2018 年(前半)に私が購入した CD ベスト10

2018 年(前半)に私が購入し、気に入った CD ベスト10(順位なし)。
ただし、録音または発売日が比較的新しいもの。


Mejoueva

Irina Mejoueva plays Bösendorfer
2017年セッション録音

Johanna_rose_1

C.P.E. Bach (1714-1788) :
3 Sonatas for Viola da Gamba
Johanna Rose, viola da gamba
Javier Núñez, harpsichord
2017年発売

Conunova

Prokofiev
Violin Sonata Nos.1, 2
Alexandra Conunova, violin
Michail Lifits, piano
2017年録音
apartemusic.com

Kawamura

Chopin
24 Préludes
Polonaise-Fantaisie
Hisako Kawamura (piano)
2017年録音
使用楽器:ベーゼンドルファー Model 290 インペリアル

Kozena

Cole Porter
Magdalena Kožená
Ondřej Havelka & His Melody Makers
2017年録音

2018年7月17日 (火)

グラジナ・バツェヴィチ:ヴァイオリン協奏曲第1番、第3番、第7番、および、ヴァイオリン協奏曲第2番、第4番、第5番/ジョアンナ・クルコヴィチ(ヴァイオリン)/ウカシュ・ボロヴィツ(指揮)/ポーランド放送交響楽団

Bacewicz_1

Grazyna Bacewicz (1909-1969)
Violin Concertos Nos 1, 3 and 7

1-3 Concerto No. 7 for Violin and Orchestra (1965) [21:57]
4-6 Concerto No. 3 for Violin and Orchestra (1948) [23:08]
7-9 Concerto No. 1 for Violin and Orchestra (1937) [12:22]
10 Overture (1943) [5:51]

Joanna Kurkowicz, violin
Polish Radio Symphony Orchestra
Lukasz Borowicz, conductor
Chandos 10533 (2009)
2008 / 09年録音

【収録情報】
バツェヴィチ:
・ヴァイオリン協奏曲第7番
・ヴァイオリン協奏曲第3番
・ヴァイオリン協奏曲第1番
・序曲
 ジョアンナ・クルコヴィチ(ヴァイオリン)
 ポーランド放送交響楽団
 ウカシュ・ボロヴィツ(指揮)

(以上、HMV.co.jp より)


Bacewicz_2

Grażyna Bacewicz (1909-1969)
Violin Concertos Nos 2, 4 and 5

1-3 Concerto No. 4 for Violin and Orchestra (1951) [26:43]
4-6 Concerto No. 5 for Violin and Orchestra (1954) [22:47]
7-9 Concerto No. 2 for Violin and Orchestra (1945) [31:00]

Joanna Kurkowicz, violin
Polish Radio Symphony Orchestra
Lukasz Borowicz, conductor
Chandos 10673 (2011)
2010 / 11年録音


【収録情報】
バツェヴィチ:
・ヴァイオリン協奏曲第4番
・ヴァイオリン協奏曲第5番
・ヴァイオリン協奏曲第2番

 ヨアンナ・クルコヴィチ(ヴァイオリン)
 ポーランド放送交響楽団
 ウカシュ・ボロヴィツ(指揮)

(以上、HMV.co.jp より)


私の評価:グラジナ・バツェヴィチ:Vn 協奏曲のユニークな形式を聴かせる第1、2巻。いずれも名盤:Stars5

・第1巻(CHAN10533)、第2巻(Chandos 10673)の感想をまとめて書くと:

・私は、上記、2つのアルバムを、2011年に取得したのだが、1度しか聴いていなかった。ピョントコフスカ=ノヴィツカ(ヴァイオリン)のバツェヴィチを聴いたのをきっかけに、久しぶりにこれを聴いてみた。

・第1巻は、第一声がカッコいい(第7番)。

・第1巻において、ヨアンナ・クルコヴィチは、その技巧もさることながら比較的端正な演奏をしていると思う・・・確かに、第1巻(第7番を除く)第1、3番には聴き易さがある。その端正さ・聴き易さゆえに、第1巻は「数々の音楽賞に輝いた」のだろう。

・第1巻は、フランス、ドイツなど「欧州各国の数々の音楽賞に輝いた」とHMV.co.jp の「商品説明」に書いてある。

・第2巻は、第1巻より、民俗性、個性、叙情(あるいは技巧)が強調されてあると思う。バツェヴィチのヴァイオリン協奏曲は、どれもユニークな形式を聴かせる名曲だが、第2巻の最後を飾る第2番は圧巻かな。


【参考動画】

(C) Apple Music 『20世紀のピアノ作品集〜グバイドゥーリナ、ペルト、シルヴェストロフ、ウストヴォリスカヤ、シュニトケ、デニソフ』/オリガ・アンドリュシチェンコ

Andryushchenko
(C) Apple Music 検索キーワード:Andryushchenko

オリガ・アンドリュシチェンコ(Olga Andryushchenko)さん。なかなかの技巧で頑張っているが、全体的に粗い。
「グバイドゥーリナ:シャコンヌ」「ウストヴォリスカヤ:ピアノ・ソナタ第6番」は、これまでに発売された演奏を超えるものではない。
このアルバムは「Apple Music」で聴けば十分。買わない。


【収録情報】
● グバイドゥーリナ:シャコンヌ
● デニソフ:3つの前奏曲
● シルヴェストロフ:ピアノ・ソナタ第1番
● ウストヴォリスカヤ:ピアノ・ソナタ第6番
● ペルト:アリーナのために
● ペルト:パルティータ Op.2
● シュニトケ:ピアノ・ソナタ第3番

 オリガ・アンドリュシチェンコ(ピアノ)

 録音時期:2017年7月
 録音場所:モスクワ音楽院大ホール
 録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)

(HMV.co.jp より)

2018年7月16日 (月)

【前置き】 グラジナ・バツェヴィチ/アレクサンドル・タンスマン/クシシュトフ・ペンデレツキ:ヴァイオリンとピアノのための作品集/ピョントコフスカ=ノヴィツカ(ヴァイオリン)/チェルヴィンスカ=シムラ(ピアノ)

Nowicka

Bacewicz, Tansman, Penderecki
Works for violin and piano
Karolina Piątkowska-Nowicka, violin
Bogna Czerwińska-Szymula, piano
2017年録音
DUX 1399


Grażyna Bacewicz (1909-1969)
IV Sonata na skrzypce i fortepian | Sonata No.4 for violin and piano (1949)
01. I Moderato. Allegro non troppo [5:08]
02. II Andante ma non troppo [4:46]
03. III Scherzo. Molto vivo [3:19]
04. IV Finale. Con passione [5:21]

Alexander Tansman (1897-1986)
Fantazja na skrzypce i fortepian | Fantasy For Violin And Piano (1963)
05. I Divertimento [3:09]
06. II Elegie [4:19]
07. III Fuga [2:18]
08. IV Improvisazione [2:51]
09. V Canon [1:24]
10. VI Finale-Scherzo [3:04]

Krzysztof Penderecki (*1933)
II Sonata na skrzypce i fortepian | Sonata No. 2 For Violin And Piano (1999)
11. I Larghetto [4:24]
12. II Allegretto scherzando [4:15]
13. III Notturno [12:08]
14. IV Allegro [9:26]
15. V Andante [4:01]


・私の主観では、ピョントコフスカ=ノヴィツカ(ヴァイオリン)より、チェルヴィンスカ=シムラ(ピアノ)の方がうまいと思う。

・彼女らは、3人の作曲家を、ちゃんと弾き分けていると思う。

・圧巻は、ペンデレツキの「ヴァイオリン・ソナタ 第2番」(5つの楽章からなる。演奏時間は全曲で約34分。ノットゥルノは約12分)。これは、ペンデレツキ独特の(言葉は悪いが)多動的な作品。

・ペンデレツキの「ヴァイオリン・ソナタ 第2番」については、近々、アンネ=ゾフィー・ムターの録音が発売される(2018年8月10日)ので、私は、それを聴いて、ムターの演奏と、このピョントコフスカ=ノヴィツカ(ヴァイオリン)の演奏を聴き比べ、再度、感想書く。


【参考】

アンネ=ゾフィー・ムターのペンデレツキ作品集(2018年8月10日発売予定)

(続く)

2018年7月14日 (土)

グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)聴き比べ/ゴルトベルク変奏曲の構造

【前提】

私のオーディオ環境:TANNOY Stirling HW, LUXMAN L-560, marantz sa-11s1

【前置き】

グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)は、スリルがあるだけではなく、表情豊かだ。

【本文1】

グレン・グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)を聴く時、いちいち「Glenn Gould - The Complete Original Jacket Collection(2007年発売)」(下記)から取り出すのが、面倒臭くなったので


Gould_2

Glenn Gould - The Complete Original Jacket Collection


下記の商品「同作品(単体)」を2つ買ってみた・・・が、
なんと、結局「Glenn Gould - The Complete Original Jacket Collection(2007年発売)」に入っている音源が私には一番良かった。←精神衛生上これが一番良い。音が粗い(荒い)のが、かえって良い(!)。←と言う訳で、私は、グールドのゴルトベルク変奏曲(1955年録音)を聴く時、面倒でもそれを「Glenn Gould - The Complete Original Jacket Collection(2007年発売)」から取り出さなければならない。←ガッカリ。


Bach The Goldberg Variations Glenn Gould (ASIN: B000UH8HPS)


Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6)

↑この2つ、買って損した。

↑何のことはない。「Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6)」(後者)のリーフレットの最後のページを見ると、そこには「Glenn Gould Remastered - The Complete Columbia Album Collection(2015年発売)」の宣伝が載っていた(下記/Also available)。ということは「Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6)」(後者)は、二番煎じ「Glenn Gould Remastered - The Complete Columbia Album Collection(2015年発売)」と同じ音源だったのだ。私のオーディオ環境で聴くと「Bach The Goldberg Variations Glenn Gould Remastered Edition (ASIN: B074PL82S6)」(後者)は音悪い(スリルがない。)。かつて、私、「Glenn Gould Remastered - The Complete Columbia Album Collection(2015年発売)」を購入しようかな、と思ったが、それを購入しなくて本当に良かった(!)

【参考画像】

Gould

すなわち、

Gould_2

Glenn Gould - The Complete Original Jacket Collection

↑私はこっちの音が断然好き(!)





【本文2】

ゴルトベルク変奏曲を聴く時、下記、コロリオフ盤のリーフレットに書いてある要約・解説が、分かりやすく、参考になる。

アリア

第1変奏 2声、インヴェンション、「ポロネーズ」、4分の3拍子
第2変奏 3声、シンフォニア、「トリオ」、4分の2拍子
第3楽章 2声、同度のカノン(ユニゾン)、自由なベースライン、「パストラール」、8分の12拍子

第4変奏 4声、模倣、「パスピエ」、8分の3拍子
第5変奏 2声、インヴェンション、1段または2段鍵盤、両手の交差、4分の3拍子
第6変奏 2声、2度のカノン、自由なベースライン、8分の3拍子

第7変奏 2声、ジーグ、8分の6拍子
第8変奏 2声、インヴェンション、2段鍵盤、両手の交差、「協奏曲」、4分の3拍子
第9変奏 2声、3度のカノン、自由なベースライン、4分の4拍子

第10変奏 4声、フゲッタ、2分の2拍子
第11変奏 2声、ジーグ、2段鍵盤、両手の交差、16分の12拍子
第12変奏 2声、4度のカノン(回転)、自由なベースライン、4分の3拍子

第13変奏 2声、ソプラノアリア、4分の3拍子
第14変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、4分の3拍子
第15変奏 2声、5度のカノン(回転)、自由なベースライン、ト短調、4分の2拍子

第16変奏 フランス風序曲、2分の2拍子 - 8分の3拍子
第17変奏 2声、協奏曲、第14変奏に似ている、4分の3拍子
第18変奏 2声、6度のカノン(アラ・ブレーヴェ)、ストレッタで、自由なベースライン、「stilus antiquus」、2分の2拍子

第19変奏 3声、メヌエット、8分の3拍子
第20変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、両手の交差、技巧的、後打音(16分音符)、4分の3拍子
第21変奏 2声、7度のカノン、自由な半音階的ベースライン、ト短調、「ラメント」、4分の4拍子

第22変奏 3声、フガート、自由なベースライン、リチェルカーレ様、2分の2拍子
第23変奏 2声、協奏曲、2段鍵盤、速い連続走句、両手の交差、後打音(和音)、4分の3拍子
第24変奏 2声、8度のカノン、自由なベースライン、「パストラール」、8分の9拍子

第25変奏 2声、ソプラノアリア、半音階的、「stile Monodico」、(ヴァイオリン・ソロ)、ト短調、4分の3拍子
第26変奏 和音によるサラバンド、4分の3拍子、飾り気のないアリア(高音部)と16分の18拍子の速い連続走句、両者は両手で交互に奏される、2段鍵盤
第27変奏 2声、9度のカノン、自由なベースラインを伴わない、8分の6拍子

第28変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、「練習曲」、トリル、ダブルトリル、4分の3拍子
第29変奏 自由な形式の技巧的協奏曲、後打音付き「練習曲」、「トッカータ」、4分の3拍子
第30変奏 3声、クォドリベート、自由なベースライン、4分の4拍子

アリア

(以上、コロリオフ盤のリーフレットより)

(続く)

フランチェスカ・アスプロモンテ・デビュー/『プロローグ〜バロック・オペラのプロローグ集』/フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)/イル・ポモ・ドーロ/エンリコ・オノフリ(指揮)

http://koshiro-m.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/c-apple-music-6.html の続き

==

Aspromonte

Prologue - Music by Monteverdi; Caccini; Cavalli; Landi; Rossi; Cesti; Stradella; Scarlatti
Francesca Aspromonte, soprano
Il Pomo d'Oro
Enrico Onofri, musical director
2016年録音


以下、アマゾンJPへのレビューのコピーです:

<---アマゾンJPへのレビュー/ここから--->


理屈抜きに楽しめるアルバム。私の評価:Stars5

・フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)は、1991年、コゼンツァ Cosenza (Italie) 生まれ。若い。
・オペラ歌手は皆、イタリア語がうまいが、彼女のイタリア語は、当然のことながら、きれい。
・このアルバムを最初に聞いた時、彼女の歌唱は、音程・リズムが不安定に聴こえた・・・が、それは、私の勘違い。ただし、彼女の歌唱は若干粗いと思う(←しかし、それは許容範囲内。)。
・彼女の歌唱は、健康的。
・彼女の歌唱は、最初から全力投球している訳ではないが、元気が良い。
・冒頭、オケの音がうるさく聴こえた(←すなわち SACD 独特の柔らかな音じゃないと思った・・・が、次第に慣れて来る。←指揮、オケ、なかなか上手い)。

【結論】 いつ頃からか忘れるぐらいに久しぶりに、聴き応えがある声に出会ったという気がする。

【追記】 このアルバムのコンセプト(プロローグ)は、犬マークのレコード屋さんの「商品説明」をご参照下さい。

<---アマゾンJPへのレビュー/ここまで--->




【収録情報】
● モンテヴェルディ:「オルフェオ」よりトッカータとプロローグ『愛するペルメッソ川のほとりから』(音楽)(7:21)
● カッチーニ:「エウリディーチェ」よりプロローグ『深い溜息と涙をむさぼる私が』(悲劇)(3:59)
● カヴァッリ:「ディド」よりシンフォニアとプロローグ『トロイアは滅びた』(イーリス)(4:03)
● カヴァッリ:「エリトリア」よりプロローグ『アリマスペの洞窟』(イーリス)(3:29)
● ランディ:「聖アレッシオ」よりシンフォニアとプロローグ『私はローマ』(ローマ)(9:54)
● ロッシ:「魔法をかけられた宮殿、または恋人の戦士」よりプロローグ『きれいな川』(絵)(3:22)
● カヴァッリ:「オルミンド」よりシンフォニアとプロローグ『私はオリュンピアの生まれではない』(和声)(7:24)
● チェスティ:「黄金のリンゴ」よりシンフォニアとプロローグ『アモーレとイメネオ』(オーストリアの栄光)(6:12)
● ストラデッラ: バスと2台のヴァイオリンのためのシンフォニア(6:42)
● チェスティ:「アルジア」よりシンフォニアとプロローグ『ゴシックの輝きの』(キューピッド)(5:03)
● ストラデッラ:「縛られた平和」より縛られた平和が寝て、目覚めて、かく言う『悲しい眼ともに』(9:19)
● A.スカルラッティ:「恋の勘違い、またはロザウラ」よりシンフォニアとプロローグ『やめなさい、稲妻よ』(ヴィーナス)(7:35)
(タイトル後の丸カッコ内は登場人物名)

フランチェスカ・アスプロモンテ(ソプラノ)
イル・ポモ・ドーロ
エンリコ・オノフリ(指揮)

録音時期:2016年12月19-22日
録音場所:トレヴィーゾ、テアトロ・デッレ・ヴォーチ・ストゥーディオ
録音方式:ステレオ(PCM HI-RES/セッション)
SACD Hybrid
CD STEREO/ SACD STEREO/ SACD SURROUND

(HMV.co.jp より)





【参考動画】





【参考画像】

このアルバムは、1枚組なのに、贅沢にも、箱に入っている(下記)。

Aspromonte_2

«J. S. Bach: 6 Brandenburg Concertos; 4 Ouvertures; Tripel Concerto BWV 1044 (3 CDs) by Münchener Bach-Orchester & Karl Richter

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