか?

Ampere
André-Marie Ampère (1775-1836)

Maxwell_2
James Clerk Maxwell (1831-1879)


【参考】

ベクトルポテンシャル(ウィキペディアより)

2017年4月27日 (木)

トランプ政権 対北朝鮮で経済制裁に重点 方針説明(2017年4月27日)

トランプ大統領「北朝鮮 外交で解決したいがとても困難」

アメリカのトランプ大統領は、北朝鮮が核とミサイルの開発を加速させている問題について、「外交で解決したいが、とても困難だ」と述べたうえで、北朝鮮の後ろ盾となっている中国の行動を見守る姿勢を示しました。

トランプ大統領は、まもなく就任から100日となるのを前に27日、ロイター通信のインタビューに応じ、北朝鮮が核とミサイルの開発を加速させている問題について、「われわれは外交で解決したい。しかし、とても困難だ。最終的に北朝鮮と大規模な衝突になる可能性もある」と述べ、厳しい認識を示しました。(以下省略)(2017年4月28日 12時06分 NHK オンラインより)

最悪の事態は避けたい!


トランプ政権 対北朝鮮で経済制裁に重点 方針説明

アメリカのトランプ大統領は、ホワイトハウスで上院議員全員を対象に、核とミサイルの開発を加速させる北朝鮮への対応について説明する異例の会合を開き、トランプ政権としては、経済制裁に重点を置くとともに、外交努力を通して北朝鮮への圧力を強め、核・ミサイルの開発計画を断念させるという方針を説明しました。(以下省略)(2017年4月27日 12時08分 NHK オンラインより)

一応、安心。
というのも、もし、日米空軍・海軍が、日本海に展開し、そして、北朝鮮が日本海に向けてミサイルを発射したなら、米国はそれを宣戦布告とみなし・・・。


でも、まだ油断できない。

(C) Apple Music ピアノ愛奏曲集 中村芙悠子(なかむらふゆこ)/美人であるだけではだめ/リスナーは甘くない

Fuyuko_nakamura
(C) Apple Music 検索キーワード:中村芙悠子

このアルバム、いまのところ、あまり売れていない。美人であるだけではだめ。リスナーは甘くない。


【Amazon.co.jp へのリンク】

ピアノ愛奏曲集
中村芙悠子

【Apple Music で、またまた節約】 Wolfgang Amadeus Mozart: Don Giovanni Sherrill Milnes, Anna Tomowa-Sintow, Peter Schreier, Edith Mathis, Wiener Philharmoniker / Karl Böhm

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Don Giovanni Karl Böhm Live Recording from the 1977 Salzburg Festival



Don_giovanni_bohm_new
(C) Apple Music 検索キーワード:Don Giovanni Bohm

ベームの1977年、ザルツブルク・ライブ録音盤(上記)は、1967年録音盤(下記)に比べると、やはり、ベームが衰えている。買わない。



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(C) Apple Music 検索キーワード:Don Giovanni Bohm

すなわち、上記、1967年録音盤を入手できないなら、1977年、ザルツブルク・ライブ録音盤を買うけど、1967年録音盤(ただし、中古)を、既に入手したから、後者を買わない。


【関連記事】

Wolfgang Amadeus Mozart: Don Giovanni Dietrich Fischer-Dieskau, Ezio Flagello, Birgit Nilsson, Peter Schreier, Martina Arroyo, Martti Talvela, Reri Grist, Alfredo Mariotti, Orchester des Nationaltheaters Prag / Karl Böhm

2017年4月25日 (火)

シノーポリのマーラー:交響曲全集の「オリジナル盤」と「Eloquence 盤」の音を聴き比べる

Mahler

上記の左のアルバムは火災で焼損したので、Amazon ポイントで購入(再取得)。


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Mahler: The Complete Recordings Philharmonia Orchestra Giuseppe Sinopoli


10_symphonien

Mahler: Die 10 Symphonien Philharmonia Orchestra Giuseppe Sinopoli


シノーポリのマーラー:交響曲全集の「オリジナル盤」と「Eloquence Ambient Surround Imaging 限定盤」を聴き比べる

シノーポリのマーラー:交響曲全集のオリジナル盤(高い方)を、再取得(←私事ですがこれは2009年の私の自宅火災で焼損した)。

結論から言うと、私、聴き慣れた「オリジナル盤」のほうじゃないとだめでした。

「オリジナル盤」のほうが、うるさいが迫力ある。私は、オデオ用語を知らないからうまく説明できませんが、両者を(ボリューム・コントロールで)同じ大音量で聴いたとき「オリジナル盤」のほうがシノーポリの強烈な「フォルティッシモの迫力」において勝っているし・・・また、ディテールも(テクスチュアも?)よく聞こえるような気がする。

Eloquence の方がオデオ的に自然な音に近いと思う・・・が、Eloquence は、ディテールが聞こえにくいかも知れない(←ベールをかけられたように、ややくもっている音?)。その意味で「シノーポリを聴く」には適さないかも知れない。

ただし、Eloquence のほうは「オリジナル盤」より「ソフトな音」になっているので、マーラーを長時間聴く(=マーラーの形式を研究するために同じ曲を繰り返し聴くなど)には、Eloquence のほうが疲れない・・・よって、マーラーの長い作品全体を俯瞰するためには、Eloquence のほうが適しているかも知れない・・・。

Amazon カスタマーレビューさん「どんな轟音でも少し離れた所で鳴っているので、旧盤と比較して20%くらい音圧が落ちて聴こえるかも知れない
しかしそれは向上のためのマイナスであり、逆に20%音量を上げてやれば、定位感が増したままで迫力は同等以上に上がるのである」
というのが、的を射ていると思う。

追伸)これを書くと、Amazon カスタマーレビューで、「参考にならなかった」に1票投じられそうなので、書かないでおこうと思ったが・・・やっぱり、書く。この全集におけるシノーポリのマーラーは、第2、5、6番のみが超名演。あとは、その3曲に及ばない。

«Wolfgang Amadeus Mozart: Don Giovanni Dietrich Fischer-Dieskau, Ezio Flagello, Birgit Nilsson, Peter Schreier, Martina Arroyo, Martti Talvela, Reri Grist, Alfredo Mariotti, Orchester des Nationaltheaters Prag / Karl Böhm

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